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2020年10月30日(金)
[介護] 移行定着支援加算、21年3月末の期限延長に反対意見 社保審・分科会
- 次期介護報酬改定に向けた10月30日の社会保障審議会・介護給付費分科会の議論では、介護療養型医療施設から介護医療院への移行促進について厚生労働省が意見を求めた。2023年度末の介護療養型医療施設の廃止期限を控え、20年度調査では移行先が未定の病床が26.6%ある一方、廃止にもかかわらず介護療養型医療施設にとどまるとした病床が23.7%あった(p667参照)。 介護医療院への転換を促すための「移行定着支援加算」の算・・・
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2020年10月30日(金)
[医療提供体制] 外来機能の明確化・連携、12月に取りまとめ 厚労省検討会
- 厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は10月30日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時的にストップしていた外来機能の明確化や連携などに関する議論を再開した。外来機能の報告の対象医療機関の範囲について、この日も意見が分かれた。同検討会では、12月中に取りまとめを行い、全世代型社会保障検討会議による年末の最終報告への反映を目指す。 厚労省は、都道府県の外来医療計画に「医療資源を重点的に活・・・
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2020年10月30日(金)
[医療提供体制] 精神障害者、入院後1年以内に退院は加算で評価を 厚労省
- 厚生労働省は10月30日に開かれた第19回障害福祉サービス等報酬改定検討チームのオンライン会議で、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの推進に関する論点案と検討の方向性を示した。可能な限り早期の地域移行支援を推進する観点から「入院後1年以内に退院・退所する場合については、更に加算で評価してはどうか」と提案した(p58参照)。 この日の会議で、厚労省は「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確・・・
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2020年10月28日(水)
[医療提供体制] コロナ感染拡大に対応可能な医療・療養体制準備を 厚労省
- 厚生労働省は28日、第12回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。感染が拡大している地域や拡大の兆しが見られる地域では、クラスター発生の要因を分析し、早急に対応する必要性を指摘。「特に、感染拡大に対応可能な医療体制及び療養体制等を準備するとともに、院内・施設内感染の拡大防止のための取組が必要である」との見解を示している(p50参照)。 厚労省によると、21日・・・
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2020年10月26日(月)
[病院] 医療施設動態調査 20年度8月末概数 厚労省
- 厚生労働省は10月26日、「医療施設動態調査(2020年8月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●施設数【病院】▽全体/8,247施設(前月比2施設減)▽精神科病院/1,054施設(増減なし)▽一般病院/7,193施設(2施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,583施設(6施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/624施設(1施設増)【一般診療所】▽全体/10万2,912施設(102施設増)▽有床診療所/6,414施設(19施設減)▽療・・・
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2020年10月26日(月)
診療報酬・交付金増額も非対応支援は見送り ほか
『MC plus Monthly』10月号 -
- MC plus Monthly 10月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
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2020年10月22日(木)
[感染症] 新型コロナ入院患者数、直近では増加に転じている 厚労省
- 厚生労働省は22日、第11回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院患者数については「8月下旬以降減少傾向となっていたが、直近では増加に転じている」と指摘。受入確保病床に対する割合についても「横ばいとなっているが、一部地域ではやや高水準となっている」と説明している(p57参照)。 厚労省によると、14日時点の全国の入院者数は3,064人で、1週間前と比べて85人増え・・・
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2020年10月21日(水)
[医療提供体制] 病院の薬剤師数に機能間格差、充足率に地域差も 厚労省
- 厚生労働省の「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」は21日、病院薬剤師の業務と卒後研修の制度化を巡る議論を始め、病院で勤務する薬剤師の人数には、機能によって格差があるとする調査結果の報告があった(p25参照)。ただ、病院ごとの「充足率」は全ての機能で100%を割り込み、薬剤師の勤務環境を改善する必要性を指摘する意見があった(p26参照)。 検討会では、勤務先別の薬剤師業務や免許取得後の卒後研・・・
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2020年10月13日(火)
[感染症] 新型コロナ重症者数は下げ止まりの状況 厚労省
- 厚生労働省は13日、第10回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院患者数については「減少傾向となっている」としながらも、「重症者数は、8月下旬以降減少傾向となっていたが、直近では先週と同水準であり、下げ止まりの状況となっている」としている(p95参照)。 厚労省によると、7日時点の全国の入院者数は2,979人で、1週間前と比べて287人減っている(p6参照)。受・・・
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2020年10月09日(金)
[病院] 1日平均外来患者数、前月比約25万人増の120万人 病院報告6月分
- 厚生労働省はこのほど、2020年6月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数▽全病床平均/28.3日(前月比5.2日減)▽一般病床/16.2日(2.6日減)▽療養病床/135.4日(17.4日減)▽介護療養病床/304.6日(70.1日減)▽精神病床/265.4日(51.1日減)▽結核病床/49.9日(1.0日減)●1日平均患者数▽在院患者数/113万2,251人(3万2,968人増)▽外来患者数/120万2,418人(24万・・・
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2020年10月06日(火)
[医療改革] 入院基本料の看護配置の弾力化を 経済財政諮問会議の民間議員
- 6日の経済財政諮問会議の民間議員提言は、経済の回復と成長を第一とした上で、社会保障改革を通じて財政健全化の将来的な道筋も描くべきとした。具体策では「感染対策と経済活動の両立」の中で、必要な医療体制の確保として、感染拡大時の広域対応や人員配置基準の弾力化を挙げ、特に入院基本料の看護配置で「感染症のための柔軟な配置に課題」と指摘した。併せて、35.6万床の7対1病床数は2014年度診療報酬改定で29.5万床にする・・・
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2020年10月01日(木)
[医療提供体制] 医療計画に新興・再興感染症対応記載で議論 厚労省検討会
- 厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は1日、「新興・再興感染症対応」の在り方について議論した。ほとんどの構成員が、各都道府県が策定する医療計画の中に、この対応を盛り込む方向性を支持した。今後、関係の審議会などで、この対応の課題を整理した上で、同検討会で改めて協議する。 医療計画は、各都道府県が地域の実情に応じて医療提供体制の確保を図るために策定するもので、第7次の現行計画(期間6年間)・・・
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2020年09月30日(水)
[医療提供体制] 20年度の病床機能報告、「診療実績」免除 厚労省が通知
- 厚生労働省は、2020年度の病床機能報告ではレセプト情報による診療実績(報告様式2)の回答を求めないことを通知で明らかにした。新型コロナウイルス感染症に対応する対象医療機関での業務負担の軽減を図るのが目的で、21年度報告では20年度分の診療実績の回答を求める(p2参照)。 対象医療機関は20年度から、原則として専用サイトで報告することとなる。回答は既に受け付けており、締め切りは11月30日(p3参照)。 ・・・
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2020年09月29日(火)
[医療提供体制] 2019年の病院数は前年比72施設減の8,300施設に 厚労省
- 厚生労働省は29日、2019年の「医療施設(動態)調査」と「病院報告」の結果を公表した。全国の病院数は8,300施設(前年比72施設減)で、病床数は152万9,215床(同1万7,339床減)だった(p7参照)(p15参照)。病床利用率は80.5%で前年からの増減はなかったが、病床の種類別では「一般病床」が76.5%で、前年に比べ0.3ポイント上昇した(p22参照)。 病院の病床数は、一般病床88万7,847床(前年比2,865床減)、精神・・・
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2020年09月28日(月)
[病院] 医療施設動態調査 20年度7月末概数 厚労省
- 厚生労働省は9月28日、「医療施設動態調査(2020年7月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●施設数【病院】▽全体/8,249施設(前月比6施設減)▽精神科病院/1,054施設(増減なし)▽一般病院/7,195施設(6施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,589施設(8施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/623施設(1施設減)【一般診療所】▽全体/10万2,810施設(34施設増)▽有床診療所/6,433施設(13施設減)▽療養・・・
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2020年09月24日(木)
[感染症] クラスターへの早期対応など、必要な対策を継続すべき 厚労省
- 厚生労働省は24日、第9回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院者数については、減少傾向となっていることを指摘。今後の対応については「院内・高齢者施設における施設内感染対策により重症者・死亡者を抑えていくとともに、クラスターが起きた場合の早期対応など、これからも必要な対策を継続すべきである」などとしている(p46~p47参照)。 厚労省によると、16日時点の・・・
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2020年09月23日(水)
9月末終了経過措置を一部延長へ 中医協・総会 ほか
『MC plus Monthly』9月号 -
- MC plus Monthly 9月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
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2020年09月18日(金)
[医療提供体制] 医師数の適合率は前年度比同率 17年度病院立入検査結果
- 厚生労働省は18日、2017年度の「医療法第25条に基づく病院に対する立入検査結果」を公表した。それによると、医療法に基づく標準数に対する医療従事者数の適合率について、16年度との比較では、医師数は同率、看護師・准看護師数および薬剤師数は微減となったことがわかった。適合率は、立入検査を実施した病院数に対する検査項目に適合した病院数の割合。 医療法第25条に基づく立入検査は、病院などが医療法や関係法令が規定す・・・
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2020年09月16日(水)
[医療制度改革] オンライン診療は成長戦略での拡大を明記 骨太方針2020
- 新型コロナウイルス感染症の対策は、感染拡大防止と社会経済活動の両立を主眼とするフェーズに入っている。それを踏まえ、このほど閣議決定された「骨太方針2020」では、新型コロナの克服とデジタルトランスフォーメーションの推進が2大テーマに掲げられている。国難に直面する中で「新たな日常」の実現に向けた戦略を示したもの。医療分野では「データ利活用」と「オンライン」という明確なキーワードがあり、そのポイントを確・・・
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2020年09月15日(火)
[医療提供体制] 国のゲーム障害治療政策に「大きく寄与」 国立病院機構
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- 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第7回 9/15)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付 政策立案・評価担当参事官室 カテゴリ: 医療提供体制
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2020年09月15日(火)
[予算] 新型コロナ対策の予備費から総額1兆6,386億円を支出 閣議決定
- 新型コロナウイルス感染症の治療に当たる医療機関を支援したり、インフルエンザ流行期に備え医療提供体制を確保したりするための経費として、政府は15日、新型コロナ対策の予備費から1兆1,946億円を充てることを閣議決定した(p2参照)。呼吸不全がある中等症(中等症II)以上の患者を受け入れる一般病棟への診療報酬を特例で引き上げるほか、特定機能病院など重点医療機関による病床確保料も引き上げる(p2参照)。 こ・・・
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2020年09月15日(火)
[診療報酬] 重点医療機関、コロナ患者の病床確保料をさらに引き上げ
- 政府が15日に閣議決定した2020年度第2次補正予算の予備費の支出では、病院や病棟全体を新型コロナウイルス感染症患者のために確保している重点医療機関の病床確保料を引き上げる。患者の受け入れ体制を確保するのが目的(p5参照)。 重点医療機関などの病床確保料については、新型コロナに対応する2次補正で補助を追加し、ICU病床は1床当たり30万1,000円/日、HCU病床は同21万1,000円/日、その他の病床は同5万2,000円/日・・・
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2020年09月10日(木)
[感染症] コロナ重症者数、8月下旬以降は「減少傾向」 厚労省
- 厚生労働省は10日、第8回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院者数については「減少傾向となっている」と指摘。重症者数についても「7月上旬以降増加傾向が続いていたが、8月下旬以降減少傾向となっている」と説明している(p70参照)。 厚労省によると、2日時点の全国の入院者数は4,993人で、1週間前と比べて583人減っている。受入確保病床数に対する割合(全国18.9%)・・・
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2020年09月04日(金)
[病院]1日平均外来患者数、前月比約13万人減の95万人 病院報告5月分
- 厚生労働省は4日、2020年5月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数▽全病床平均/33.5日(前月比3.4日増)▽一般病床/18.8日(1.6日増)▽療養病床/152.8日(18.1日増)▽介護療養病床/374.7日(168.6日増)▽精神病床/316.5日(22.3日増)▽結核病床/50.9日(12.6日増)●1日平均患者数▽在院患者数/109万9,283人(4万3,035人減)▽外来患者数/95万2,729人(13万1,79・・・
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2020年09月03日(木)
[感染症] 東京都のコロナ入院患者、再増加への警戒が必要な状況
- 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第9回)が3日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数が約3週間ぶりに1,500人を下回ったものの「依然として高い水準で、再増加への警戒が必要な状況であり、医療機関への負担が長期化している」といった見解を示している(p7参照)。 モニタリングコメント・意見では、8月25日から31日までの新規入院患者数が420人、退院・・・
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