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2010年01月18日(月)
[診療報酬] 改定骨子の問題点を指摘、改善求める 京都府保険医協会
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京都府保険医協会は1月18日に、来年度診療報酬改定に係る「現時点の骨子」の了承を受け、談話を公表した。
京都府保険医協会は、「400億円の引き上げに留まった外来の検討項目では、地域医療を支えてきた診療所の外来診療を評価した項目が見当たらない」と指摘。
その上で、(1)診療所の再診料は引き下げの危険がある。中小病院の経営改善のため、病院の再診料を診療所に合わせて、引き上げて統一すべき(2)創傷処理、皮膚・・・
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2010年01月15日(金)
[経営] 医療貸付、福祉貸付ともに金利0.1%の引上げ 福祉医療機構
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付)貸付利率表(1/15)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
医療貸付利率表(固定金利)によると、病院、診療所とも新築資金・増改築資金(甲種)は年1.5%から1.6%へ、増改築資金(乙種)は年2.0%から 2.1%へ、それぞれ0.1ポイントずつ引上げられた。また、介護老人保健施設、助産所等についても0.1%ずつ引上げられている(p1参照)。
福祉貸付利率表(固定金利)でも同じく、社会福祉事業・・・
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2010年01月14日(木)
[医療施設] 一般病床は402床減、療養病床は181床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は1月14日に、平成21年10月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月に比べて8施設減って8733施設、病床数は402床減って、160万1277床となっている。このうち、一般病床は402床減の90万6033床だった。療養病床は181床減少し、33万6261床になっている。
一般診療所の施設数は92施設増えて9万9727施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が32施設減少しているのに対して、無・・・
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2010年01月13日(水)
[医療施設] 有床診は我が国の医療の原点、存続は医療担当者の責務 日医
- 日本医師会は1月13日の定例記者会見で、「平成21年度 有床診療所に関する検討委員会 報告書」を公表した。有床診療所は減少の一途をたどっており、平成21年7月末の医療施設動態調査では1万1286施設、病床数で14万4000床と、この20年間で約半減している。この事態を受けて日医は、「有床診療所に関する検討委員会」を設置し、有床診療所の存続をかけて現況を分析し、有効な方策を検討してきた。この報告書は、平成20年度改定の影・・・
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2010年01月13日(水)
[診療報酬] 外来管理加算5分要件は撤廃すべき 日医
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日本医師会は1月13日の定例記者会見で、中医協総会で提示された、「平成22年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」に対する見解を明らかにした。
日医は、中医協での議論に対して、(1)病院の再診料を引き上げ、診療所の再診料に統一する方向には賛成(p2~p3参照)(2)外来管理加算の5分要件は撤廃すべき(p3参照)(3)15対1入院基本料の適正化が引き下げを意味しているのであれば反対(p4参照)(4・・・
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2010年01月06日(水)
[診療報酬] 病院の再診料を引上げ、診療所の再診料に統一するべき 日医
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日本医師会は1月6日の定例記者会見で、再診料についての見解を発表した。
再診料については、平成21年12月16日の中医協基本小委において、病診を同一水準にすることで合意が得られている。日医はこれについて、(1)病院の再診料を引き上げ、診療所の再診料に統一することには賛成(p3~p4参照)(2)診療科間の格差是正のため、再診料を引き下げるかわりに、特定の診療科が算定できる加算を設けることには反対・・・
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2009年12月25日(金)
[特定健診] 実施機関は診療所が6割以上 アウトソーシング先実態調査結果
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厚生労働省は平成21年12月25日に、特定健康診査及び特定保健指導のアウトソーシング先の実態調査結果を公表した。
調査は、平成19年7月23日から平成21年9月30日までに国立保健医療科学院のホームページ上にあるデータベースに登録した、特定健康診査機関1万1319件、特定保健指導機関3802件を対象に実施。調査結果からは、特定保健指導の動機付け支援は453万7672人、積極的支援は357万2047人に対して実施可能であることが明らか・・・
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2009年12月24日(木)
[診療報酬] プラス改定だが、診療所再診料の堅持を 京都府保険医協会
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京都府保険医協会は12月24日に、前日に決定した平成22年度診療報酬改定の改定率について見解を示した。
京都府保険医協会は、10年ぶりに全体でのプラス改定と決定されたことについて、「新政権の判断と、長妻厚生労働大臣をはじめ政務三役の尽力を評価したい」としながらも、「全国保険医団体連合会が主張する10%以上、2002年度以降の連続4回にわたる引き下げ累計7.73%には遠く及ばず、同協会会員が切に願った3.16%以上にも・・・
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2009年12月21日(月)
[産科医療] 産科医療補償制度には、すべての病院、99%の診療所が参加
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- 産科医療補償制度運営委員会(第5回 12/21)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
まず平成21年12月15日現在の産科医療補償制度への加入状況を見てみると、病院は100%、診療所は99.4%、助産所は98.4%と非常に高い(p4参照)。補償審査は、第2回(平成21年9月28日)と第3回(平成21年11月27日)に行われ、8件中8件が補償対象・・・
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2009年12月18日(金)
[医療施設] 一般病床は185床増、療養病床は536床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は12月18日に、平成21年9月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月に比べて2施設減って8741施設、病床数は259床減って、160万1679床となっている。このうち、一般病床は185床増の90万6435床だった。療養病床は536床減少し、33万6442床になっている。
一般診療所の施設数は104施設増えて9万9635施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が32施設減少しているのに対して、無・・・
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2009年12月17日(木)
[医療従事者数] 小児科医・産婦人科医は一転増加へ、麻酔科医は増加続く
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- 平成20年 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況(12/17)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 人口動態・保健統計課 カテゴリ: 調査・統計
平成20年12月末現在、「医師」28万6699人、「歯科医師」9万9426人、「薬剤師」26万7751人となっている(p5参照)。医療施設(病院・診療所)に従事する医師数は、「病院(医育機関附属の病院を除く)」12万7703人が最も多く、「診療所」9・・・
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2009年12月16日(水)
[診療報酬] 後発医薬品の使用促進、環境整備の骨子案を了承 基本小委
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厚生労働省が12月16日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後発医薬品の使用促進のための環境整備の骨子(案)が提示され、了承された。
骨子(案)では、後発医薬品の使用促進のため、(1)薬局の調剤基本料における後発医薬品調剤体制加算の見直し(2)薬局における含量違い又は剤形違いの後発医薬品への変更調剤(3)医療機関における後発医薬品を積極的に使用する体制の評価(4)保・・・
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2009年12月09日(水)
[経営] 医療貸付、福祉貸付ともに金利0.2%の引下げ 福祉医療機構
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付) 貸付利率表(12/9)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
医療貸付利率表(固定金利)によると、病院、診療所とも新築資金・増改築資金(甲種)は年1.7%から1.5%へ、増改築資金(乙種)は年2.2%から2.0%へ、それぞれ0.2ポイントずつ引下げられた。また、介護老人保健施設、助産所等についても0.2%ずつ引き下げられている(p1参照)。
福祉貸付利率表(固定金利)でも同じく、社会福祉事・・・
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2009年12月03日(木)
[患者調査] 平成20年、高血圧性疾患の総患者数は796万人
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厚生労働省は12月3日に、平成20年の患者調査の概況を公表した。この調査は、病院及び診療所を利用する患者について、その疾病状況等の実態を明らかにするもの。
病院については、平成20年10月21日~23日の3日間のうち病院ごとに指定した1日を、診療所については、平成20年10月21日~22日、24日(金)の3日間のうち診療所ごとに指定した1日を調査。退院患者については、平成20年9月1日~30日までの1ヵ月間を調べた。
入院患者を・・・
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2009年12月02日(水)
[医療施設] 一般病床は478床減少、療養病床は37床減少 医療施設動態調査
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厚生労働省は11月27日に、平成21年8月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月に比べて4施設減って8743施設、病床数は484床減って、160万1938床となっている。このうち、一般病床は478床減の90万6250床だった。療養病床は37床減少し、33万6978床になっている。
一般診療所の施設数は32施設増えて9万9531施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が39施設減少しているのに対して、無床・・・
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2009年11月30日(月)
[縦断調査] この1年半で虫歯で受診した子は40.0%に 21世紀出生児調査
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厚生労働省が11月30日に公表した「21世紀出生児縦断調査結果の概況」。この調査は、21世紀の初年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、少子化対策等の厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的に行われている(p2参照)。
調査結果では、この1年半の間(第6回調査からの期間)に病院や診療所にかかった病気やけがは「かぜ、咽頭炎、扁桃(腺)炎、気管支炎、肺・・・
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2009年11月27日(金)
[診療報酬] レセコン購入助成、病院は250万円、医科診療所は50万円
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厚生労働省は11月27日に、平成21年度医療施設等設備整備費助成金実施要領を公表した。本実施要領における医療施設等設備整備費助成事業とは、保険医療機関及び保険薬局が電子レセプトを作成するために準備する設備整備に係る費用の負担に対して、社会保険診療報酬支払基金が行う助成事業。
本事業の対象は、(1)レセ電が未対応である保険医療機関及び保険薬局において、電子レセプトを作成するためのレセコンの購入、レセ電が・・・
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2009年11月26日(木)
[医療施設] 新生児NICUは291施設2448床 平成20年医療施設調査・病院報告
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厚生労働省は11月26日に平成20年度の「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」を公表した。
平成20年10月1日現在、全国の医療施設は17万5656施設で、前年に比べ536施設減少している。病院は8794施設で前年に比べ68施設減少しており、一般診療所は9万9083施設で449施設減少、歯科診療所は6万7779施設で19施設減少している(p8参照)。
一般病院において「小児科」を標ぼうする施設は2905施設(一般病院総数の37.7・・・
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2009年11月25日(水)
[診療報酬] 有床診を全体的に引上げるべきと提言 日医
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日本医師会は11月25日の定例記者会見で、診療報酬改定にむけての見解を発表した。この見解は、有床診療所の診療報酬に対するもの。
有床診療所は、急性期医療からの退院患者の受け皿としての役割だけでなく、さまざまな役割を果たしていることから、(1)診療報酬を全体的に引上げるべき(2)入院基本料の逓減性を緩和すべき(3)自院への在宅患者緊急入院診療加算の検討/介護と医療が必要な中長期入院への評価をすべき(4)・・・
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2009年11月20日(金)
[診療報酬] 後発医薬品の使用促進や療養病棟の論点提示 基本小委
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厚生労働省が11月20日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後発医薬品の使用促進や療養病棟・有床診療所などについて議論が行われた。
後発医薬品の使用促進については、平成20年度改定において、保険医療機関及び保険医療担当規則、保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則等について、「保険医は、投薬等を行うに当たって後発医薬品の使用を考慮する」などの努力義務を規定した。また、処・・・
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2009年11月18日(水)
[診療報酬] 病院・診療所とも危機的、全体的な底上げを 日医
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日本医師会は11月18日の定例記者会見で、TKC医業経営指標に基づく動態分析の概要(2008年4月~2009年3月期決算)について発表した。
資料によると、損益分岐点比率は病院で94.9%、診療所で95.0%であり、5%程度の収入減少で赤字に転落してしまうほどの厳しい状況であるという(p13参照)。こうした状況を受け日医は、(1)患者の受療行動の変化(受診の減少)を踏まえた診療報酬の見直し(2)小児科の再生が重要課題(3・・・
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2009年11月18日(水)
[診療報酬] 医療経済実態調査について、健保連等が意見陳述 中医協総会
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厚生労働省が11月18日に開催した、中医協の総会で配付された資料。この日は、前回会合で提示された、医療経済実態調査について議論された。
意見陳述では、(1)社団法人日本歯科医師会(p12~p15参照)(2)健康保険組合連合会(p16~p31参照)(3)日本薬剤師会(p32~p36参照)―が、医療経済実態調査について分析を行い、考察等を説明した。
健保連は、一般診療所、歯科診療所及び保険薬局は減益傾向にあるものの黒・・・
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2009年11月13日(金)
[経営] 医療貸付、福祉貸付ともに金利0.1%の引上げ 福祉医療機構
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付) 貸付利率表(11/13)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
医療貸付利率表(固定金利)によると、病院、診療所とも新築資金・増改築資金(甲種)は年1.6%から1.7%へ、増改築資金(乙種)は年2.1%から 2.2%へ、それぞれ0.1ポイントずつ引上げられた。また、介護老人保健施設、助産所等についても0.1%ずつ引き上げられている(p1参照)。
福祉貸付利率表(固定金利)でも同じく、社会福祉・・・
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2009年11月11日(水)
[診療報酬] 医師への診療報酬直接支払いには反対 日医
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日本医師会は11月11日に、診療報酬改定にむけての見解を発表した。見解は、(1)初・再診料(2)入院料―の2つの基本診療料に対するもの。
日医は、診療所は外来、病院は入院という大きな機能分担を維持すべきとし、病院、診療所がともに健全化、再生できる診療報酬が大前提とする。そのうえで、(1)再診料の適切な評価(p12参照)(2)病院勤務医に手厚くするために、病院の引上げ幅をある程度多くする(p12参照)(3・・・
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2009年11月11日(水)
[診療報酬] 入院料や在宅医療などについて議論 中医協・基本小委
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厚生労働省が11月11日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、入院料や在宅医療などについて議論された。
入院料では、(1)医療機能の分化の観点から、超急性期、急性期、亜急性期、慢性期を評価するための診療報酬上の設定(2)各病棟における患者像に合致しない患者の評価、特に医療の必要度の低い長期入院者への評価―をどう考えるかが論点となっている(p12参照)。また、在宅医療・・・
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