よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】介護老人保健施設 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

日々のくらしにつなげる認知症リハビリテーション実践ガイド

社保審-介護給付費分科会
第221回
(R5.8.7)

資料2
一部改変

認知症リハビリテーションの目標
✓ 認知症の人は、その進行とともに自律(自己決定)と生活の自立が障害されていくため、家族を含む他
者の支援が必要となっていく。そのため認知症の人のリハビリテーションでは、認知症の人が独力で生
活するのではなく、他者の支援や環境の助けを借りながら「そのひとなりの生活」を組み立てていくこと
を目標としている。
認知症リハビリテーションで重視される視点
✓ 生活障害の改善を目指す
✓ 実際の生活の場面を反映したリハビリテーションの組み立て
✓ 有する能力を最大限に活かす
在宅復帰に向けての支援
✓ 家族支援の重要性
在宅復帰に向けての在宅環境のアセスメントでは、物的環境が重視されがちだが、
実際には家族の介護力という人的環境や地域資源などの社会的環境が重要な要素となる。

✓ 家族に対するリハビリテーションや介護の指導
指導は退所前にのみ行うのではなく、入所時から行い、退所時には家族が習熟することが望まれる。

✓ リハビリテーション開始前の生活環境アセスメント

編集:全国老人保健施設協会
監修:国立長寿医療研究センター
理事長・総長 鳥羽研二

在宅復帰を目標としたリハビリテーションでは、在宅での生活環境をリハビリテーション開始前にアセスメントし、環境に合わせたリハビリテーションを
実施することが重要である。

✓ 退所前の生活環境アセスメント
退所前には、在宅の環境を再度アセスメントし、必要な住宅改修を実施する。

など

21