よむ、つかう、まなぶ。
資料3-2 インドシアニングリーン (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00026.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第54回 2/15)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
<海外における臨床試験等>
1) Randomized trial of near-infrared incisionless fluorescent cholangiography.(Ann Surg 2019;
270: 992-9)6)
腹腔鏡下胆嚢摘出術を実施予定の患者を対象に、蛍光胆道造影使用群(321 例)及び造影
非使用群(318 例)における胆管同定率を比較する無作為化比較試験が実施された。本薬
は、手術の 45 分前までに 0.05 mg/kg を静脈内投与することとされた。
有効性について、胆嚢摘出前の胆嚢管、右肝管、総肝管、総胆管、胆嚢管-総胆管合流
部、胆嚢管-胆嚢合流部及び副肝管の同定率注 1)は、蛍光胆道造影使用群及び造影非使用群
(以下同順)でそれぞれ 66.6%(213/320 例)及び 36.2%(113/312 例)
、9.1%(29/319 例)
及び 2.2%(7/312 例)、28.9%(92/318 例)及び 10.9%(34/312 例)
、49.4%(157/318 例)及
び 20.6%(64/311 例)、30.1%(96/319 例)及び 10.0%(31/311 例)
、45.1%(144/319 例)及
び 24.4%(76/311 例)、4.1%(13/319 例)及び 1.3%(4/311 例)であった。また、胆管損傷
は造影非使用群 2 例で認められた。
安全性について、本薬投与による有害事象は認められなかった。
注 1)特定の胆道構造が検出された患者数/特定の胆道構造の検出を検討した患者数
2) Prospective evaluation of precision multimodal gallbladder surgery navigation: virtual reality,
near-infrared fluorescence, and X-ray-based intraoperative cholangiography.(Ann Surg 2017;
266: 890-7)7)
ロボット支援下胆嚢摘出術を実施予定の患者を対象に、蛍光胆道造影例(54 例)
、仮想現
実(virtual reality)による胆道造影例(43 例)及び X 線胆道造影例(52 例)における胆管
同定率が比較検討された。本薬は、手術の約 45~60 分前に 0.1~0.4 mg/kg を静脈内投与す
ることとされた。
有効性について、Calot 三角剥離前の胆嚢管-総胆管合流部の同定率は、蛍光胆道造影例、
仮想現実(virtual reality)による胆道造影例及び X 線胆道造影例でそれぞれ 98.1%(53/54
例)、100.0%(43/43 例)及び 88.5%(46/52 例)であった。また、いずれの造影法を用いた
場合においても術後合併症は認められなかった。
本薬の安全性に係る記載はなし。
3) Optimal bile duct division using real-time indocyanine green near-infrared fluorescence
cholangiography during laparoscopic donor hepatectomy.(Liver Transpl 2017; 23: 847-52)8)
腹腔鏡下肝切除術を実施予定の生体ドナー13 例を対象に、蛍光胆道造影による胆管描出
能が評価された。本薬は、肝門部プレートが露出する 30~60 分前に 0.05 mg/kg を静脈内投
与することとされた。手術中に赤外線観察装置を使用できなかった 3 例を除く、10 例では
術前の核磁気共鳴胆道膵管造影で描出されていた胆管を蛍光胆道造影によりリアルタイム
に描出できた。生体ドナー全例で合併症の発現は認められなかった。
4
1) Randomized trial of near-infrared incisionless fluorescent cholangiography.(Ann Surg 2019;
270: 992-9)6)
腹腔鏡下胆嚢摘出術を実施予定の患者を対象に、蛍光胆道造影使用群(321 例)及び造影
非使用群(318 例)における胆管同定率を比較する無作為化比較試験が実施された。本薬
は、手術の 45 分前までに 0.05 mg/kg を静脈内投与することとされた。
有効性について、胆嚢摘出前の胆嚢管、右肝管、総肝管、総胆管、胆嚢管-総胆管合流
部、胆嚢管-胆嚢合流部及び副肝管の同定率注 1)は、蛍光胆道造影使用群及び造影非使用群
(以下同順)でそれぞれ 66.6%(213/320 例)及び 36.2%(113/312 例)
、9.1%(29/319 例)
及び 2.2%(7/312 例)、28.9%(92/318 例)及び 10.9%(34/312 例)
、49.4%(157/318 例)及
び 20.6%(64/311 例)、30.1%(96/319 例)及び 10.0%(31/311 例)
、45.1%(144/319 例)及
び 24.4%(76/311 例)、4.1%(13/319 例)及び 1.3%(4/311 例)であった。また、胆管損傷
は造影非使用群 2 例で認められた。
安全性について、本薬投与による有害事象は認められなかった。
注 1)特定の胆道構造が検出された患者数/特定の胆道構造の検出を検討した患者数
2) Prospective evaluation of precision multimodal gallbladder surgery navigation: virtual reality,
near-infrared fluorescence, and X-ray-based intraoperative cholangiography.(Ann Surg 2017;
266: 890-7)7)
ロボット支援下胆嚢摘出術を実施予定の患者を対象に、蛍光胆道造影例(54 例)
、仮想現
実(virtual reality)による胆道造影例(43 例)及び X 線胆道造影例(52 例)における胆管
同定率が比較検討された。本薬は、手術の約 45~60 分前に 0.1~0.4 mg/kg を静脈内投与す
ることとされた。
有効性について、Calot 三角剥離前の胆嚢管-総胆管合流部の同定率は、蛍光胆道造影例、
仮想現実(virtual reality)による胆道造影例及び X 線胆道造影例でそれぞれ 98.1%(53/54
例)、100.0%(43/43 例)及び 88.5%(46/52 例)であった。また、いずれの造影法を用いた
場合においても術後合併症は認められなかった。
本薬の安全性に係る記載はなし。
3) Optimal bile duct division using real-time indocyanine green near-infrared fluorescence
cholangiography during laparoscopic donor hepatectomy.(Liver Transpl 2017; 23: 847-52)8)
腹腔鏡下肝切除術を実施予定の生体ドナー13 例を対象に、蛍光胆道造影による胆管描出
能が評価された。本薬は、肝門部プレートが露出する 30~60 分前に 0.05 mg/kg を静脈内投
与することとされた。手術中に赤外線観察装置を使用できなかった 3 例を除く、10 例では
術前の核磁気共鳴胆道膵管造影で描出されていた胆管を蛍光胆道造影によりリアルタイム
に描出できた。生体ドナー全例で合併症の発現は認められなかった。
4