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2020年10月23日(金)
[医療改革] オンライン資格確認の方向性、厚生労働白書に明記
- 厚生労働省が23日に公表した厚生労働白書(2020年版)の第2部の「医療関連イノベーションの推進」の章の「データヘルス改革の推進」では、前年の白書では取り上げていなかったオンライン資格確認の記載を新たに加えたほか、マイナポータル、ゲノム医療、AI活用などの記載を充実させた。◆マイナンバーカードによる資格確認でシステム改修支援 白書では、オンライン資格確認の導入を盛り込んだ健康保険法などの一部改正法が19年の・・・
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2020年10月23日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 10月26日-10月31日
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月26日-10月31日)(10/23)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年10月16日(金)
[がん対策] がん対策推進基本計画、21年度内に中間評価へ 国の推進協議会
- 国のがん対策推進協議会は、現行の第3期がん対策推進基本計画の中間評価の報告書を2021年度内に公表することを決めた。4期目の次期基本計画については、23年3月ごろの閣議決定を目指す(p10参照)。 中間評価のための指標は、がんに関する、▽年齢調整死亡率▽検診受診率▽ゲノム医療中核拠点病院の数-などの全140項目。これらが、個別目標の達成に向けてどれほどの効果をもたらしているかなどの観点から、科学的・総合的に評・・・
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2020年09月25日(金)
[がん対策] 全ゲノム解析推進へ年度内に取りまとめ 厚労省・連絡調整会議
- 厚生労働省の有識者会議は25日、がんに関する全ゲノム解析を推進するための議論をスタートさせた(p11参照)。関連の統一的なデータの効率的な収集体制や、管理・運営、利活用の方法などを今後検討し、2020年度内に最終取りまとめをする予定。この日の初会合では、推進や体制整備に向けた必要な財政支援や人材育成といった課題が指摘された。 有識者会議の名称は「がん全ゲノム解析等連絡調整会議」。厚労科研の「がん全ゲ・・・
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2020年09月18日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月21日-9月26日
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月21日-9月26日)(9/18)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年04月24日(金)
[先進医療] 先進医療B該当1技術を了承 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は24日、先進医療会議で「適」と評価された先進医療B該当技術1件を了承した。詳細は以下の通り。【先進医療B】●技術名:固形がん患者における初回治療時の包括的ゲノムプロファイル検査の実現性と治療選択への有用性を評価する前向き研究/適応症など:進行・再発固形がん(非小細胞肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がん)/申請医療機関:国立がん研究センター中央病院・・・
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2020年03月30日(月)
[がん対策] がんゲノム医療中核拠点病院、12カ所を4月から指定 厚労省
- 厚生労働省は30日、静岡県立静岡がんセンターなど12医療機関を「がんゲノム医療中核拠点病院」として指定すると発表した。指定は、4月1日から2022年3月31日まで(p1参照)。 12医療機関は、3月4日から27日にかけて開催された同省の「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会」で、指定することが適当と判断された。このうち、静岡県立静岡がんセンター以外の11カ所は、3月31日に指定期限を迎えるため、4月1日から・・・
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2020年03月27日(金)
[医療改革] 第2期健康・医療戦略、統合プロジェクトを6つに再編 政府
- 政府は27日、第2期健康・医療戦略を閣議決定した。従来は9つあった統合プロジェクトを、2期目では「ゲノム・データ基盤」「疾患基礎研究」など6つに再編。日本医療研究開発機構(AMED)の支援によって、基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進と、成果の実用化を目指す(p12参照)。 健康・医療戦略は、健康長寿社会の実現に向け、政府が講じるべき医療分野の研究開発や新産業創出に関する施策を総合的に進めるために・・・
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2020年02月17日(月)
[医療提供体制] 東北メガバンク計画、「事業目標は十分達成」
- 文部科学省は17日、科学技術・学術審議会の「次世代医療実現のための基盤形成に関する作業部会」で、東日本大震災の被災地の住民の遺伝子情報などを集めたバイオバンクを構築し、個別化医療などの実現を目指す東北メディカル・メガバンク(TMM)計画に関する事後評価票の素案を提案し、おおむね了承された。素案では、この計画について、被災地住民の健康管理にも貢献するなど社会的な意義がある上、最大で約15万人分のゲノム情・・・
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2020年01月31日(金)
[感染症] 新型コロナウイルスの分離に成功 国立感染症研究所
- 国立感染症研究所は1月31日、新型コロナウイルスの分離に成功したことを明らかにした。使用した細胞は「VeroE6/TMPRSS2細胞」で、臨床検体を接種後、細胞の形状変化を観察し、多核巨細胞の出現を捉えたという。 同研究所によると、細胞上清中のウイルスゲノムを抽出し、ほぼ全長のウイルスゲノムの配列を確定した。同研究所は「分離したウイルスを用いて、ウイルス感染機構及び病原性の解析、ウイルス検査法・抗ウイルス薬・ワ・・・
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2019年12月20日(金)
[がん対策] 全ゲノム解析、がん1.6万症例以上を先行的に実施へ 厚労省
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- 全ゲノム解析等実行計画について(12/20)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省大臣官房厚生科学課,健康局がん・疾病対策課,健康局難病対策課 カテゴリ: 医学・薬学
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2019年12月20日(金)
[医療提供体制] 認知症疾患医療センターの相談機能を強化 厚労省の予算案
- 厚生労働省が20日に公表した2020年度の予算案では、「認知症疾患医療センターの整備促進・相談機能強化」に19年度当初予算比1億円増の12億円を計上した(p111参照)。 認知症の人などに対する早期診断や早期対応を行うため、認知症疾患医療センター(基幹型、地域型、連携型)を整備する。また、地域包括支援センターなどの関係機関と連携して日常生活支援の相談機能の強化を図る(p111参照)。 「認知症研究の推進」・・・
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2019年12月13日(金)
[医療提供体制] ゲノム医療推進へ体制の整備に5.8億円 19年度補正予算案
- 厚生労働省は、13日に公表した2019年度補正予算案の概要で、全ゲノムの本格解析に向けた体制の整備に5.8億円を充てるとしている。これにより、全ゲノム解析を試験的に実施する方針だ(p5参照)。 厚労省は、提示した追加額1,272億円のうち、275億円を「未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上」に充当する(p2参照)。 そのうち、医療関連分野に関しては、▽感染症対策にかかわ・・・
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2019年12月13日(金)
[医療機器] 医療機器2品目、臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は13日、医療機器2品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。 新たに保険適用される医療機器(2020年4月収載予定)は次の通り。【区分C2:新機能・新技術】●間質液中のグルコース濃度を連続的に測定、間質液中グルコース濃度変動パターンを表示し、低血糖または高血糖の検出を補助する「FreeStyle リブレ」(アボットジャパン):特定保険医療材料としては設定せず、新規技術料にて評価・・・
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2019年12月05日(木)
[がん対策] 保険適用のがん遺伝子パネル検査、昨年10月末までに805件
- 厚生労働省はこのほど、一度に多数の遺伝子を調べる「がん遺伝子パネル検査」(パネル検査)の実態把握調査の結果を、「がんゲノム医療推進コンソーシアム運営会議」に報告した。パネル検査が保険適用された2019年6月から10月末までに、62の医療機関が計805件のパネル検査を実施(p22参照)。その結果、治療に結び付いた患者が88人いたことが分かった(p23参照)。 厚労省は、がんゲノム医療中核拠点病院など167施設を・・・
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2019年12月04日(水)
[診療報酬] がんゲノム医療拠点病院、「中核拠点」と同様の評価に 中医協
- 厚生労働省は4日の中央社会保険医療協議会・総会で、「がんゲノム医療拠点病院」に関する診療報酬上の評価を「がんゲノム医療中核拠点病院」と同様に、指定要件の充足状況が不十分なため「特例型」に位置付けられた地域がん診療連携拠点病院の評価を地域がん診療病院と同様にすることを提案し、了承された(p112参照)。 18年度改定では、がんゲノム医療を提供する医療機関に対する加算(250点)が新設された・・・
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2019年12月03日(火)
[がん対策] ゲノム解析で検体収集、5年生存率低いがんなど重点に 厚労省
- 厚生労働省は3日、「がんに関する全ゲノム解析等の推進に関する部会」で、これまでの議論の経緯を報告した。全ゲノム解析を進めるため、5年生存率が著しく低かったり、臨床的に難治性と位置付けられたりするがんの種類を重点的に検体収集する必要があると指摘(p10参照)。解析プロジェクトでは、まず国内のバイオバンクに保存されている既存検体を活用して「先行解析」を実施し、その後、その結果などを踏まえて「本格解析・・・
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2019年12月03日(火)
[医療提供体制] 一定の症例数確保の多因子性疾患は全ゲノム解析も 厚労省
- 厚生労働省は3日、「難病に関するゲノム医療の推進に関する検討会」(座長=水澤英洋・国立精神・神経医療研究センター理事長)の第3回会合で、「これまでの議論の経過」を示した。難病領域における全ゲノム解析の必要性と目的、対象疾患などに関する意見を記載(p5参照)。多因子性疾患に関しては、既存のオミックス解析拠点事業で蓄積された臨床検体のうち、一定の症例数を確保できる疾患について「対象疾病・数値目標に対・・・
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2019年11月29日(金)
[健康] 複数の精神疾患に共通の大脳白質異常を発見 NCNP精神保健研
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- 複数の精神疾患に共通する大脳白質の異常を発見 統合失調症と双極性障害に共通の異常(11/29)《国立精神・神経医療研究センター》
- 発信元:国立精神・神経医療研究センター カテゴリ: 医学・薬学
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2019年11月20日(水)
[医療改革] 保健医療分野AI開発、障壁解消へ工程表作成を提案 厚労省
- 厚生労働省は20日、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」(座長=北野宏明・ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長・所長)の9回目の会合で、AI(人工知能)の開発促進とロードブロック(障壁)の解消に向けた工程表を、それぞれ2019年度内にまとめることを提案した(p3参照)。工程表をまとめた後に、継続的な情報収集と進捗状況の確認を行うワーキンググループ(WG)を設置する(p4参照)。 厚労省・・・
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2019年11月19日(火)
[医療提供体制] 難病に関するゲノム医療、数値目標の設定を提案 厚労省
- 厚生労働省は19日、「難病に関するゲノム医療の推進に関する検討会」(座長=水澤英洋・国立精神・神経医療研究センター理事長)の第2回会合で、難病のゲノム推進に関する実行計画策定に向け、数値目標を定めるよう提案した(p14参照)。 第1回会合では、▽単一遺伝子性疾患(単一の遺伝子の変異により起こる遺伝性疾患)▽多因子性疾患(複数の遺伝因子に加え、環境・生活習慣や老化が関わって発症する疾患)▽現時点で疾患概・・・
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2019年10月18日(金)
[医療機器] 医療機器2品目、臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は18日、医療機器2品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。 新たに保険適用される医療機器(2019年12月収載予定)は次の通り。【区分C2:新機能・新技術】●潜因性脳梗塞(奇異性脳塞栓症の確診例、または一過性脳虚血発作を含む)の既往があり、卵円孔開存(PFO)の存在が脳梗塞の発症に関与していると判断された患者のPFOの閉鎖を目的とする経皮的カテーテルPFO閉鎖機器であり、脳梗塞の再発リス・・・
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2019年10月08日(火)
[医療提供体制] 難病ゲノム解析、3類型に分け優先順位など検討を 厚労省
- 厚生労働省は8日、「難病に関するゲノム医療の推進に関する検討会」(座長=水澤英洋・国立精神・神経医療研究センター理事長)の初会合で、難病のゲノム医療推進に関する実施計画の策定に当たって検討すべき事項を示した。ゲノムデータ基盤の対象疾患や症例数に関するゲノム解析などを行う検体数について「これまでの研究実績や統計学的な観点を踏まえて検討してはどうか」と提案。難病を3つの類型に分け、優先順位などを検討す・・・
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2019年09月19日(木)
[がん対策] がんゲノム拠点病院を初指定、がん研有明など34機関 厚労省
- 厚生労働省は19日、がん研究会有明病院や国立成育医療研究センター、神奈川県立がんセンターなど34医療機関を「がんゲノム医療拠点病院」として初めて指定した。これらの医療機関は、がんゲノム医療提供の拠点病院としての役割を担う。指定は2022年3月31日まで(p1参照)。 今回の指定は、5日に開催された「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会」の議論を踏まえた措置(p1参照)。 遺伝子情報に基づいた・・・
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2019年09月13日(金)
[がん対策] がんゲノム医療中核拠点病院の選定・評価結果を公表 厚労省
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- がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会(選定結果及び評価結果)(第2回 9/13)、(議事概要)(第2回 9/5)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課 カテゴリ: 保健・健康 医療提供体制
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