-
2010年04月27日(火)
[介護保険] 厚労省と国土交通省、介護保険事業等の改善措置を回答
-
総務省は4月27日に、「介護保険事業等に関する行政評価・監視 勧告に対する改善措置状況」を公表した。
総務省は、介護保険事業等に関する行政評価・監視の勧告を平成20年9月に行い、改善措置状況の回答を、厚生労働省と国土交通省から平成21年3月に受けている。今回は、その1年後の状況についての回答で、2回目にあたる。
勧告事項は、(1)介護サービス従事者の確保(2)平成18年度に新たに導入された予防給付事業や介護予・・・
-
2010年04月16日(金)
[救急医療] 平成21年中の救急出動件数は全国で512万回
-
消防庁は4月16日に、平成21年中の救急出動件数等(速報)を公表した。
資料によると、全国の救急出動件数は512万2247件で、前年と比べて2万5153件(0.5%)増加、救急搬送人員は468万1815人で前年比3179人(0.1%)増加していた。これは昨年発生した新型インフルエンザによる影響があり、新型インフルエンザ感染の疑いがある患者に係る救急出動件数は1万6728件、救急搬送人員は1万7352人で、これを差し引くと、救急出動件数は・・・
-
2010年03月26日(金)
[救急医療] 画像等の伝達により的確な医師の指示可能に 消防庁
-
消防庁は3月26日に、「救急業務におけるICTの活用に関する検討会報告書」を公表した。
これは、救急車(救急隊員)と医療機関(医師)との間の情報交換について取りまとめたもの。報告書では、(1)心電図や血圧などのバイタルサイン情報や傷病者の画像情報を直接に医師の持つ携帯電話の画面に伝送する方式(2)情報を消防指令センターに常駐する医師に伝送するとともに、必要に応じて消防指令センター医師から医療機関に同時・・・
-
2010年03月25日(木)
[救急医療] 救命率向上に向け、市民による心肺蘇生の効果等まとめる
- 消防庁は3月18日に、救急統計活用検討会報告書を公表した。消防庁では、地域の救急業務実施体制をより質が高く、効率的なものとし、救命率の向上を図るために救急統計を活用する検討会を開催してきた。本報告書は、検討会の調査・議論をまとめたものである。高齢化の進展を踏まえた生存率等の調整(p21~p27参照)や、一般市民による心肺蘇生の効果(p30~p33参照)などが整理されている。
-
2010年03月19日(金)
[救急医療] 消防と医療の連携進めるための担当者会議 消防庁・厚労省
-
総務省消防庁と厚生労働省が3月19日に開催した、消防と医療の連携の推進に関する全国担当課長会議で配付された資料。この会議は、消防と医療の連携について都道府県の主管課長に説明するもの。
資料では、(1)改正消防法における協議会の設置状況(p38~p39参照)(2)平成21年中の救急搬送における医療機関の受入状況等実態調査結果(p40~p79参照)(3)都道府県の連携推進にかかる実施基準策定状況・・・
-
2010年03月18日(木)
[救急医療] 産科の搬送状況は改善するも、小児ではやや悪化 消防庁
-
消防庁は3月18日に、平成21年中の救急搬送における医療機関の受入状況等実態調査の結果を発表した。それによると、重症以上傷病者搬送事案は52万5843人で、照会回数4回以上の割合は3.2%、現場滞在時間30分以上の割合は4.3%であることなどがわかった。
産科・周産期の搬送事案は4万791人で、照会回数4回以上の割合は3.2%、現場滞在30分以上の割合は6.1%(p3~p4参照)。小児の搬送事案は37万8210人で、照会回数4回以上の・・・
-
2010年03月12日(金)
[救急医療] 平成21年度救急業務高度化推進検討会報告書(案)を提示
-
総務省が3月12日に開催した、救急業務高度化推進検討会で配付された資料。この日は、平成21年度救急業務高度化推進検討会報告書(案)が提示された。
総務省は、平成20年度の同検討会の提言を受け、改正消防法を平成21年10月30日に施行し、処置だけではなく搬送までを含めた救急全体の質向上に向けた体制整備を行ってきた。さらに、平成21年度は、救急業務の高度化や救命率の一層の向上を図るための検討を進めてきたという。
・・・
-
2010年02月19日(金)
[医療安全] 3年以内にAEDの不具合が疑われた事例は328件 総務省調査
-
総務省は2月19日に、消防機関においてAEDの不具合が疑われた事例に関する調査結果を公表した。この調査は、全国メディカルコントロール協議会連絡会が初めて、全国の消防機関に対し、AEDの不具合が疑われた事例に関する調査を行ったもの。調査対象は、原則3年以内にAEDの不具合が疑われた事例。
調査結果から、AEDの不具合が疑われた事例は、合計328件。このうち、(1)除細動の適応がある(疑い含む)傷病者に対し、AEDが除細・・・
-
2010年01月25日(月)
[公立病院] 公立病院経営改善事例集、経営状況が良好の10病院を紹介
-
総務省は1月25日に、公立病院経営改善事例集を公表した。これは、総務省が平成21年6月から公立病院の経営改善の取組等について調査・研究を行い、事例を取りまとめたもの。
事例集は、(1)公立病院の経営改善事例(p4~p67参照)(2)経営改善の主な取組事例(p68~p76参照)(3)医師確保対策の主な取組事例(p77~p87参照)(4)公立病院の施設整備の状況(p88~p94参照)―の4章から構成されている。
公立病院の・・・
-
2009年12月25日(金)
[22年度予算] 医療・福祉等のICT利活用促進に243億円計上 総務省
-
総務省は平成21年12月25日に、平成22年度総務省所管予算(案)の概要を公表した。
平成22年度予算は、ゼロベースで厳しく優先順位を見直し、要求段階から積極的な減額を行う方針でまとめられ、行政刷新会議における事業仕分けや、総務省独自の事業仕分け結果等を反映させるとともに、「地域主権の確立」「ICTによる新たな経済成長」等の主要施策の予算を確保し、メリハリの利いたものとなっている(p2参照)。
平成22年・・・
-
2009年12月03日(木)
[救急医療] 救急車による搬送患者の半数以上は軽症 総務省
-
総務省消防庁は12月3日に、平成21年版の救急・救助の現況を発表した。それによると、平成20年中の救急自動車による救急出場件数は509万7094件で、前年に比べ19万3142件減少。また、搬送人員も467万8636人で、前年に比べ22万4117人減少している。
現場到着までの所要時間は、全国平均7.7分(前年は7.0分)。医療機関収容までの所要時間は、全国平均35.0分(同33.4分)となっている。
搬送人員の傷病の程度をみると、軽症が最・・・
-
2009年11月06日(金)
[救急医療] 救急業務におけるICT、傷病者情報を複数の医療機関に伝送
-
総務省の消防庁がこのほど開催した、救急業務におけるICTの活用に関する検討会で配付された資料。この検討会は、平成20年10月に、救急車と医療機関との情報交換の手法として、ICTを活用した救急業務の有効性及び救命効果について検証を行うために発足されたもの。
昨年度は、救急車内から医療機関に画像やバイタルサイン等の傷病者情報を医療機関に伝送する実証検証などを行い、平成21年2月に報告書をとりまとめている・・・
-
2009年10月27日(火)
[救急医療] 傷病者の搬送・受入れ実施基準を通知 消防庁・厚労省
-
消防庁と厚生労働省は10月27日に、傷病者の搬送及び受入れの実施に関する基準の策定に関する通知を連名で発出した。この基準は、厚労省の検討会で議論し、まとめたもの。
通知では、(1)実施基準策定の趣旨(p2参照)(2)実施基準の内容(p2~p6参照)(3)協議会(p6~p7参照)―について示し、都道府県に対して速やかな実施基準策定を求めている。
資料として、検討会報告書が添付されている(p8~p76参照)。
-
2009年10月15日(木)
[概算要求] 消防・救急救命に109億円計上 総務省
-
総務省は10月15日に、平成22年度総務省所管予算概算要求の概要について発表した。新政権下でマニフェストを実現するために、8月の概算要求を組み替えたもの。
今回の要求額は、8月の要求に比べ1403億円減額された18兆5934億円(p2参照)。もっとも、予算額を明記せず「年末の予算編成過程で検討」とするにとどめた事項要求も多く、具体的な姿は完全には明らかになっていない。
主要項目については大きく組み替えられ、「・・・
-
2009年10月09日(金)
[救急医療] 救急業務の高度化を評価するために統計資料等を活用 消防庁
-
消防庁が10月9日に開催した、救急統計活用検討会の初会合で配付された資料。この検討会は、救命措置が最大限の効果をあげるためにどのような処置を優先的に行うべきか等、救急業務の高度化を客観的に評価するために、統計と調査をどう充実させ活用するかについて検討するために設置された(p2参照)。
この日は、救急業務統計やウツタイン統計の見直し、救急統計の教育への活用などについて議論が行われた。ウツタイン統計・・・
-
2009年09月20日(日)
[高齢者] 女性の高齢者割合25%超え、4人に1人が高齢者
-
総務省は9月20日に、「統計からみた我が国の高齢者」を公表した。これは、敬老の日(9月21日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめたもの。
女性の高齢者の割合は、初めて25%を超えたとし、4人に1人が高齢者となったことを報告している(p3参照)。
資料では、増加を続ける高齢者の現状について、(1)人口(国勢調査および推計人口)(p2~p4参照)(2)暮らし(住宅・土地統・・・
-
2009年09月16日(水)
[公立病院] 経営改善事例について公立病院関係者からヒアリング 総務省
-
総務省が9月16日に開催した、公立病院経営改善事例等実務研究会で配付された資料。この日は、公立病院関係者からのヒアリング及び意見交換が行われた。
資料には、(1)三豊総合病院における退院調整チームの役割(p2~p15参照)(2)東栄病院の再生(公設民営化への道)(p16~p23参照)(3)公立病院経営改善事例に係る予備的調査(公立黒川病院)(p24~p40参照)―が提示されている。
-
2009年09月08日(火)
[救急医療] 119番から病院収容までは35分 総務省調査
-
総務省は9月8日に、平成20年の救急・救助の概要(速報)を発表した。資料によると、(1)平成20年の出場件数は前年比3.7%減の510万件、搬送人員は同4.6%減の468万人(p9参照)(2)平成21年4月現在、救急救命士の資格を持つ消防職員は2万3000人超で、救急救命士運用隊は全体の91.1%(p15~p17参照)―などの結果が明らかになっている。
また、119番通報から現場到達までの時間は全国平均で7.7分、119番通報から病院収・・・
-
2009年08月31日(月)
[概算要求] 救急救命体制の充実に6億5千万円を要求 総務省
-
総務省は8月31日に、平成22年度予算概算要求の概要を公表した。資料によると、一般会計予算は前年度に比べて9978億円増の18兆7337億円を要求するとしている(p2参照)。
医療関係について見てみると、(1)医療現場における電子タグ等の技術活用や健康情報活用基盤の構築など、ICTを活用した地域再生の推進に41億6000万円(前年度比15億9000万円増、一部再掲)(p7参照)(2)救急救命体制の充実に6億5000万円(同8000・・・
-
2009年08月31日(月)
[概算要求] 救急救命体制の充実に6億5300万円 消防庁
-
総務省の消防庁は8月31日に、平成22年度予算概算要求の概要を公表した。
消防庁の概算要求額は、前年度比14億3300万円増の146億円3300万円となっている。主要事業としては、(1)地域における総合的な防災力の強化に36億4400万円(前年度比8700万円増)(2)消防防災体制の充実に72億9200万円(同11億4400万円増)(3)救急救命体制の充実に6億5300万円(同8000万円増)(4)身近な生活における安心・安全の確保に8億5200万円・・・
-
2009年08月28日(金)
[不服申立] 後期高齢者医療で自治体への不服申立件数が増加
-
総務省はこのほど、平成20年度における行政不服審査法等の施行状況に関する調査結果を公表した。
不服申立制度は、行政上の違法・不当な処分等に対して不服申立てのみちを開くことで、権利利益を救済し、行政の適正な運営を確保するもの。総務省は、不服申立制度を適正かつ的確に運用するために、国や地方公共団体に対する不服申立ての件数や処理状況等を把握し公表している。
資料によると、平成20年度の不服申立件数は国に・・・
-
2009年08月19日(水)
新型インフル第2波対策の検討を開始 消防庁
-
総務省が8月19日に開催した、「消防機関における新型インフルエンザ対策検討会」の初会合で配付された資料。今秋にも流行の第2波が到来すると予測された新型インフルエンザだが、すでに夏の段階で流行の兆しをみせており、この検討会は、消防機関における対策や救急搬送体制などを早急に固めるために設置された。
ウイルスの変異によるH1N1の強毒化や、かねてより危惧されてきた強毒性のH5N1(トリ由来の新型インフルエンザ)・・・
-
2009年08月17日(月)
救急救命士によるエピネフリン製剤使用で報告書 総務省
-
総務省は8月17日に、「消防機関における自己注射が可能なアドレナリン(エピネフリン)製剤の取扱いに関する検討会」報告書を公表した。
厚生労働省は、「アナフィラキシーショックで生命が危険な状態にある傷病者が、あらかじめ自己注射が可能なアドレナリン(エピネフリン)製剤を交付されている場合には、救急救命士が同製剤を使用することを認める」とする制度改正を平成21年3月に行った。これを受けて、総務省は救急救命・・・
-
2009年08月11日(火)
三大都市圏の人口は過去最高、全国人口の半数を上回る
-
総務省は8月11日に、平成21年3月31日現在の、住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数をまとめ、公表した。
資料によると、日本全国の人口は1億2707万6183人で、2年連続で増加している(p5参照)。そのうち、三大都市圏(東京圏、名古屋圏及び関西圏)の人口が、過去最高を記録し、昨年の50.2%に引続き、全国人口の半数を上回る50.37%となっている(p13参照)。
また、老年人口(65歳以上)の割合は22.21%・・・
-
2009年08月06日(木)
救急業務高度化に伴う諸問題についての検討はじまる 総務省
-
総務省が8月6日に開催した、「救急業務高度化推進検討会」の初会合で配付された資料。この検討会は、救命効果の向上を図るために、救急業務の高度化に伴って生じる諸問題を研究・検討するもの(p3参照)。下部組織として(1)メディカルコントロール作業部会(2)救急指令・救急相談作業部会(3)災害時における消防と医療の連携に関する作業部会―が設置される(p6参照)。
この日は、平成21年度の検討項目について議・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。