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資料2 βーガラクトシダーゼ(アスペルギルス)、βーガラクトシダーゼ(ペニシリウム) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00021.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第23回 12/26)《厚生労働省》 |
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2
承認番号
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
【組成・性状】
日局 β-ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)
0.5g(5,000単位)
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸
ポリオキシル,D-マンニトール
性状・剤形
白色〜淡黄色・僅かに甘い・水に溶かすとき,
僅かに混濁するが大部分溶ける・散剤
1972年 月
効能追加
1981年 4 月
12
2008年 月
販売開始
( 2 )便 性の改善, 便回数の減少がみられない場合には,
投与を中止すること.
3 . 副作用
乳児:総症例数6,218例中24例(0.39%)26件の副作用が
報告されている.主な副作用は発疹 4 件
(0.06%)
,腹
部膨満感 4 件(0.06%), 嘔吐 3 件(0.05%)等であっ
た.(承認時〜1976年 4 月までの集計)
成人: 総症例数395例中 4 例
(1.01%)4 件の副作用が
報告されている. 副作用の内訳は便秘 3 件
(0.76%),
発疹 1 件(0.25%)
であった.(効能追加承認時)
( 1 )重大な副作用
ショック
(頻度不明)
:ショック症状,四肢冷感,顔面
蒼白, チアノーゼ, 下痢, 腹部膨満, 嘔吐等の症状
があらわれることがあるので, このような症状があ
らわれた場合には直ちに中止すること. なお, 症状
に応じて輸液, 副腎皮質ホルモン製剤の投与など適
切な処置を行うこと.
( 2 )その他の副作用
(次の患者には投与しないこと)
【禁忌】
有効成分
( 1 g中)
22000AMX02150
薬価収載
1
貯
法:吸湿しやすいので,開封後は湿気を避けて保存,室温保存
使用期限:外箱及びラベルに表示の使用期限内に使用すること
1
日本標準商品分類番号
8 7 3 3
12
1
**2017年 0月改訂(第 版)D1
*2015年 4 月改訂
識別コード
【効能・効果】
1 . 乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善
( 1 )一次性乳糖不耐症
( 2 )二次性乳糖不耐症
単一症候性下痢症,急性消化不良症,感冒性下痢症,
白色便性下痢症, 慢性下痢症, 未熟児・ 新生児の下
痢
2 . 経管栄養食,経口流動食など摂取時の乳糖不耐により
生ずる下痢などの改善
頻度
種類
過敏症注)
消化器
0.1%未満
発疹
便秘,腹部膨満,嘔吐
注)
このような場合には投与を中止すること.
【薬物動態】
〈参考〉動物における吸収1)
ウサギの反転結紮腸管を使用し,0.05%濃度のβ-ガラク
トシダーゼ(アスペルギルス)
(9.2単位/mg)を粘膜側に添
加し,粘膜側から漿膜側への通過を,酵素活性を指標と
して検討したとき,150分で1.26%が通過した.
【用法・用量】
1 . 乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には,通
常, 1 回0.25〜0.5g(β-ガラクトシダーゼ(アスペルギ
ルス)として0.125〜0.25g)を哺乳時同時に経口投与す
る.
2 . 経管栄養食,経口流動食など摂取時の乳糖不耐により
生ずる下痢などの改善には, 通常, 摂取乳糖量10gに
対して 1 (
g β-ガラクトシダーゼ
(アスペルギルス)と
して0.5g)を食餌とともに投与する.
なお,症状により増減する.
【臨床成績】
1 . 乳 児下痢患者を対象とした臨床試験の評価対象701例
における有効以上の有効率は次のとおりであった2).
有効率(%)
疾患名
二次性乳糖不耐症
1 . 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
本人又は両親,兄弟に蕁麻疹,気管支喘息,他の薬剤
に対する過敏症,食物アレルギー等のみられる患者
2 . 重要な基本的注意
( 1 )乳 糖不耐によると判断される患者に対して使用する
こと.
1 )乳
児の場合は便のpH及び便中の糖を測定し,原則と
して次の点を基準として使用すること.
ア.便のpHが5.5以下
イ.便のpHが5.6〜6.5で,かつ便中の糖が0.5g/dL以
上
ウ.便中の糖が0.75g/dL以上
2 )1 回の食餌中の乳糖量が,原則としておおよそ20g以
上の経管栄養食又は経口流動食を摂取している患者
で, 下痢, その他乳糖不耐によると思われる症状を
生じた場合.
100.0
( 3例/
一次性乳糖不耐症
【使用上の注意】
有効以上
単一症候性下痢症
急性消化不良症
感冒性下痢症
白色便性下痢症
慢性下痢症
未熟児・新生児の下痢
(続発性)
乳糖不耐症
計
3例)
58.2
( 82例/141例)
66.1
( 80例/121例)
71.7
(142例/198例)
84.5
( 82例/ 97例)
56.8
( 21例/ 37例)
72.6
( 37例/ 51例)
77.3
( 41例/ 53例)
69.6
(488例/701例)
2.経
管栄養摂取患者226例, 経口流動食摂取患者54例の
計280例を対象とした臨床試験における有効以上の有
効率は次のとおりであった3).
有効率(%)
疾患名
経管栄養摂取患者
経口流動食摂取患者
計
1
9 / 93
有効以上
65.5
(148例/226例)
85.2
( 46例/ 54例)
69.3
(194例/280例)
承認番号
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
【組成・性状】
日局 β-ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)
0.5g(5,000単位)
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸
ポリオキシル,D-マンニトール
性状・剤形
白色〜淡黄色・僅かに甘い・水に溶かすとき,
僅かに混濁するが大部分溶ける・散剤
1972年 月
効能追加
1981年 4 月
12
2008年 月
販売開始
( 2 )便 性の改善, 便回数の減少がみられない場合には,
投与を中止すること.
3 . 副作用
乳児:総症例数6,218例中24例(0.39%)26件の副作用が
報告されている.主な副作用は発疹 4 件
(0.06%)
,腹
部膨満感 4 件(0.06%), 嘔吐 3 件(0.05%)等であっ
た.(承認時〜1976年 4 月までの集計)
成人: 総症例数395例中 4 例
(1.01%)4 件の副作用が
報告されている. 副作用の内訳は便秘 3 件
(0.76%),
発疹 1 件(0.25%)
であった.(効能追加承認時)
( 1 )重大な副作用
ショック
(頻度不明)
:ショック症状,四肢冷感,顔面
蒼白, チアノーゼ, 下痢, 腹部膨満, 嘔吐等の症状
があらわれることがあるので, このような症状があ
らわれた場合には直ちに中止すること. なお, 症状
に応じて輸液, 副腎皮質ホルモン製剤の投与など適
切な処置を行うこと.
( 2 )その他の副作用
(次の患者には投与しないこと)
【禁忌】
有効成分
( 1 g中)
22000AMX02150
薬価収載
1
貯
法:吸湿しやすいので,開封後は湿気を避けて保存,室温保存
使用期限:外箱及びラベルに表示の使用期限内に使用すること
1
日本標準商品分類番号
8 7 3 3
12
1
**2017年 0月改訂(第 版)D1
*2015年 4 月改訂
識別コード
【効能・効果】
1 . 乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善
( 1 )一次性乳糖不耐症
( 2 )二次性乳糖不耐症
単一症候性下痢症,急性消化不良症,感冒性下痢症,
白色便性下痢症, 慢性下痢症, 未熟児・ 新生児の下
痢
2 . 経管栄養食,経口流動食など摂取時の乳糖不耐により
生ずる下痢などの改善
頻度
種類
過敏症注)
消化器
0.1%未満
発疹
便秘,腹部膨満,嘔吐
注)
このような場合には投与を中止すること.
【薬物動態】
〈参考〉動物における吸収1)
ウサギの反転結紮腸管を使用し,0.05%濃度のβ-ガラク
トシダーゼ(アスペルギルス)
(9.2単位/mg)を粘膜側に添
加し,粘膜側から漿膜側への通過を,酵素活性を指標と
して検討したとき,150分で1.26%が通過した.
【用法・用量】
1 . 乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には,通
常, 1 回0.25〜0.5g(β-ガラクトシダーゼ(アスペルギ
ルス)として0.125〜0.25g)を哺乳時同時に経口投与す
る.
2 . 経管栄養食,経口流動食など摂取時の乳糖不耐により
生ずる下痢などの改善には, 通常, 摂取乳糖量10gに
対して 1 (
g β-ガラクトシダーゼ
(アスペルギルス)と
して0.5g)を食餌とともに投与する.
なお,症状により増減する.
【臨床成績】
1 . 乳 児下痢患者を対象とした臨床試験の評価対象701例
における有効以上の有効率は次のとおりであった2).
有効率(%)
疾患名
二次性乳糖不耐症
1 . 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
本人又は両親,兄弟に蕁麻疹,気管支喘息,他の薬剤
に対する過敏症,食物アレルギー等のみられる患者
2 . 重要な基本的注意
( 1 )乳 糖不耐によると判断される患者に対して使用する
こと.
1 )乳
児の場合は便のpH及び便中の糖を測定し,原則と
して次の点を基準として使用すること.
ア.便のpHが5.5以下
イ.便のpHが5.6〜6.5で,かつ便中の糖が0.5g/dL以
上
ウ.便中の糖が0.75g/dL以上
2 )1 回の食餌中の乳糖量が,原則としておおよそ20g以
上の経管栄養食又は経口流動食を摂取している患者
で, 下痢, その他乳糖不耐によると思われる症状を
生じた場合.
100.0
( 3例/
一次性乳糖不耐症
【使用上の注意】
有効以上
単一症候性下痢症
急性消化不良症
感冒性下痢症
白色便性下痢症
慢性下痢症
未熟児・新生児の下痢
(続発性)
乳糖不耐症
計
3例)
58.2
( 82例/141例)
66.1
( 80例/121例)
71.7
(142例/198例)
84.5
( 82例/ 97例)
56.8
( 21例/ 37例)
72.6
( 37例/ 51例)
77.3
( 41例/ 53例)
69.6
(488例/701例)
2.経
管栄養摂取患者226例, 経口流動食摂取患者54例の
計280例を対象とした臨床試験における有効以上の有
効率は次のとおりであった3).
有効率(%)
疾患名
経管栄養摂取患者
経口流動食摂取患者
計
1
9 / 93
有効以上
65.5
(148例/226例)
85.2
( 46例/ 54例)
69.3
(194例/280例)