よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03【資料1-1】新型コロナワクチンの接種について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【1】今後の接種について

(2)ワクチンの有効性等に係る新たな知見等について

米国CDC諮問委員会(Advisory Committee on Immunization Practices)概要
CDC ACIP(2023/2/24)
米国時間2023年2月24日にACIPが行われ、新型コロナワクチンの将来の方向性が議論された。事務局から
ワーキンググループにおける議論が紹介され、概要は以下のとおり。
• 議決は行われなかったが、概ね事務局提案に対する目立った反対意見はなかった。
• また、エビデンスが限定的であり現時点で確定的なことは言えない、との意見があった。
〇 次の接種について
➢ 冬季(winter months)と変異による免疫逃避が、COVID-19の疫学的インパクトをもたらし得ること
➢ ワクチンによる保護効果は経時的に低減すること
から、多くの者において前回の接種から1年を経過する秋に追加接種を行うことが、追加的な保護効果を与え
得る。
〇 ワクチンの目的及び対象者について
➢ 新型コロナワクチンはCOVID-19による重症化、入院、死亡を防ぐ最も効果的な手段であり、重症化予防が
ワクチンの目的である。
➢ 年齢、前回の接種からの間隔、COVID-19の発症率により、新型コロナワクチンの追加接種のベネフィット
は異なる。
〇 使用するワクチンの単純化について
➢ 単純化した毎年の推奨が、ワクチンとメッセージ過多による疲労(vaccine and message fatigue)を軽減
し得る。
➢ インフルエンザワクチンと同様の新型コロナワクチンの枠組みが、接種の実施を容易にし、人々の理解を得
やすくすると考えられる。

※ 会議内容から予防接種担当参事官室で作成

18