よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 第39回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料 (179 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36435.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第138回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第137回障害者部会 (R5.9.28) における障害福祉サービス等報酬改定に関する
主なご意見について ⑨
横断的事項に関するご意見 ⑤
【コミュニケーション支援】
○ 「重度障害者が入院した際のコミュニケーション支援」について、視覚障害と一口に言っても、本当に保有視機能を
使うことができない1割ぐらいの方は、声をかけたりして音声でいろいろ触ったりとかで情報を取る。そういった方々
は、ふだん全く慣れていない病室にいきなり入れられて治療を受けないといけない。そこのお世話に当たる看護師やス
タッフも慣れていないと非常に怖い思いをする。そういう話もよく聞きくため、その点も考慮していただきたい。


障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法に基づく、聞こえにくい相談員または支援員を配置す
る、手話通訳など意思疎通支援という配慮が必要だという文言を入れていただきたい。



重度障害者が入院した際のコミュニケーション支援の充実について、障害児、医療的ケア児のニーズもあるため、今
後検討していただきたい。

【盲ろう者に対する支援】
○ 相談支援専門員の研修、サービス管理者の研修、精神障害者の研修など、いろいろな研修にもしっかりと聾ベースの
盲聾の方、聾者の特性をつかむことができるカリキュラムを盛り込んでいただくということをぜひお願いしたい。


視覚障害と聴覚障害支援の体制の加算について、児童発達支援または放課後等デイサービスのときにもその加算をお
願いしたい。また、同行援護は視覚障害者だけになっているが、同行援護を聴覚障害者系にも入れてほしい。今は福祉
サービスの中に移動支援事業というのがあるが市町村で格差がある。全国的に統一した同行援護というものを聴覚障害
者にも配置を入れていただきたい。

【障害者虐待の防止・身体拘束等の適正化】
○ 虐待防止を図るための方策について、不適切な身体拘束があると、その後の生活、また地域生活にも大きな影響が生
ずるのではないかと思っているため、人権への十分な配慮を基に検討していただくとともに、身体拘束の縮減に向けた
告示改正、第210回臨時国会で附帯決議にも書かれてあったと思うが、しっかり取り組んでいただきたい。

179