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【資料2】介護老人保健施設 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
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論点⑥ 看取りへの対応の充実(ターミナルケア加算)
論点⑥
■ 介護老人保健施設における看取り対応の特徴として、看護師などの医療専門職が常駐していることや、
リハビリ職などの多職種による評価・介入ができることなどがあげられる。
■ 介護老人保健施設における看取り対応として、死亡日を含めて45日の間で施設において行うターミナル
ケアを評価するターミナルケア加算がある。
■ 施設類型別の分析では、超強化型や強化型は基本型と比べ、死亡日31日以前の加算算定が少なく、死亡
日が近づいてから入所し、看取りが行われている割合が高い。
■ また、特に在宅療養支援機能が高い介護老人保健施設では、ターミナルケア加算が算定可能な期間にお
いても、本人の希望等にあわせ、在宅への一時帰宅を行いながら、最終的に施設で看取りを行う場合もあ
る。
■ なお、看取り期における対応では、終末期に必要な投薬や検査など手厚い対応が行われている一方で、
介護老人保健施設では医療費等が基本報酬に含まれていることから、当該医療コスト等は施設の持ち出し
となる。

■ 介護老人保健施設における看取りへの対応を充実する観点から、ターミナルケア加算の在り方について
どのように考えるか。

対応案
■ 介護老人保健施設における看取りへの対応を充実する観点や在宅復帰・在宅療養支援を行う施設におけ
る看取りを適切に評価する観点から、ターミナルケア加算について、死亡日から期間が離れた区分におけ
る評価を引き下げ、死亡直前における評価をより一層行うよう重点化を図ることとしてはどうか。
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