-
2013年06月28日(金)
[医療機器] コンタクトレンズ不適切販売・使用実態踏まえ、適正使用呼掛け
-
厚生労働省は6月28日に、「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底」について、都道府県に対し再度の周知を求める通知を発出した。
平成24年7月18日にも、医薬食品局長通知として、「コンタクトレンズの販売に際し、販売者から使用者に対し適切な情報提供等が行われるよう指導事項等の周知徹底」を依頼している。
しかしながら、24年度厚生労働科学研究による「コンタクトレンズ販売の実態調査に基づく販売規制・・・
-
2013年06月28日(金)
[診療報酬] リポ蛋白分画(HPLC法)等を新たな血液化学検査として保険適用
-
厚生労働省は6月28日に、「検査料の点数の取扱い」に関する通知を発出した。
これは、新たな検査技術の保険導入(6月26日の中医協総会で承認)に伴い、平成24年度診療報酬改定の解釈通知である「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(24年3月5日付、保医発0305第1号)を一部改正するものである。
見直し項目は、次のとおり(p1~p5参照)。
(1)D007【血液化学検査】に、『リポ蛋白分画(HPLC・・・
-
2013年06月28日(金)
[DPC] 3日ルールの再入院にかかる傷病名、最も医療資源投入したものに変更
-
厚生労働省は6月28日に、診療報酬調査専門組織のDPC評価分科会を開催した。
この日の議題は次の3点。
1.算定ルールの見直し等
2.医療機関群II群の要件見直し等
3.退院患者調査にかかる技術的事項等
1の算定ルール見直しについては、(1)高額薬剤に対応するために試行導入された点数設定方法(p4~p5参照)(2)亜急性期入院医療管理料を算定する病床への転棟(p6参照)(3)特定入院期間を過ぎるまで行われなか・・・
-
2013年06月28日(金)
[特定機能病院] 紹介50%以上、逆紹介40%以上の要件設定し、医療機能担保
-
厚生労働省は6月28日に、「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」を開催した。この日は、厚労省当局から報告書案が提示され、これに基づいた議論を行った。
特定機能病院の承認要件について見てみると、次のような点が目立つ。
(1)内科、外科、精神科、小児科、産科、婦人科、放射線科、麻酔科、救急科など16診療科を標榜しなければならない(現行では、16診療科のうち10の標榜でよい)(p4参照)
・・・
-
2013年06月27日(木)
[介護保険] 地域介護・福祉空間整備等施設整備、109件に37億円余交付
-
厚生労働省は6月27日に、平成25年度の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の内示(県別)について公表した。
内示計画数は合計で109件、内示金額は合計で37億5197万円となっている。内示計画数が最も多いのは長野県の29件で8億2948万1000円、次いで北海道の21件で6億650万円、東京都の12件で5億9690万8000円となっている(p1参照)。
-
2013年06月27日(木)
[特定健診] 被用者保険被扶養者への特定健診、市町村国保への委託で推進を
-
厚生労働省は6月27日に、「実務担当者による特定健診・保健指導等に関するワーキンググループ」を開催した。
この日は、(1)被扶養者に対する特定健診実施の市町村国保への委託の推進(2)事業者健診データの活用の推進(3)遠隔保健指導に関する報告―の3点が議題となった。
(1)は、なかなか進まない「被用者保険(健保組合や協会けんぽ等)の被扶養者に対する特定健診」(p12参照)について、市町村国保に委託するこ・・・
-
2013年06月27日(木)
[材料価格] 人工乳房等の保険収載に伴い、新たな機能区分を創設
-
- 「特定保険医療材料及び医療機器保険適用希望書(希望区分B)に記載する機能区分コードについて」の一部改正について(6/27付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
特定保険医療材料については、対象品目が膨大なため、医薬品のような銘柄ごとではなく、機能ごとに保険償還価格が設けられている(機能区分別保険収載)。したがって、新たな機能を持つ医療機器が保険収載された場合には、新たな機能区分も設定しなければならない・・・
-
2013年06月27日(木)
[材料価格] 人工骨等の保険収載通知、製品コードを一部訂正
-
厚生労働省は6月27日に、「医療機器の保険適用について」の一部訂正に関する事務連絡を行った。
今回は、(1)平成24年12月28日付(保医発1228第2号)(2)25年3月29日付(保医発0329第5号)(3)25年5月31日付(保医発0531第4号)―の3つの「医療機器の保険適用」通知を、それぞれ訂正している(p1参照)。
(1)では人工骨である『リフィット』(HOYA社)の、(2)では『DIB腎盂バルーンカテーテル』(塚田メディカル・・・・
-
2013年06月27日(木)
[診療報酬] 人工乳房用いた「乳がん患者の乳房再建」術等について留意事項
-
厚生労働省は6月27日に、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正に関する通知を発出した。
今回は、(1)診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項(平成24年3月5日付、保医発0305第1号)(2)特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項(同日付、保医発0305第5号)(3)特定診療報酬算定医療機器の定義等(同日付、保医発0305第7号)(4)特定保険医療材料の定義(同・・・
-
2013年06月27日(木)
[終末期医療] 終末期医療基準、「大枠定め詳細は患者等と相談」との考え増
-
厚生労働省は6月27日に、「終末期医療に関する意識調査等検討会」を開催した。
この日は、平成24年度の「人生の最終段階における医療に関する意識調査」結果(速報)が厚労省当局から報告されている。
調査対象は、一般国民、医師、看護師、施設介護職員、医療機関・特養ホームの施設長で、有効回答は6902(回収率36.7%)(p4~p5参照)。
まず、終末期医療について家族と話し合った経験については、「詳しく話し合って・・・
-
2013年06月27日(木)
[材料価格] 乳がん患者の乳房再建に用いる人工乳房などを保険収載
-
厚生労働省は6月27日に、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。7月1日から適用されている(p1~p47参照)。
C1(新機能)に区分された製品は、次のとおり(p27参照)。
●乳房再建術において、人工乳房の埋込みを容易にするために皮膚拡張を行う『ナトレル 133 ティッシュ・エキスパンダー』(アラガン・ジャパン社)
●植込み型除細動器用リード接続部品である『5019型DF4ヘッダ用High Voltage スプリッタキッ・・・
-
2013年06月27日(木)
[臨床研修] 激変緩和措置廃止で京都府の研修医数は激減、定員加算の創設を
-
厚生労働省は6月27日に、医道審議会・医師分科会の「医師臨床研修部会」を開催した。この日は、関係団体等からヒアリングを行った。
意見陳述したのは、(1)京都府(p5~p20参照)(2)青森県(p21~p34参照)(3)全国自治体病院協議会(p35~p95参照)(4)東京医科歯科大学附属病院(p96~p108参照)―の4団体。
(1)の京都府は、激変緩和措置廃止に伴う影響について意見を述べた。
府の試算によると、激変緩・・・
-
2013年06月27日(木)
[医薬品] 24年9月の新バーコード表示率、有効期限等で低い状況続く
-
厚生労働省は6月27日に、「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」を開催した。
この日は、バーコード表示の推進や、平成24年度の流通改善に向けた取組状況などについて議論を行った。
まず、24年9月末時点の新バーコード表示率を見てみる(p6~p7参照)。
生物由来製品については、商品コードこそ、調剤包装単位、販売包装単位、元梱包装単位のいずれでも100%近い表示率だが、有効期限や製造番号・記号については調剤・・・
-
2013年06月27日(木)
[診療報酬] 24年6月審査分の医科入院外、在宅が大きく減少 社会医療調査
-
厚生労働省は6月27日に、平成24年(2012)社会医療診療行為別調査の概況を発表した。24年6月審査分のレセプトをもとに、医療行為や傷病の状況を調査したもの。医科病院と調剤については、厚労省のナショナルデータベースに蓄積されている全レセプトを集計対象にしている(医科診療所等は、従来どおりの抽出調査)(p1参照)(p3参照)。
医科入院について見てみると、1件あたり点数は4万8962.8点で、前年に比べて1411.・・・
-
2013年06月26日(水)
[高齢者] 生涯現役に向け、シルバー人材センター等の情報共有フォーム構築
-
- 生涯現役社会の実現に向けた就労のあり方に関する検討会報告書(6/26)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 職業安定局 高齢・障害雇用対策部 高齢者雇用対策課 カテゴリ: 高齢者
未曾有の少子高齢化が進展しつづける我が国においては、「働く意欲のある高齢者が培った能力や経験を活かし、生涯現役で活躍し続けられる社会環境」を整えていくことが必要である。高齢者が意欲を持って現役を続けることは、健康維持・介護予防につながり、社会保障費の抑制効果も期待できる(p1参照)・・・
-
2013年06月26日(水)
[医療機器] 分野横断的、疾病別、技術別の医療機器研究開発を支援
-
厚生労働省は6月26日に、医療機器産業ビジョン2013を発表した。
平成20年9月に厚労省がまとめた「新医療機器・医療技術産業ビジョン」から5年が経過し、当時に比べて社会情勢は大きく変化している。たとえば、高齢化の著しい進展、長引く景気低迷、東日本大震災の発生などがあげられよう。
さらに、安倍内閣が6月14日に決定した成長戦略では、医薬品産業とならび、医療機器産業も成長産業の1つに位置づけられており、大きな・・・
-
2013年06月26日(水)
[介護保険] 定期巡回・随時対応サービス、25年5月末に292事業者で実施
-
厚生労働省は6月26日に、平成25年5月末現在における「定期巡回・随時対応サービスの事業所数」を発表した。
厚労省の調査によると、25年5月末にこのサービスを実施しているのは、150の保険者(前月は142保険者)において、292の事業所(前月は277事業所)で、2885人の利用者に提供されている。同一の事業所で介護と看護をセットで提供する「一体型」は93事業所(前月末は88事業所)で、増加傾向が伺える(p1参照)。
新・・・
-
2013年06月26日(水)
[緩和ケア] 多職種が企画・運営するイベント開催で、地域連携が実際に進展
-
- 緩和ケア推進検討会(第11回 6/26)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 医療提供体制
地域連携については、東京女子医大がんセンターの林病院部門長がプレゼンテーションを行った(p7~p45参照)。林氏は東京都の「緩和ケア連携推進事業」(平成24年度からの3ヵ年事業)の一環として行った『オレンジバルーンフェスタ』(25年6月8、9日)を紹介。これは、都民に緩和ケアを普及・・・
-
2013年06月26日(水)
[チーム医療] 患者宅での内服薬計数調剤等認め、在宅薬剤管理の推進を
-
厚生労働省は6月26日に、チーム医療推進方策検討ワーキンググループを開催した。この日は、(1)日本薬剤師会(2)チーム医療推進協議会―からヒアリングを行った。
(1)の日薬からは、チーム医療における薬剤師の業務範囲見直しに向けて要望が出された。具体的な要望事項は、(i)在宅における薬物療法への適切な関与(ii)在宅患者に調剤を行う際の処方せん送信手段の合理化(iii)一般用医薬品を含めた医薬品の適正使用に関・・・
-
2013年06月26日(水)
[診療報酬] 在宅での褥瘡対策や、入院患者の褥瘡状態チェック拡大等を議論
-
厚生労働省は6月26日に、診療報酬調査専門組織の「入院医療等の調査・評価分科会」を開催した。
この日の議題は、「医療機関における褥瘡の発生等の状況の検討」。
褥瘡対策については、前回(6月20日)会合でも、褥瘡患者管理加算を入院基本料等に包括化した点(p8~p9参照)に関する議論が行われている。そこでは、入院医療機関において、一定の「褥瘡対策」が採られている状況がうかがえ、包括化を継続していく方向が・・・
-
2013年06月26日(水)
[医薬品] 新薬メーカーは「患者ニーズに対応した革新薬」の研究開発を
-
厚生労働省は6月26日に、「医薬品産業ビジョン2013」を発表した。
2007年の新医薬品産業ビジョン策定から5年以上が経過し、国内・海外ともに医薬品産業を取巻く情勢が大きく変化している。また、安倍内閣は6月14日に成長戦略を決定し、健康・医療関連産業を振興していく方針を明確にしている(p4~p9参照)。
こうした状況を受け、厚労省は新たに、医薬品産業の将来像、関連産業の発展の姿、国が保有すべき産業基盤の姿、・・・
-
2013年06月26日(水)
[医療機器] 心臓ペースメーカ等への電気自動車充電器の影響を検証
-
厚生労働省は6月26日に、医薬品・医療機器等安全性情報No.302を公表した。
今回は(1)抗リウマチ薬イグラチモドとワルファリンとの相互作用が疑われる重篤な出血(2)電気自動車の充電器による植込み型心臓ペースメーカ等への影響に係る使用上の注意の改訂(3)重篤な副作用等に関する情報(4)使用上の注意の改訂(5)市販直後調査の対象品目一覧―を掲載している。
(1)では、イグラモチドとワルファリンの相互作用により・・・
-
2013年06月26日(水)
[診療報酬] 機能強化型在支診の施設基準、構造設備と実績をあわせて検討
-
厚生労働省は6月26日に、中医協総会を開催した。
この日は、在宅医療がメインの議題となった。
在宅医療に関しては、2月13日、5月29日にも集中討議(フリートーク)が行われており、今回が3回目。この日は、「在宅医療の推進」と「自宅以外に対する在宅医療の提供」をテーマとした。
前段の「在宅医療の推進」は、社会保障・税一体改革の中でも最重要テーマの1つとされている。
今後、高齢化が進む中では、死亡する高・・・
-
2013年06月26日(水)
[診療報酬] 費用対効果評価、豪州のCRT治療を具体例に数値交えて議論
-
厚生労働省は6月26日に、中医協の費用対効果評価専門部会を開催した。
この日は、池田参考人(国際医療福祉大学薬学部教授)から、「海外における費用対効果評価の具体例」が報告され(p8~p27参照)、これにもとづいた議論を行った。
費用対効果評価に関しては、前回(5月29日)会合で議論(正確には、福田参考人による講義)が一巡したため、今後は「具体例をもとに議論していく」こととなっている。
そこで今般、海・・・
-
2013年06月25日(火)
[介護保険] 認知症患者の検査・投薬状況等記載した手帳用い、地域連携推進
-
厚生労働省は6月25日に、都道府県・指定都市認知症施策担当者会議を開催した。
新たな認知症施策として、平成24年9月に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が策定された(p16~p22参照)。今回の会議では、都道府県等の担当者に、(1)当面の認知症施策の取組み(p9~p27参照)(2)都道府県・指定都市研修事業(p28~p34参照)(3)早期診断・早期対応に関する25年度の市町村モデル事業の実施等・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。