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総-2参考○在宅について(その1) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00196.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第549回 7/12)《厚生労働省》
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令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主な御意見
(令和5年6月14日中医協資料より、歯科訪問診療に関係するものを抜粋)
テーマ1:地域包括ケアのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携
○ 障害福祉サービスでも医療ニーズが非常に高まっており、体制整備も含め医療と福祉の連携は喫緊の課題。口腔健康管理や歯科医療の提供、薬剤管理も同
様に医療と障害福祉サービスの連携が必要。
テーマ2:リハビリテーション・口腔・栄養
○ リハビリテーション・口腔・栄養は、多職種が連携し、的確に対象者を把握し、速やかに評価や介入を行える体制を構築することが重要。その際、患者の経過や
全身状態を継続的に観察している看護職がアセスメントした情報を多職種と共有し、早期の対応につなげるという体制構築が重要。
○ 令和3年度介護報酬改定で示されたリハビリ、口腔管理、栄養管理に係る一体的な計画書は、医療でも活用可能。多職種による計画作成を後押しする仕組み
が必要。
○ リハビリ・口腔・栄養の連携として、目標を共有することは理解できるが、誰が中心となって全体の進捗を管理するのか明確にすることも重要。
○ 病院や介護保険施設等において、口腔の問題等が認識されていないことは課題。歯科専門職以外の職種も理解できる口腔アセスメントの普及も必要。末期が
ん患者への対応など、状態に応じた口腔管理の推進が必要。
○ 歯科医師と薬剤師の連携の推進は重要。また、口腔と栄養の連携も更に推進が必要。
○ 歯科治療や定期的な口腔の管理は誤嚥性肺炎や感染を予防するうえで非常に重要。
○ 給付調整を含めた制度の複雑さがあるのではないか。
○ 感染症対策も含めた口腔の管理の提供のあり方も工夫が必要。
テーマ3:要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療
○ 入院による生活機能等の悪化や重症化を予防するためには、口腔管理含め多職種の早期離床等の取組が必要。また、医療機関に歯科がない場合において
も、口腔の管理が継続できるような体制整備を構築すべき。脳血管疾患や誤嚥性肺炎についても医療介護連携が可能な仕組みを検討すべき。

テーマ4:高齢者施設・障害者施設等における医療
○ 歯科医療機関との連携の観点からは、協力歯科医療機関以外の地域の歯科医療機関も含む地域連携が重要。
テーマ5:認知症
○ 早期の気づき、早期対応、重度化予防には多職種連携による連携が重要。服薬管理、歯科治療、外来看護師による相談等が適切に実施されることも重要。
テーマ6:人生の最終段階における医療・介護
○ 人生の最終段階において、最期まで口から食べることや口腔を清潔に保つことは、QOL向上の観点から重要。終末期において、患者の状態に応じた適切な口
腔健康管理が実施できるような実施体制の構築が必要。
テーマ7:訪問看護
○ 訪問看護の利用者には口腔に課題がある者もいるため、多職種連携がより推進される仕組みが求められる。
出典:令和5年6月14日中医協 総-4 参考2 から抜粋

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