参考資料3 第39回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料 (178 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36435.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第138回 11/20)《厚生労働省》 |
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主なご意見について ⑧
横断的事項に関するご意見 ④
【強度行動障害を有する者への支援】
○ 「障害者が希望する地域生活を実現する地域づくり」の中に、強度行動障害を有する人への支援、そして地域生活支
援拠点の整備、意思決定支援の促進などを盛り込んでいただいたことにとても感謝している。
○
強度行動障害を有する障害者等への支援体制の充実を図るための方策に関してとても期待をしている。強度行動障害
のある方たちは、発達障害、それに知的障害を伴ってという方たちで、そんなに数多くいないことは十分承知している
が、でも、一旦事例化すると非常に大変な難しい対応をしなければならないということが多くある。その方たちが活動
しやすい体制を整備していくという点がすごく重要なのではないかなと考えているため、この方策に大きな期待をし
ている。
【ピアサポートの推進】
○ 障害者ピアサポート研修を各都道府県、政令指定都市で実施していただきたい。障害福祉サービス事業にピアサポー
ターがいるということが当事者にとってもすごく心強く、サービスの質も上がっていくのではないかと思っているため、
ぜひ今後も推進していただきたい。
○ 例えば病名が分かって病気を受け入れるために、一人暮らしだったのでずっと引きこもってうつになられた方等、た
くさん聞く。最初に病名が確定したときに医療と連携した相談、支援がしっかり受けられるように、ピアサポートを体
制としてしっかり整えていただきたい。
○ 精神障害の場合も含むが、ピアサポートという体制をとても大事に思っている。精神障害の場合は、聞こえるだけで
はなく、見えない方、盲聾者といっても、聾ベースの方々とか、中途で聞こえなくなって、手話を身につけてからまた
見えなくなった方もいる。盲聾という方で、触手話だけが頼りという方もいるため、やはり精神状況が悪くなるわけで、
その中で精神の衛生がおかしくなったために、周りの病院とか精神福祉士などがその相談を持っていったとしても、盲
聾の場合にはコミュニケーションが触手話でできないので、皆さんが相談もできなくて、相談がたらい回しになってで
きない状況になって、そこから全く離れてしまうということ。SDGsということも考えて、盲聾者、また聾ベースの場合
はきちっと支援ができる人、人材を配置するということも盛り込んでいただきたい。
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