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【資料1】積み残しの論点等について (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32480.html
出典情報 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第11回 4/4)《厚生労働省》
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シンクタンク等からの意見
団体名

提案

一般社団法人
新時代戦略研究所

• 中⾧期的な経済成⾧率に見合った
薬剤費成⾧を担保する
• 事前合意成⾧率に合わせて薬価改
定を実施する
• イノベーションを阻害することな
く、財政の持続可能性を担保する

理由

•日本の医薬品市場の見通しが悲観
的(先進10ヶ国のうちマイナス成
⾧は日本のみ)であることを踏ま
え、経済成⾧率に見合った薬剤費
成⾧を確保することを目的とした
提案

有識者検討会構成員からの主な意見
• 少なくとも医療費全体の伸びと歩調を合わせる位には医薬品の市場も伸びないことにはやはり違和感がある。
先進国として、国内に良い医薬品を導入するためには研究開発コストの応分の負担をすべきではないか。
• 最終的な保険財政の持続可能性も考えて、そこに対して、ある一定の市場成⾧を担保できるようなGDP連動型
の成⾧調整メカニズムを考えてはどうか。キャップをはめたいという話ではなく、足元の市場の状況がマイナ
ストレンドに入っているので、少なくともGDPに沿った形での成⾧は担保するべき。
• 医療費は日本が例外なのではなくて、世界中でGDP比を一定以上上回って成⾧してきているし、これからも成
⾧していく。ミクロのアプローチの政策を積み上げたときに、果たして医薬品の総額がGDPの中に収まるのか
どうか疑問。仮にGDPの範囲内まで認めてもらったとしても、世界市場から比べれば明らかに見劣りし、日本
の医薬品市場の魅力もなかなか良くならないのではないか。

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