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参考資料3 第39回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料 (161 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36435.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第138回 11/20)《厚生労働省》
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強度行動障害を有する者への標準的な支援

(論点3 参考資料⑦)

(強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会報告書(令和5年3月30日)より)
○(中略)強度行動障害を有する者への支援にあたっても、知的障害や自閉スペクトラム症の特性など個人因子と、どの
ような環境のもとで強度行動障害が引き起こされているのか環境因子もあわせて分析していくことが重要となる。こうし
た個々の障害特性をアセスメントし、強度行動障害を引き起こしている環境要因を調整していくことが強度行動障害を有
する者への支援において標準的な支援である。
課題となっている行動の例
・先の見通しが持てず何度も予定
を確認する
・音に敏感で騒がしい部屋に
入れない
・「拒否」が伝えられず他者を
叩いてしまう など

氷山モデル
見えている行動だけに着目せず行動の背景を考えることが重要
*強度行動障害支援者養成研修より

強度行動障害

本人の特性
自閉スペクトラム症や知的障害な
ど個々の障害特性

強度行動障害は特性と環境
のミスマッチから生じる

標準的な支援
障害特性を踏まえた*機能
的アセスメントを行い、強
度行動障害を引き起こして
いる環境を調整する
*機能的アセスメント
課題となっている行動がどのような意味
(機能)をもっているか調べる

環境・状況
困り感やストレスの要因となって
いる環境や状況

アセスメントに基づく支援計画を立て、実施し、
実施内容を評価して次の支援につなげる

予防的支援の重要性 (強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会報告書より)
○予防的観点を込めて標準的な支援を行うことが必要
○強度行動障害を引き起こさなくても良い支援を日常的におこなうことが重要
○支援者、家族、教育等の関係者が、標準的な支援の知識を共有し、地域の中に拡げていくことが重要

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