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2006年09月30日(土)
日本病院会、医療制度改革と療養病床に関する調査結果を公表
- 日本病院会が9月30日に開催した同会の民間病院部会で公表した「18年度医療体制変革の緊急アンケート報告」。この調査は、医療制度改革と療養病床に関して、平成18年7月の実績をもとに調査を行ったもの。医療制度改革については、666病院から回答が得られた。この調査では、7月の診療費総額は前年同月比でみると、約60%の病院で減収となっており、そのうち54%が給与費増となっていることが明らかになった。夜勤72時間以内をクリア・・・
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2006年09月27日(水)
介護施設等の在り方について検討開始 厚労省委員会
- 厚生労働省が9月27日に開催した「介護施設等の在り方に関する委員会」の初会合で配布された資料。同委員会は、介護老人保健施設(老健)と介護老人福祉施設(特養)に関して、サービスの基準・報酬などについての基本的な論点の整理を行うことを目的としており、検討結果は介護給付費分科会に報告される(p4参照)。この日は、療養病床の再編成の効果について、平成24年の粗い見積もりが示されており、3000億円の削減効果があ・・・
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2006年09月22日(金)
医療区分2,3等の療養病床入院患者は食費・居住費の負担を軽減
- 9月22日に開催された「全国老人医療担当課(部)長・国民健康保険主管課(部)長・後期高齢者医療広域連合設立準備委員会事務局長会議」で配布された資料。この日は、保険局保険課より、療養病床に入院する高齢者の食費・居住費の負担が軽減される患者についてまとめた資料が提示された。医療区分2、医療区分3の患者や回復期リハビリテーション病棟入院料等を算定する患者については、生活療養標準負担額を現行の食事療養標準負担・・・
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2006年09月12日(火)
7月の療養病床総点数前月比はマイナス6.82%、日医調べ
- 日本医師会が9月12日に公表した「平成18年度緊急レセプト調査」の6~7月診療分の累計の速報値に対する解説。この調査は、7月から開始された慢性期入院医療の評価の見直しによる影響を中心に分析することを目的としている(p2参照)。6~7月の累計では、病院(200床未満)の入院総点数は前年に比べ0.06%微増したものの、入院外はマイナス1.45%と減少している(p3参照)。また、病院(200床未満)の7月の総点数の前月比・・・
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2006年09月08日(金)
厚労省、「入院時生活療養費」に関する通知を公表
- 厚生労働省が9月8日付で健康保険組合の理事長宛てに出した入院時生活療養費に関する通知。通知では、入院中の食費の自己負担額(生活療養標準負担額)について「高額療養費の自己負担限度額の減額される低所得者」及び「入院医療の必要性の高い患者」―に関しては減額対象者として取り扱うとしている(p2参照)。また、入院医療の必要性の高い患者の定義が具体的に示されており、(1)療養病棟入院基本料2および有床診療所療養・・・
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2006年08月28日(月)
介護療養病床の転換支援と介護サービス基盤の整備に571億円
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厚生労働省が8月28日に公表した平成19年度老人保健福祉関係予算概算要求の概要。平成19年度の老人保健福祉関係予算の概算要求は、2兆2867億円だった。平成18年度予算は2兆1462億円で、1465億円の増額となっている。平成19年度予算には、平成23年度末に介護療養病床が廃止となることを受けて、老人保健施設等への転換についても予算を設けることが要求されている(p1参照)。
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2006年08月26日(土)
「医療区分3」の患者割合はわずか7.6% 保団連調べ
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- 療養病床入院患者に関する実態調査報告《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 病院・有床診対策部会 カテゴリ: 診療報酬
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2006年08月25日(金)
療養病床再編を踏まえ、「地域ケア整備構想(仮称)」策定を指示
- 厚生労働省が8月25日に各都道府県宛てに出した、療養病床の再編成を踏まえた「地域ケア整備構想(仮称)」の策定に関する通知。これは、今後本格化する療養病床の再編成に備え、「地域ケア体制」を計画的に整備するよう求めるもの(p1参照)。平成19年夏から秋ごろを目処に、都道府県において「地域ケア整備構想」を策定することが必要だとしている(p2参照)。別紙には、国の「地域ケア整備指針(仮称)について」や、都・・・
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2006年08月25日(金)
平成19年度 厚生労働省税制改正要望項目《厚労省》
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- 平成19年度 厚生労働省税制改正要望項目《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
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2006年08月24日(木)
診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会(第1回 8/24)《厚労省》
- 厚生労働省が8月24日に開催した中医協の診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配布された資料。同分科会は今回が平成18年度の初開催となる。この日は、平成18年度診療報酬改定で7月に施行された療養病床に関する項目について議論された。今回の改定内容についてまとめた資料が提示されている(p4~p40参照)。また、これを受けて実施される「平成18年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査実施案」が示・・・
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2006年08月09日(水)
医療施設動態調査(平成18年5月末概数)(8/9)《厚労省》
- 厚生労働省が毎月発表している「医療施設動態調査」。平成18年5月末時点の病院数、病床数、診療所数などがまとめられている。平成18年5月末時点の病院の療養病床は前月に比べ1288床減少し、35万6548床となっている。一方で、一般病床は前月より1521床増加している。また、病院数は8997施設で、前月より8施設減少で9000施設を割り込んだ。診療所数は9万8639施設で、有床診療所で28施設減少、無床診療所で131施設増えたため、前月に・・・
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2006年08月09日(水)
中央社会保険医療協議会 総会(第90回 8/9)《厚労省》
- 厚生労働省が8月9日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、現行の特定療養費制度を廃止し、将来的な保険導入を前提とした「評価療養」と保険導入を想定しない「選定療養」に再構成する分類について川崎厚労相に即日答申した。一方、療養病床に入院する高齢者の食費・居住費の負担を見直し、「入院時生活療養費」が創設されるが、その基準額についても合わせて答申している。資料では、諮問書の概要(p5~p8参照)や、・・・
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2006年08月08日(火)
療養病床の再編成を踏まえた地域ケア体制の整備に関するブロック別意見交換会(8/8~11)《厚労省》
- 厚生労働省が8月8日から11日にかけて開催した「療養病床の再編成を踏まえた地域ケア体制の整備に関するブロック別意見交換会」で配布された資料。意見交換会では、平成18年度の地域介護・福祉空間整備等交付金の内容が示された。平成17年度は、地域介護・福祉空間整備等交付金として、都道府県に対するものと市町村に対するものとに分けて交付されていた。平成18年度は、都道府県に対する交付金を廃止し、一般財源化することとして・・・
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2006年08月01日(火)
療養病床に関する診療報酬改定(平成18年7月施行)に関するQ&A《全日病》
- 全日本病院協会が8月1日に公表した「療養病床に関する診療報酬改定(平成18年7月施行)に関するQ&A」。平成18年7月に施行となった療養病床における診療報酬改定について計20問のQ&A形式で解釈がまとめられている。項目は(1)算定(2)届出(3)医療区分―の3分野に分かれている。算定については、急性憎悪時に転棟・転院する場合の「出来高算定が可能となる転棟・転院前3日間」とは、「転棟等の日の前日を1日目として3日前までの・・・
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2006年07月26日(水)
中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第86回 7/26)《厚労省》
- 厚生労働省が7月26日に開催した中医協の診療報酬基本問題小委員会で配布された資料。この日は、療養病床に入院する高齢者の入院時生活療養費(ホテルコスト)の算定に関する基準案が示された。平成18年10月以降は、一般所得者の場合で日額1700円が自己負担となる。その内訳は、食費が1380円で、居住費が320円となっている(p28参照)。これは、従来の入院時食事療養療養の基準額に光熱水費相当分を加えて設定されている・・・
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2006年07月21日(金)
医療費適正化対策推進室及び地域ケア・療養病床転換推進室の設置について(7/21付 事務連絡)《厚労省》
- 厚生労働省が7月21日付けで各都道府県宛てに出した「医療費適正化対策推進室と地域ケア・療養病床転換推進室の設置」に関する事務連絡。この事務連絡は、保険局総務課に「医療費適正化対策推進室」を、老健局に「地域ケア・療養病床転換推進室」を設置したことを連絡するもの。両推進室は、医療費の適正化や地域ケア体制の計画的な整備、療養病床の円滑な転換を推進するために、医療・介護の各分野の横断的・統一的な対応をすべく・・・
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2006年07月21日(金)
療養病床の再編成を踏まえた「地域ケア整備構想(仮称)」の策定について(7/21付 事務連絡)《厚労省》
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- 療養病床の再編成を踏まえた「地域ケア整備構想(仮称)」の策定について(7/21付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 地域ケア・療養病床転換推進室 カテゴリ: 医療制度改革
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2006年07月12日(水)
中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第85回 7/12)《厚労省》
- 厚生労働省が7月12日に開催した中医協の診療報酬基本問題小委員会で配布された資料。この日は、いわゆる「混合診療」と療養病床に入院する高齢者の「ホテルコスト」の負担について議論された。現在、療養病床に入院している高齢者にかかる水道・光熱費等は、療養病床入院基本料等に含まれているが、平成18年10月からは「入院時食事療養」と統合し、「入院時生活療養」が創設される。標準負担額は食費4.2万円、居住費1.0万円で、・・・
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2006年07月07日(金)
経済財政諮問会議(第19回 7/7)《内閣府》
- 政府が7月7日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」が閣議決定された。社会保障制度の総合的改革として、医療分野では、小児科・産科等の診療科や地域における医師の確保、夜間・救急医療体制の整備等を進め、レセプト完全オンライン化等の総合的なIT化の推進、包括化・定額払いの拡大等、新たな診療報酬体系の開発等を行うとしている(p28~p29参照)。介護分野・・・
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2006年06月30日(金)
「基本診療料の施設基準等等の一部改正(案)について」(6/16付 事務連絡)と「「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について」(6/30付 通知)との相違点について《厚労省》
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- 「基本診療料の施設基準等等の一部改正(案)について」(6/16付 事務連絡)と「「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について」(6/30付 通知)との相違点について《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
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2006年06月30日(金)
療養病床の再編成に関する相談体制の確保について(6/30付 事務連絡)《厚労省》
- 厚生労働省が6月30日付けで都道府県宛てに出した、療養病床の再編成に関する相談窓口開設についての事務連絡。この事務連絡では、7月1日からの「医療区分」などによる診療報酬や、経過措置として認められた「介護保険準備病棟」や「経過型介護療養型医療施設」の施行にともない、今後、患者や住民、医療機関などから照会等が増えることが予想されるため、一元的な相談体制の構築を求めている(p1参照)。また、必要に応じて、・・・
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2006年06月30日(金)
「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について(6/30付 通知)《厚労省》
- 厚生労働省が6月30日付けで地方社会保険事務局長等宛に出した通知で、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項についての一部改正について」。この通知は、療養病床の再編成に伴って7月1日から変更となる療養病床に関する診療報酬の算定要件などをまとめたもの。また、先日の中医協で承認された在宅医療に関する一部改正内容についても盛り込まれている。通知では、医療区分2と3の患者の合計が8割以上の場合は、看護配・・・
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2006年06月28日(水)
社会保障審議会 介護給付費分科会(第41回 6/28)《厚労省》
- 厚生労働省が6月28日に開催した社会保障審議会の介護給付費分科会で配布された資料。この日は、療養病床の再編成に伴う介護報酬等の見直し案について、諮問答申が行われた。諮問案では、平成23年度までの経過措置として設けられる「経過型介護療養型医療施設」の創設やその他の経過措置、介護報酬の単価などが示されている(p3~p6参照)。また、経過型介護療養型医療施設の人員配置基準や設備基準なども明らかにされている・・・
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2006年06月22日(木)
「医療療養病床の診療報酬に関する説明会」(6/22)《全日病》
- 全日本病院協会が6月22日に開催した「医療療養病床の診療報酬に関する説明会」で配布された資料。資料では、7月1日から施行される療養病棟入院基本料の改正点や算定に当っての留意事項などがまとめられている。留意事項としては、180日超の入院患者で医療の必要性が低い者に関する特定療養費化の対象から除外することなど、3項目が示されている(p7参照)。届出についても、7月21日までに届出を行った場合、7月1日に遡って算定・・・
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2006年06月21日(水)
療養病床再編成に伴う医療法施行規則の見直しについて(6/21)《厚労省》
- 厚生労働省は6月21日付けで「療養病床再編成に伴う医療法施行規則の見直しについて」のパブリックコメントの募集を開始した。資料では、「療養病床」は医療法上で、長期にわたり療養が必要で、かつ医療必要度の高い患者を受け入れる病床と位置づけられていることから、療養病床の人員配置基準について、看護配置を4:1以上、看護補助配置を4:1以上に引き上げるとしている。また、施行日は7月1日だが、平成24年度末までの期間につ・・・
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