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資料2-4 ワクチンの安全性に関する評価について[3.0MB] (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33888.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第1回 6/29)《厚生労働省》 |
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抽出することとした。
・レセプト病名による抽出のみでは、対照群を過大評価している可能性があ
ることから、「肺塞栓症」の診断や治療に係る疾患特性を踏まえ、別添3の
とおり「肺塞栓症」の診断に使用される血管造影剤、「肺塞栓症」の治療に
使用される抗凝固薬及び血栓溶解薬のリストを作成し、入院中に最初に血管
内造影剤を使用し、同日又は翌日に治療を開始した群を抽出し、肺塞栓治療
あり群として設定することとした。
注1
本条件を用いた絞り込みにより、たとえば、下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓
症の発症抑制等のための予防的治療がなされた事例のうち「肺塞栓症」の病名が付された事例や、確
定診断のための血管造影検査をしないで治療を開始した事例等は除外される。
注2
また、今回の集計方法においては、mRNA ワクチン接種後になんらかの症状等を呈するも、
「肺
塞栓症」の診断がつかないまま精査入院となり、入院後に「肺塞栓症」と診断され診療開始となる事
例や、療養型病院等の長期入院中に mRNA ワクチンを接種し、その後「肺塞栓症」を発症し診療開始と
なる事例等、入院1日以降に「肺塞栓症」の診療を開始したと推定される事例も含む。
<結果と O/E 解析の方針>
疾患定義及び抽出方法の項で記載した内容を踏まえ、①〜③群のそれぞれに
対し、肺塞栓症治療あり限定群、非限定群を設け、計6群について算出した結
果は表1〜6のとおりであった。
O/E 解析をするにあたってワクチンのリスクを過小評価することがないよ
う、表1〜6のうち、背景発現率をより少なく見積もった表4〜6の3条件を
用いることとし、それぞれの症状名に対応する副反応疑い報告の報告状況を設
定し、分析することとした。
5
・レセプト病名による抽出のみでは、対照群を過大評価している可能性があ
ることから、「肺塞栓症」の診断や治療に係る疾患特性を踏まえ、別添3の
とおり「肺塞栓症」の診断に使用される血管造影剤、「肺塞栓症」の治療に
使用される抗凝固薬及び血栓溶解薬のリストを作成し、入院中に最初に血管
内造影剤を使用し、同日又は翌日に治療を開始した群を抽出し、肺塞栓治療
あり群として設定することとした。
注1
本条件を用いた絞り込みにより、たとえば、下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓
症の発症抑制等のための予防的治療がなされた事例のうち「肺塞栓症」の病名が付された事例や、確
定診断のための血管造影検査をしないで治療を開始した事例等は除外される。
注2
また、今回の集計方法においては、mRNA ワクチン接種後になんらかの症状等を呈するも、
「肺
塞栓症」の診断がつかないまま精査入院となり、入院後に「肺塞栓症」と診断され診療開始となる事
例や、療養型病院等の長期入院中に mRNA ワクチンを接種し、その後「肺塞栓症」を発症し診療開始と
なる事例等、入院1日以降に「肺塞栓症」の診療を開始したと推定される事例も含む。
<結果と O/E 解析の方針>
疾患定義及び抽出方法の項で記載した内容を踏まえ、①〜③群のそれぞれに
対し、肺塞栓症治療あり限定群、非限定群を設け、計6群について算出した結
果は表1〜6のとおりであった。
O/E 解析をするにあたってワクチンのリスクを過小評価することがないよ
う、表1〜6のうち、背景発現率をより少なく見積もった表4〜6の3条件を
用いることとし、それぞれの症状名に対応する副反応疑い報告の報告状況を設
定し、分析することとした。
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