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03【資料1-1】新型コロナワクチンの接種について (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》
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2.本日の論点:

(3)小児に対する接種について②
まとめ

【接種対象者について】


2023年度以降の接種方針について、2月22日の分科会において、接種の目的及び対象者について、まずは重症者を減ら
すことを目的とし、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象としつつ、重症化リスクが高くない者であっても、重
症者が一定程度生じており、接種機会を確保することが望ましいことから、全ての者を接種対象とすることが確認された。



わが国では2月28日に、ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)による5~11歳の小児に対す
る追加接種が薬事承認された。



有効性に関して、従来型ワクチンの追加接種に係る知見であるが、米国の報告によると、オミクロン株流行下において、
5~11歳の小児に対する従来型ワクチンの追加接種により、新型コロナワクチン非接種者と比較し、接種後3か月未満で
55%、接種後3-5か月で53%の発症予防効果が報告されている。(再掲)

【接種間隔について】


添付文書上、追加接種の接種時期については、「前回の接種から少なくとも3ヵ月経過した後に接種を行うことができ
る」とされている。

事務局案

【接種対象者について】


2023年度以降の接種方針に関する議論や、ワクチンの有効性及び安全性に関する知見等を踏まえ、 5~11歳の小児に対
する追加接種のオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の接種対象者を、初回接種を終了した全ての小児として
はどうか。

【接種間隔について】


5~11歳の小児に対する追加接種の接種間隔は、前回の接種から少なくとも3ヵ月経過した後としてはどうか。
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