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2008年10月07日(火)
高齢者医療制度、長寿医療制度と国民健康保険を一体化 舛添厚労相私案
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厚生労働省が10月7日に開催した、高齢者医療制度に関する検討会で配布された資料。この日は、前回に引き続き、新しい高齢者医療制度について、制度の建て方や名称等について議論された。
資料には、舛添厚労相による、長寿医療制度と国民健康保険の一体化に関する私案のイメージが提示された(p29~p30参照)。私案は、制度を年齢にかかわらず一本化することで、(1)国保を都道府県単位とすることで、国保財政の安定化(2)・・・
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2008年10月03日(金)
平成21年1月診療分より、DPCコーディングデータを提出へ DPC評価分科会
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厚生労働省が10月3日に開催した中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配布された資料。この日は、調整係数の廃止に伴う新たな機能評価係数等について、研究班から報告があった。
「包括払い方式が医療経済及び医療提供体制に及ぼす影響に関する研究」班では、(1)プロセス(2)ケースミックスとパフォーマンス(3)ストラクチャー(構造)(4)地域での役割(貢献度)―について、具体的な項目を検討している・・・
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2008年10月02日(木)
先進医療における検体検査、新規技術に準ずる届出で外部委託が可能に
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厚生労働省が10月2日に開催した先進医療専門家会議で配布された資料。この日は、先進医療における検体検査の外部医療機関への委託について議論された。
これまで先進医療における検体検査は、実施する医療機関が著しく限定されているため、一定の条件の下に他の先進医療実施機関に当該検査を委託(外部委託)して実施することが検討されていた。
そこで、既に先進医療と認められている検査について、外部委託を希望する場合・・・
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2008年10月01日(水)
診療報酬の施設基準等に係る届出等、10月1日以降は、各地方厚生(支)局に
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厚生労働省は10月1日に、各地方厚生(支)局長等宛てに診療報酬の算定方法の一部について、改正告示を行ったことを明らかにした(p1参照)。
改正告示は、従来、保険医療機関などが地方社会保険事務局に対して行っていた(1)診療報酬の施設基準(2)入院時食事療養及び入院時生活療養(3)訪問看護療養費―などに係る届出を、平成20年10月1日以降は、保険医療機関等の所在地を管轄する地方厚生(支)局に行うというもの<・・・
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2008年10月01日(水)
歯科診療報酬点数の算定方法について、疑義解釈を示す 厚労省
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厚生労働省は10月1日付けで地方厚生(支)局等宛てに疑義解釈資料のその4を送付した。これは、平成20年度診療報酬改定にともなう診療報酬点数の算定方法に関して、Q&A形式でまとめたもの。
今回は、歯科診療報酬点数表関係についてで、(1)指導管理料(2)処置(3)歯冠修復及び欠損補綴(4)歯科矯正―について算定解釈を示している(p2~p3参照)。
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2008年09月30日(火)
カベルゴリン製剤の最高用量を改正 厚労省通知
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厚生労働省は9月30日付けで、地方社会保険事務局等宛てに、カベルゴリン製剤の薬事法上の用法・用量の改正について通知した。
通知によると、カベルゴリン製剤のパーキンソン病に係る薬事法上の用法・用量の最高用量が1日3mgと改正された。しかし今回の措置は、1日3mgを超えて投与し、病状が安定している場合は、副作用の発現に十分留意する必要があるものの、速やかに減量することを求めるものではない、としている・・・
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2008年09月25日(木)
新たな高齢者医療制度について議論開始 厚労省検討会
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厚生労働省は9月25日に高齢者医療制度に関する検討会の初会合を開催した。この日は、新しい高齢者医療制度(長寿医療制度)について議論された。
資料では、長寿医療制度について、創設の経緯や概要(p4~p10参照)、これまでの主な改善策(p11~p17参照)をまとめたものが示されている。
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2008年09月24日(水)
協会けんぽの保険証決定、10月から水色のカード発行へ 厚労省
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厚生労働省は9月24日に、全国健康保険協会(協会けんぽ)の被保険者証が定まったとして、イメージや主な変更点等を公表した。
カードの基本色は、従来のオレンジ色から水色となる。10月1日以降に協会けんぽに加入する者には、新たな被保険者証が発行される。なお、これまで政管健保に加入している者には、順次新しい被保険者証への切替えが行われるが、切替えが完了するまで、従来の被保険者証は引き続き医療機関等で使用でき・・・
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2008年09月24日(水)
高額な新規薬価収載医薬品はDPC包括評価の対象外として出来高算定
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厚生労働省が9月24日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応や、介護老人保健施設入居者に対する処方せんの交付について議論された。
DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応では、新規に薬価収載された医薬品等は、DPCにおける診療報酬点数に反映されないことから、「前年度に使用実績のない医薬品等については、当該医薬品等の標準的な使用における薬剤費の見込額が、・・・
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2008年09月24日(水)
薬価制度改革、治療難度の高い疾患に対する革新的新薬の創出が加速
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厚生労働省が9月24日に開催した中医協の薬価専門部会で配布された資料。この日は前回会合に引き続き、平成20年度薬価制度改革において引き続き検討を行うこととされた事項について、議論された。
資料には、(1)新医薬品産業ビジョン(p5~p39参照)(2)革新的医薬品・医療機器創出のための5か年戦略(p40参照)(3)平成20年度薬価制度改革の骨子(p41~p43参照)―などが提示された。
また、「日薬連から提案され・・・
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2008年09月19日(金)
高齢者の医療確保法施行令、一部改正へ 長寿医療制度への対応策意見募集
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厚生労働省は9月19日に「高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する政令案」を公表し、意見募集を開始した。
政令案では、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正に(1)現役並所得者に係る基準の設定等(2)75歳到達月の自己負担限度額の特例の創設―をあげ(p4~p5参照)、それに伴い、国民健康保険法施行令(p6~p7参照)と健康保険法施行令等(p8~p9参照)の一部改正内容を明らかにしている・・・
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2008年09月16日(火)
75歳に達する者について、特定健診等の実施基準政令を一部改正 意見募集
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厚生労働省は9月16日に「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の一部を改正する省令(案)」を公表し、意見募集を開始した。
省令案の概要では、特定健康診査等の実施年度に75歳に達する者についても誕生日によっては、当該年度の大半が74歳である者も少なく、これらの者については75歳に達し長寿医療制度の被保険者となる日までの間、特定健康診査等の機会が確実に確保されることが望ましいとして、基準政令を改正・・・
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2008年09月12日(金)
産科補償制度の創設に伴い、出産育児一時金は35万円から38万円に
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厚生労働省が9月12日に開催した社会保障審議会医療保険部会で配布された資料。この日は、出産育児一時金制度の見直しや長寿医療制度の運営状況について議論された。
これまで健康保険法において、出産育児一時金は、被保険者が出産したときに、35万円が支給されてきた。しかし、平成21年1月1日より産科補償制度が創設されることに伴い、出産費用の上昇が見込まれれるため、支給額を1児につき38万円に引き上げることが検討され・・・
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2008年09月12日(金)
新規薬価収載のミコブティンカプセル150mg、当該患者の秘密保護に十分配慮を
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厚生労働省が9月12日に地方社会保険事務局等宛てに出した通知で、薬価基準への収載に関するもの。
今回は内用薬6品目、注射薬8品目及び外用薬2品目が新たに収載されたため、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬8605品目、注射薬4240品目、外用薬3009品目、歯科用薬剤40品目、合計で1万5894品目となる(p1参照)。
また、薬価基準の一部改正に伴う留意事項では、ミコブティンカプセル150mgをHIV感・・・
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2008年09月12日(金)
特定保険医療材料料(使用歯科材料料)の算定を一部改正
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- 「特定保険医療材料及びその材料価格(材料価格基準)の制定に伴う特定保険医療材料料(使用歯科材料料)の算定について」の一部改正について(9/12付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 カテゴリ: 診療報酬
資料には、改正内容が示されており、平成20年10月1日より適用するとしている(p1~p5参照)。
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2008年09月09日(火)
療養病床の再編成に関するQ&Aを公表 厚労省
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厚生労働省は9月9日に、療養病床の再編成に関するQ&Aを公表した。
療養病床の再編成は、医療費適正化計画(第1期:平成20年度~平成24年度)に沿って、生活習慣病の予防のほか、患者の生活機能の低下を防ぐための入院日数の短縮や、利用者のニーズに応じた適正なサービス提供を推進するためで、医師の手厚い医療的ケアよりも介護が必要な者を徐々に適切な施設等に転換するもの(p1参照)。
Q&Aでは、「医療費適正化計画・・・
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2008年09月09日(火)
長寿医療制度、平成21年度も負担軽減策を継続 与党プロジェクトチーム
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厚生労働省は9月9日に開催された「高齢者医療制度に関する与党プロジェクトチーム」で、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の今後の検討課題について説明した。
厚労省は、年金からの支払いが開始される10月15日に向け、制度への理解を求める広報を行ってきた(p3~p4参照)。
この日は、平成21年度も(1)被扶養者の9割軽減の延長(2)70歳から74歳の医療費自己負担増(1割→2割)の凍結を延長―する方針が示された・・・
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2008年09月09日(火)
医療費適正化に向け、特定健診等の達成目標を明文化 厚労省計画
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厚生労働省は9月9日に「高齢者の医療の確保に関する法律第8条第1項の規定に基づき定める計画」を告示した。計画期間は平成20年度から平成24年度の5年間で、医療費適正化に向けた目標が明確にされている(p1参照)。
計画によると、医療費適正化に向けた達成目標として、(1)特定健康診査の実施率、70%以上(2)特定保健指導の実施率、45%以上(3)メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率、平成20年度と比・・・
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2008年09月05日(金)
オンライン請求、払戻・再請求に関する取扱要領を追加 厚労省通知
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厚生労働省がこのほど、地方社会保険事務局長等宛てに出した通知で、保険医療機関又は保険薬局に係る電子情報処理組織等を用いた費用の請求等に関する取扱いについて。
今回の改正は、オンラインによる費用の請求に関する払戻・再照会の取扱い通知「保険医療機関又は保険薬局に係る電子情報処理組織等を用いた費用の請求に関する取扱要領」を一部変更するもので、平成20年10月請求分から適用される(p1参照)。
資料には・・・
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2008年09月05日(金)
退院や転院に向けて努力していれば90日超えても減額対象外に 厚労省通知
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- 一般病棟入院基本料を算定している病棟に長期入院している高齢の脳卒中後遺症患者及び認知症患者に関する診療報酬の算定の際の留意事項について(9/5付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
平成20年度診療報酬改定では、一般病棟が本来担うべき役割を明確にするため、「一般病棟入院基本料を算定している病棟に90日を越えて入院している後期高齢者である患者であって、重度の意識障害、人工呼吸器装着、頻回の・・・
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2008年09月04日(木)
産科医療補償制度、医療安全調査委員会などについて議論 社保審医療部会
- 厚生労働省が9月4日に開催した社会保障審議会の医療部会で配布された資料。この日は、(1)産科医療補償制度(p4~p11参照)(2)「安心と希望の医療確保ビジョン」報告書(p12~p28参照)(3)平成21年度概算要求の概要(医政局)(p29~p39参照)(4)医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案(p41~p52参照)(5)「救急医療の今後のあり方に関する検討会」中間とりまとめ(p77~p92参照)(6)「遠隔医療の推進・・・
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2008年09月03日(水)
平成20年10月、政管健保は「協会けんぽ」へ 厚労省
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厚生労働省が9月3日に開催した、全国健康保険協会設立委員会で配布された資料。この日は定款及び運営規則(案)(p6~p21参照)と事業計画及び予算(案)(p22~p38参照)が公表された。
10月の協会設立に向けて、広報活動のスケジュールなどを公表している(p39~p41参照)。広報では、「政管健保は『協会けんぽ』に変わります」として、被保険者証が引き続き使用できることと、保険給付の内容は変わらないことを示し、・・・
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2008年09月02日(火)
国保の資格証明書、発行状況調査を実施 厚労省
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厚生労働省は8月29付けで都道府県の民生主管部(局)と国民健康保険の担当課宛てに、資格証明書の発行に関する調査を実施するとして、調査票を送付した。
調査では、資格証明書の市町村における運用実態を把握するため、滞納世帯数、交付世帯数の状況を報告するよう求めている。また、滞納者と接触を図るための具体的な取組などを記載する欄が設けられている(p2参照)。
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2008年09月01日(月)
内用薬5品目、外用薬5品目を新規薬価収載 厚労省事務連絡
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厚生労働省が9月1日に地方社会保険事務局等宛てに出した通知で、薬価基準への収載に関するもの。
今回は内用薬5品目、外用薬5品目が新たに収載されたため、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬8599品目、注射薬4232品目、外用薬3007品目、歯科用薬剤40品目、合計で1万5878品目となる(p1参照)。
また、掲示事項等告示の一部改正について、平成21年4月1日以降、保険診療における使用医薬品から除・・・
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2008年08月28日(木)
平成18年度老人医療費は11兆2594億円、前年度比3.3%増 老人医療事業年報
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厚生労働省はこのほど、平成18年度の老人医療事業年報を公表した。この年報は、老人保健事業のうち、老人医療事業に関する事業について平成18年度の実績をまとめたもの(p2参照)。
年報によると、平成18年度の老人医療費の総額は11兆2594億円で、前年度に比べ3850億円(3.3%)減少した。そのうち、診療費は9兆1492億円で、前年度に比べ2950億円(3.1%)の減少、診療件数は2億5172万件で前年度に比べ983万件(3.8%)の・・・
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