-
2015年03月18日(水)
[診療報酬] 2014年度改定の結果検証調査速報案を提示 中医協・検証部会1
- 厚生労働省は3月18日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、「2014年度診療報酬改定の結果検証にかかる特別調査(2014年度調査)速報案」を議題とした。速報案が示されたのは、(1)精神医療の実施状況、(2)救急医療の実施状況、(3)後発医薬品の使用促進策の影響および実施状況―の各調査。 (1)は、適切な向精神薬使用の推進や精神疾患患者の地域移行と地域定着の推進等を含む精神医療の実施状・・・
-
2015年03月18日(水)
[診療報酬] 後発医薬品調剤体制加算の算定が減少 中医協・検証部会2
- 3月18日の中央社会保険医療協議会「診療報酬改定結果検証部会」では、このほか、(2)救急医療の実施状況、(3)後発医薬品の使用促進策の影響および実施状況―も示された。 (2)は、「救急医療管理加算等の見直しによる影響」や「精神疾患患者の救急受入を含む救急医療の実施状況」を調査。 「夜間(準夜・深夜・早朝)の救急対応」については、「救命救急センターを有する医療機関」では、内科・小児科・外科・産科の各診療・・・
-
2015年03月18日(水)
[医療提供体制] 厚労省が在宅医療を行う医療機関案を提示 中医協・総会
- 厚生労働省は3月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、外来応需体制に関する「在宅医療を行う医療機関(案)」などを議論した。 外来応需体制とは、健康保険法の趣旨から、保険医療機関はすべての被保険者に対して、療養の給付を行う開放性が必要であること。すなわち、外来に通院できない患者には、外来診療を行う医療機関が訪問診療を行うことが前提となっている。これまで、明確な条文はなく、解釈上の運用がさ・・・
-
2015年03月18日(水)
[医薬品] 原価計算方式の利益率補正の定量化に関する研究 薬価専門部会
- 厚生労働省は3月18日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、厚生労働科学特別研究事業である「薬価算定基準(原価計算方式)における利益率の補正の定量化」に関する研究が報告された。 原価計算方式とは、薬価算定単位あたりの製造販売に要する原価に、販売費、一般管理費、営業利益、流通経費、消費税・地方消費税相当額を加えた額を薬価とする算定方式(p4参照)。 研究では、原価計算方式による薬価算・・・
-
2015年03月18日(水)
[診療報酬] 予見性の高い加算ルールを可能にする研究 保険材料部会
- 厚生労働省は3月18日、中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」を開き、厚生労働科学特別研究事業である「特定保険医療材料の保険償還価格算定の基準における定量的評価」に関する研究について、報告された(p3~p25参照)。 特定保険医療材料とは、保険医療機関などにおける医療材料の支給に要する平均的な費用の額が、診療報酬とは別途に定められている医療材料・医療機器を指す。 この研究は、特定保険医療材料・・・
-
2015年03月13日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(3月16日~3月21日)
-
- 来週注目の審議会スケジュール(3月16日~3月21日)(3/13)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2015年03月09日(月)
[意見募集] 選定療養の新規導入の提案や見直し意見を募集 厚労省
- 厚生労働省は3月9日、「選定療養として導入すべき事例等」に関する意見募集を開始した。 選定療養は現在、「特別の療養環境(差額ベッド)」、「時間外診療」、「予約診療」など10類型が定められている。入院基本料等の基礎的部分が保険外併用療養費として支給され、上乗せ部分の費用は患者から自由に徴収できる(自由料金)(p1~p2参照)。 意見募集は、「『日本再興戦略』改訂2014」(2014年6月24日閣議決定)で、選定療・・・
-
2015年03月04日(水)
[診療報酬] 2016年度改定に向け、急性期入院医療を議論 中医協・総会1
- 厚生労働省は3月4日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度診療報酬改定に向けて「入院医療」などを議論した。入院医療では、(1)急性期入院医療、(2)地域包括ケア病棟・回復期入院医療、(3)慢性期医療―がテーマとなった。 (1)では、厚労省が日本国内の病床総数は157万3,772床で(2013年10月現在・医療施設調査)、年々緩やかな減少傾向だ。また、一般病床の平均在院日数も17.2日(同)で、短縮傾向にあ・・・
-
2015年03月04日(水)
[診療報酬] 地域包括ケア病棟等の強化のあり方検討へ 中医協・総会2
- 3月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、このほか、(2)地域包括ケア病棟・病床、回復期入院医療(p63~p76参照)、(3)慢性期入院医療(p79~p106参照)―が議論された。 (2)では、高齢化により、複数の傷病をもち嚥下機能障害等を併発するなど、日常生活機能の低下した患者が多くなっており、在宅復帰を進めるためには、さまざまな心身機能への対応や、介護サービスなど社会資源の利用に関する調整が鍵を握って・・・
-
2015年03月04日(水)
[診療報酬] 医療技術の評価方法案を了承 中医協・基本問題小委
- 厚生労働省は3月4日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、2016年度診療報酬改定に向けた「医療技術の評価・再評価に係る評価方法案」を議論し了承した。 診療報酬改定では、新規医療技術の評価と既存技術の再評価は、学会などから提出された技術評価提案書を参考に、中医協の「医療技術評価分科会」で検討を進め、中医協総会へ報告している。しかし、先進医療で実施されている技術について、実施医・・・
-
2015年02月27日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(3月2日~3月7日)
-
- 来週注目の審議会スケジュール(3月2日~3月7日)(2/27)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2015年02月24日(火)
[診療報酬] 2016年度改定に向けた評価方法案を提示 医療技術評価分科会
- 厚生労働省は2月24日、診療報酬調査専門組織「医療技術評価分科会」の2014年度初会合を開催した。この分科会は、診療報酬改定に際し、関係医学会などから保険収載の提案が出ている医療技術について有効性・安全性などを評価し、その結果を中央社会保険医療協議会の総会に報告する役割がある。前回2014年度の改定時には、重複分を含み863件の提案があった(p3参照)。 今回の分科会では、2016年度の次期診療報酬改定に向けて・・・
-
2015年02月20日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(2月23日~2月28日)
-
- 来週注目の審議会スケジュール(2月23日~2月28日)(2/20)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2015年02月18日(水)
[診療報酬] 次期診療報酬改定へ議論スタート 中医協・総会
- 厚生労働省は2月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器の保険適用(p3~p6参照)、(2)医薬品の薬価収載(p7~p47参照)、(3)先進医療会議の検討結果の報告(p143~p168参照)、(4)在宅医療(p169~p268参照)―などを議題とした。 (4)は、次期診療報酬改定へ向けた議論がスタート。厚労省は、「在宅医療」について、現状や診療報酬上の評価、訪問看護、外来応需体制の運用などについて・・・
-
2015年02月18日(水)
[診療報酬] 「医療経済実態調査」の実施案など了承 中医協・調査実施小委
- 厚生労働省は2月18日、中央社会保険医療協議会の「調査実施小委員会」を開き、次期2016年度診療報酬改定に向けた「第20回医療経済実態調査」の実施案と調査票案を提示し、小委員会は了承した。 調査は、「医療機関等調査」と「保険者調査」で構成される。実施案では、「医療機関調査」の調査日程は、調査票の配布が2015年5月末、回答期限が6月末。報告時期は前回(2013年11月6日)と同時期を目標としている(p3参照)。「保・・・
-
2015年02月13日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(2月16日~2月21日)
-
- 来週注目の審議会スケジュール(2月16日~2月21日)(2/13)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2015年01月28日(水)
[診療報酬] 選定療養、追加事例把握の提案募集へ 中医協・総会
- 厚生労働省は1月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)選定療養として導入すべき事例を把握する仕組みの構築(p24~p26参照)、(2)次期診療報酬改定に向けた検討の場(p27~p33参照)、(3)臨床検査の保険適用(p3~p8参照)、(4)先進医療の実績報告(p12~p23参照)―などを議題とした。 (1)では、「『日本再興戦略』改訂2014」(成長戦略)で、選定療養に関し、療養時のアメニティ向上のため・・・
-
2015年01月28日(水)
[診療報酬] 費用対効果評価データの具体例を検討 費用対効果専門部会
- 厚生労働省は1月28日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を非公開で開催し、費用対効果評価に用いるデータについて「具体例の検討」を行った。製薬・医療機器メーカーから提出されたデータをもとに費用対効果評価の試行的導入に向けた検討を進める。 医薬品5品目、医療機器3品目を対象に2014年度中に検討を行う予定で、今回は第1回目。企業からのデータ・結果などについて議論を行った。企業秘密への配慮から・・・
-
2015年01月14日(水)
[診療報酬] 2015年度実施の特別調査について討議 診療報酬部会
- 厚生労働省は1月14日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開き、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の実施案」について討議した。診療報酬改定後は、意図・目的の達成度などが調査され、結果は、次期改定に反映される。実施案の調査項目は、次の7項目(p3参照)。 (1)主治医機能の評価の新設や紹介率・逆紹介率の低い大病院における処方料などの適正化による影響を含・・・
-
2015年01月14日(水)
[診療報酬] 2015年度実施の診療報酬特別調査案を了承 中医協・総会
- 厚生労働省は1月14日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、この日、総会に先立って開かれた「診療報酬改定結果検証部会」で討議された、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の実施案」を、おおむね了承した。 総会ではほかに、「医療機器の保険適用」(p3~p6参照)、「先進医療会議の検討結果」(p7~p31参照)について報告された。・・・
-
2014年12月26日(金)
[予定] 注目される2015年の主な審議会などのスケジュール
- 2015年の注目される医療・介護関連の審議会は、介護報酬改定に向けた社会保障審議会介護給付費分科会です。1月9日には介護報酬改定の「審議報告案」の取りまとめの議論がされます。厚労省は「次回分科会で取りまとめをしたい」としており、最終の議論が注目されます。このあと、改定率が決められ、単位数などが決められ、4月の改定を迎える流れとなります。 一方、2015年の通常国会に医療保険制度改革の必要法案が提出されます・・・
-
2014年12月25日(木)
[診療報酬] 医療現場の負担増を強調、訪問診療料削減撤回を要求 保団連
-
- 在宅医療点数の大幅減算等の撤回を求める【声明】 (12/25)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 介護保険
-
2014年12月24日(水)
[診療報酬] 先進医療の申請から実施まで3カ月を目指す 中医協・総会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催した。今回は、「先進医療制度の運用」(p11~p26参照)などについて討議され、なかでも「最先端医療迅速評価制度の手続きの流れ」がトピックスとなった。具体的には、次の事項などが提起された(p11~p12参照)。 (1)各領域の検討会などで技術が示された場合、先進医療会議で適格性など(対象技術、実施医療機関群についての検討を含む)をできるだけすみ・・・
-
2014年12月24日(水)
[診療報酬] 2014年度改定後の訪問診療増を示す調査結果 診療報酬部会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、「同一建物同一日の訪問診療等の適正化による影響調査の結果概要(速報)案」(p1~p277参照)について議論した。これは、2014年度の診療報酬改定で実施された、訪問診療などへの評価見直しをふまえて、在宅医療の実施状況を調査したもの。 調査対象は、医科医療機関、訪問看護、歯科医療機関、保険薬局、集合住宅(p10参照)。ま・・・
-
2014年12月24日(水)
[診療報酬] 企業提出データの懸念事項を議論 費用対効果専門部会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を開催し、費用対効果評価に用いるデータについての「企業の懸念事項への対応」を議論した。これは、製薬・医療機器メーカーに提出してもらう具体的な医薬品・医療機器データに関するもの。 9月10日の同部会で、研究班による客観性・独立性を担保するため「研究班による再分析(企業の分析のほかに研究者らが行う分析)の報告をあらかじめ企業に開示・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。