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参考資料8 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議に係る議事録(令和4年度) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29863.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第30回 2/9)《厚生労働省》
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私に残された時間はもうそんなにありません。残された人生、自分が何らかのことで社
会に役立つことがあればやっていこうと思っています。
この被害を二度と繰り返さないためにも、副読本や患者講義が広がってほしい、私たち
の声が将来にわたって残っていくようにしてほしい、これが、心からの私の気持ちです。
大臣、お願いいたします。
○奥泉氏

松田さん、ありがとうございました。

今の患者講義の新聞記事も配付させていただいております。
では、大臣、お願いいたします。
○厚生労働大臣

松田さん、ありがとうございます。

精神的な苦痛、経済的な苦痛、今、おっしゃられたもの以上に、いろいろあったのでは
ないかなと思いますし、また、お亡くなりになられたお兄様、改めて御冥福をお祈りした
いと思います。
また、そうした中において、玄界中学校で6月20日に、こうした講義をしていただきま
して、本当にありがとうございます。今、非常に生徒のやり取りを聞かせていただいて、
こうした形に、感染あるいはB型肝炎に対する理解のみならず、まさにここに書いてある、
生きている、生きるということはどういうことなのか、そういった意味も含めて、子供さ
んたちにも、いろいろ考える機会を提供していただいたのではないかなと思っております。
お示しいただいたように、患者の皆さんによる講義は大変有意義なものでありまして、
申していただいたように、今年度から、厚労省が窓口として、副読本を活用した中学校の
患者講義を始め、第1回目、まさに、福岡市の玄界中学校でやっていただき、これから、
さらに幾つかの学校で実施をしてことになっていると承知をしているところであります。
引き続き、こうした機会を積極的に私たちも作っていきたいと思っておりますし、また、
皆さんの御協力を、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
それから、アーカイブのお話がありました。B型肝炎の被害の教訓が風化をしてはなら
ないと、そうした思い、そういった意味で、こうしたB型肝炎の対策を進めるに当たって
も大変重要な課題だと考えております。
1つは、B型肝炎対策普及のための国民向け副読本の周知と、これをホームページに掲
載する、あるいは中学校や教育委員会に配付すると、こうした取組も行わせていただき、
また、まさに今年度からは、中学校での患者、皆さんによる講義も始めさせていただいた
ところであります。
こうしたことをさらに進めるとともに、アーカイブということに対する御提案がありま
した。薬害、ハンセンに関しては、既に具体的な対応もなされているところでありますが、
どういう方法や取組の仕方があるのか、これらについても、引き続き、皆さんの御意見を
聞かせていただきながら検討をさせていただきたいと思います。
○奥泉氏

ありがとうございます。

こちらからありますか、では、川上弁護士、お願いします。
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