-
2010年06月17日(木)
[マニフェスト] 2013年度から新しい高齢者医療制度をスタート 民主党
-
民主党は6月17日に、選挙公約として「元気な日本を復活させる」を公表した。
民主党はまず、「強い経済、強い財政、強い社会保障」の実現を宣言。医療・介護関連では、(1)日本の先端医療技術を活かした国際医療交流の促進(2)住宅のバリアフリー・耐震補強改修支援―などにより潜在需要を掘り起すとしている。また、ライフ・イノベーションとして、医療機器・医薬品のイノベーション、ICTと医療・介護産業の融合による遠隔医・・・
-
2010年06月17日(木)
[マニフェスト] 医療保険制度の一元化とOECD並み医療費の確保 国民新党
-
国民新党は6月17日に、選挙公約として「2010政策集」を公表した。
医療・福祉の政府保証については、誰もが、心も体も健康になる環境をつくるという。具体的には、「医療保険制度の一元化とOECD並み医療費の確保」「医師・看護師不足の解消と介護職員の待遇改善」「公的な医療事故調査機関の創設と無過失補償制度の確立」「がん研究、感染症対策の強化を通じた医療の質の向上」「高齢化社会を守り、全身の健康増進を図るための・・・
-
2010年06月17日(木)
[マニフェスト] 診療報酬の大幅な引き上げで医療制度を整備 自民党
-
自由民主党は6月17日に、選挙公約として「J-ファイル2010」を公表した。
医療・介護関連では、がん対策の充実やワクチン施策の推進、看護職員の処遇改善の推進、B型・C型肝炎対策の推進、医薬品の流通体制の充実、介護支援専門員や管理栄養士の積極的活用、在宅介護の支援、リハビリテーションの充実等をかかげている(p7~p9参照)。また、「受けたい治療を保険と併用しながら受けられる仕組み」に取り組むという。先端医療・・・
-
2010年06月16日(水)
[マニフェスト] 研修医マッチング制度と診療報酬体系見直す 日本創新党
-
日本創新党は6月16日に、選挙公約として「日本創新」を公表した。
日本創新党は、「自由で力強い日本へ」をスローガンに掲げ、日本国民の幸福と繁栄を増進する真の国家経営を実現したい、としている。
医療・介護関係では、いま綻びつつある医療・介護の仕組みを立て直すという。具体的には、(1)予防医療の強化(2)医師不足、医師の偏在の解消(3)混合診療の解禁(4)各種ワクチンの定期接種化の推進(5)喫煙への規制強・・・
-
2010年06月16日(水)
[社保病院] 地域医療機能推進法案を、次期臨時国会に提出 厚労相
-
厚生労働省は6月16日に、全国の社会保険病院等の病院長に宛てて、厚生労働大臣からのメッセージを送付したことを明らかにした。
社会保険病院・厚生年金病院については、現在、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)が管理しているが、平成22年9月末にRFOは廃止される。そこで、政府は社会保険病院等を管理する「地域医療機能推進機構」を新たに設置する法案を提出していた。
しかし、同法案は先の通常国会で成・・・
-
2010年06月16日(水)
[チーム医療] 診療看護師創設、医行為の責任の観点から慎重に 日医
-
日本医師会は6月16日の定例記者会見において、医行為の範囲の明確化(診療看護師資格の新設)に対する見解を公表した。2010年6月15日の行政刷新会議において「規制・制度改革に関する分科会第一次報告書」が了承された。医行為の範囲の明確化(診療看護師資格の新設)は、本報告書において規制改革事項のひとつとしてあげられたもの。
報告書は、「『特定看護師(仮称)』制度化に向けたモデル事業の早急な実施と、特定看護師・・・
-
2010年06月16日(水)
[医療情報] 医療データベース利用では、法令整備や国民の理解を 日医
-
日本医師会は6月16日の定例記者会見で、「医療関連データベースの昨今の状況に対する見解」を発表した。
医療関連のデータベースについては、IT戦略本部や厚生労働省の懇談会でさまざまな議論がなされている。一概に述べることはできないが、レセプト等の情報を一元化したナショナルデータベースとし活用していこうという流れが読み取れる。
こうした動きに対し日医は、「医療のIT化は積極的にすすめるべきだが、ナショナル・・・
-
2010年06月16日(水)
[難病対策] 厚労省検討チームで患者からのヒアリング実施を 民主党議連
-
- 2010年度政策要望書(6/16)《民主党》
- 発信元:民主党 難病対策推進議員連盟 カテゴリ: 医療制度改革
難病対策推進議員連盟(以下、議連)は、厚労省内に「新たな難治性疾患対策の在り方検討チーム」が設置されたことを高く評価。また、難病患者・家族から「今後の難病対策のあり方について要望」を受け取り、これ踏まえた要望を厚労相に対して行っている(p1参照)。
具体的な要望事項は、(1)検討チームで早期に難病・・・
-
2010年06月11日(金)
[社会保障] 医療制度を建て直し、医療の安心確保を図る 菅首相所信表明
-
菅内閣総理大臣が6月11日に行った、所信表明演説の全文。
菅首相は、まず、「国民の皆さまの期待に応えるべく、力の限りを尽くして頑張る覚悟」と述べ、信頼回復による再出発や、真の国民主義の実現、新政府の政策課題等における所信を表明。
地域主権の確立を進めるに当たり、「地方の皆さまと膝をつきあわせ、各地の要望を踏まえ、権限や財源の移譲を丁寧に進めていきます。そのうえで、特区制度も活用しつつ、各行政分野・・・
-
2010年06月10日(木)
[臓器移植] 改正臓器移植法の関係省令案に寄せられた意見等を報告
-
厚生労働省が6月10日に開催した、厚生科学審議会疾病対策部会の臓器移植委員会で配付された資料。この日も、省令およびガイドラインの改正(案)について議論を行った。
資料には、5月7日から6月5日までに、改正臓器移植法の関係省令とガイドラインの各案に寄せられた、パブリックコメントの内容が提示されている(p4~p7参照)。
省令案に対しては、「小児脳死判定基準の詳細が示されていないのではないか」「小児の存在・・・
-
2010年06月10日(木)
[行政改革] 医療情報との突合など強化し、介護給付費適正化 厚労省
-
厚生労働省が6月10日に開催した、行政事業レビュー(公開プロセス)で配付された資料。この日は、(1)介護給付費等適正化事業(2)ベンチャー企業支援のための治験等相談事業費(3)地域保健対策強化推進事業―など5事業について点検を行った。
平成12年度に介護保険制度がスタートしてから、サービス利用者・事業者ともに増加を続け、介護給付費も急増している(p11参照)。給付費増は、国や自治体の財政を圧迫するととも・・・
-
2010年06月09日(水)
[臓器移植] 小児からの臓器提供開始に際し、臓器毎の作業部会開催を要望
-
- 厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会の臓器毎の作業部会の開催に関する要望書(6/9)《臓器移植関連学会協議会》
- 発信元:臓器移植関連学会協議会 カテゴリ: 医療制度改革
現在、改正臓器移植法の施行に向けて、厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会を中心に、8つの作業部会と1つの厚生労働省科学研究班で運用に関する施行細則や指針の改定を行っている。中でも、親族への優先提供については平成22年1月17日にすでに施行細則とガイドラインが施行され、残りに関・・・
-
2010年06月09日(水)
[医療制度] 医療ツーリズム推進よりも地域医療の再生が優先課題 日医
-
日本医師会は6月9日の定例記者会見で、「国民皆保険の崩壊につながりかねない最近の諸問題」に関する見解を公表した。混合診療の全面解禁と医療ツーリズムへの考え方を詳細に提示している。
混合診療とは、保険診療と保険外診療を併用すること。混合診療において問題が発生した場合は、不可分一体であるため医療保険の信頼性も損なわれる、などの理由から、保険外併用療養を除き、原則として混合診療の実施は認められていない&・・・
-
2010年06月09日(水)
[医療制度改革] 地域医療貢献加算の届出は、厚労省の予想通り3割弱 日医
-
日本医師会は6月9日の定例記者会見で、「平成22年度レセプト調査」4月分の結果速報を公表した。有効回答数は診療所1375、病院135、全体で1510であり、有効回答率は、診療所31.0%、病院35.1%、全体で31.4%となっている(p4参照)。
地域医療貢献加算の届出状況を見ると、4月時点で27.2%。今後届出予定ありの診療所を加えても29.1%で、厚生労働省保険局医療課の担当者が想定したとおり「3割程度」という状況だ・・・
-
2010年06月09日(水)
[社会保障] 菅首相に、医療再生への期待を表明 日医
-
日本医師会は6月9日の定例記者会見で、菅新内閣は社会保障政策の下で医療再生を切望する医師会と方向性が一致するとし、「菅新総理大臣に期待する」との文書を公表した。
資料では、前内閣の政策について、診療報酬の引き上げなどを実行した反面、「混合診療の原則解禁などで私的医療費を引き上げOECD加盟国平均並みの医療費を目指していたのではないか」という疑念が生じていたと振り返っている(p1~p2参照)。
また、菅・・・
-
2010年06月08日(火)
[社会保障] 新内閣は、社会保障制度の機能強化などに全力を 経団連
-
日本経済団体連合会は6月8日に、「新内閣に望む」と題し、8つの要望事項を公表した。
要望書では、「日本経済を一刻も早く再生し、自立的な経済成長と雇用の創出、税・財政・社会保障の一体改革による安心・安全な社会の実現」が待ったなしの課題であるとし、新しい日本の創造に全力で取組むよう求めている。
具体的な要望項目は、(1)産業の国際競争力強化による民主導の経済成長と雇用創出に向けた「成長戦略」の実行(2・・・
-
2010年06月08日(火)
[社会保障] 医療提供体制の維持は、社会保障の維持と表裏一体の重要課題
-
財務省は6月8日に、「経済社会の基調的な変化」報告書を発表した。本報告書は、財務省の財務総合政策研究所が主催した研究会などの成果を踏まえ、同研究所の担当研究員が『個人的意見』として取りまとめたもの。
報告書では、経済社会構造がここ20年の間に変化を続け、現在も変化していることを指摘。変化を表すキーワードとして「人口減少・超高齢化社会」「グローバル化の進行」「深刻化する財政状況」などを提示した。その・・・
-
2010年06月08日(火)
[社会保障] 経済成長や財政と一体強化で、道は必ず開ける 菅首相
-
民主党の菅直人氏は6月8日に内閣総理大臣に就任し、記者会見を開催した。
菅首相は、「従来は社会保障というと、何か負担、負担という形で、経済の成長の足を引っ張るんではないか、こういう考え方が主流でありました」と述べたうえで、「スウェーデンなどの多くの国では、社会保障を充実させることの中に、雇用を生み出し、そして、若い人たちも安心して勉強や研究に励むことができる。まさに社会保障の多くの分野は、経済を・・・
-
2010年06月07日(月)
[規制改革] 内外に開かれた医療実現のため、保険外併用の拡大を 内閣府
-
内閣府が6月7日に開催した、規制・制度改革に関する分科会で配付された資料。この日は、分科会の第一次報告書(案)について議論を行った。
内閣府当局が示した報告書案では、検討の視点として(1)利用者から見て、多様で質の高いサービス等の提供を妨げていないか(2)事業者から見て、新たな事業者の参入や創意工夫を妨げていないか(3)認可手続などが国民の負担や行政の非効率を生んでいないか(4)特定のステークホルダ・・・
-
2010年06月04日(金)
[精神医療] 精神科医療ネットワークのモデル事業、実態調査へ
-
東京都が6月4日に開催した、精神科地域医療部会で配付された資料。この日は、アウトリーチ支援や精神科医療ネットワークのモデル事業について議論した。
アウトリーチ支援モデル事業は、平成22年度から3ヵ所(区部、多摩、各1圏域)の都立精神保健福祉センターにおいて、未治療や医療中断等により、家庭内や地域で問題行動を示しているケースや、地域生活の維持に困難を示しているケースに対し訪問型支援を行うもの。資料では・・・
-
2010年06月04日(金)
[行政改革] 総務省の政策評価結果の政策への反映状況を公表
-
総務省は6月4日に、「総務省の政策評価結果の政策への反映状況」を、行政機関が行う政策の評価に関する法律(平成13年法律第86号)第11条の規定に基づいて公表した。
(1)主要な政策に係る政策評価の結果の政策への反映状況(2)事後事業評価に係る政策評価の結果の政策への反映状況(3)事前事業評価に係る政策評価の結果の政策への反映状況(4)規制の事前評価に係る政策評価の結果の政策への反映状況―の4つの様式からなっ・・・
-
2010年06月02日(水)
[IT戦略] 医療情報ネットワーク活用した地域医療体制を構築 自民党
-
自由民主党はこのほど、新ICT戦略「デジタル・ニッポン」を発表した。政府のICT戦略の違いとして、(1)社会問題の解決、経済成長、行政サービスの向上を明確化した(2)従来施策の焼き直しではない超積極戦略である(3)経団連提言や過去の反省を取り入れた具体的・広範な内容である―という点を強調している(p1参照)。
基本的戦略の1つに組み込まれた「医療・福祉分野」について見てみると、(1)医療情報の標準化と普・・・
-
2010年06月01日(火)
[医療改革] 医療機関と民間の連携のため、医行為の明確化を 経産省
-
経済産業省が6月1日に開催した、産業構造審議会の産業競争力部会で配付された資料。この日は、産業構造ビジョン2010について議論を行った。
産業構造ビジョン2010では、日本産業の行き詰まりを直視したうえで、国をあげて産業競争力強化に乗り出さなければならないとし、(1)産業構造の転換(2)企業のビジネスモデル転換の支援(3)「グローバル化」と「国内雇用」の二者択一からの脱却(4)政府の役割の転換―という4施策を・・・
-
2010年06月01日(火)
[高齢者医療] 新たな高齢者医療制度のあり方について公聴会を開催
-
厚生労働省は6月1日に、新たな高齢者医療制度について国民の意見を反映させるため、公聴会を開催することを明らかにした。
政府は現在、後期高齢者医療制度を廃止し、廃止後の新たな制度の検討を行っている。後期高齢者医療制度については「高齢者を年齢で差別する」との批判が強かったためだ。そこで、新制度の検討に当たっては、国民の意見を幅広く反映させる必要があるとし、各地で公聴会を開催するものである。
公聴会の・・・
-
2010年06月01日(火)
[行政改革] 未収金対策支援など、省内事業の見直しへ 厚労省
-
厚生労働省が5月31日に開催した、行政事業レビュー(公開プロセス)で配付された資料。行政事業レビューとは、各省庁で予算の支出先や使途等を把握し、自ら事業点検をしながら、その結果を行政に反映させるというもの。この日は、(1)医療給付費の適正化(2)国保組合への補助金の見直し(3)医療機関未収金対策支援事業(4)国民年金基金連合会への事務費補助―の4事業について点検を行った。
(1)については、柔道整復療養・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。