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参考資料4 医師臨床研修指導ガイドライン-2023年度版-[1.6MB] (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36634.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和5年度第4回 12/1)《厚生労働省》 |
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を学ぶ。
研修方法:長期入院が必要であった患者が退院する際、ソーシャルワーカー等ととも
に、社会復帰支援計画を患者とともに作成し、外来通院時にフォローアップを行う。
ⅴ)緩和ケア
研修目的:生命を脅かす疾患に伴う諸問題を抱える患者とその家族に対する緩和ケア
の意義と実際を学ぶ。緩和ケアが必要となる患者での緩和ケア導入の適切なタイミン
グの判断や心理社会的な配慮ができるようになる。
研修方法:内科や外科、緩和ケア科などの研修中、緩和ケアを必要とする患者を担当
し、緩和ケアチームの活動などに参加する。また、緩和ケアについて体系的に学ぶこと
ができる講習会等を受講する。
参考:厚生労働省 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会(e-learning)
https://peace.study.jp/pcontents/top/1/index.html
参考:日本緩和医療学会 教育セミナー
https://www.jspm.ne.jp/seminar_m/index.html
ⅵ)アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
研修目的:人生の最終段階を迎えた本人や家族等と医療・ケアチームが、合意のもと
に最善の医療・ケアの計画を作成することの重要性とそのプロセスを学ぶ。
研修方法:内科、外科などを研修中に、がん患者等に対して、経験豊富な指導医の指導
のもと、医療・ケアチームの一員としてアドバンス・ケア・プランニングを踏まえた意
思決定支援の場に参加する。また、ACP について体系的に学ぶことができる講習会など
を受講する。
参考:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000Iseikyoku/0000197721.pdf
ⅶ)臨床病理検討会(CPC)
研修目的:剖検症例の臨床経過を詳細に検討して問題点を整理し、剖検結果に照らし
合わせて総括することにより、疾病・病態について理解を深める。
研修方法:死亡患者の家族への剖検の説明に同席し、剖検に立ち会う。CPC においては、
症例レポート作成は不要とするが、症例提示を行い、フィードバックを受け、考察を含
む最終的なまとめまで行う。
CPC の開催については、関係臨床科医師および病理医の出席を求める必要がある。出
席者の把握のほか、議事録等を作成することが望ましい。なお、臨床研修協力施設と共
同して臨床研修を行う場合には、CPC を開催している臨床研修協力施設において適切に
CPC 研修が行われるように配慮しなければならない。
研修医は CPC 研修の症例提示において、少なくとも何らかの主体的な役割を担うこ
とが必要であり、CPC のディスカッションで積極的に意見を述べ、フィードバックを受
けることが求められる。
臨床経過と病理解剖診断に加えて、CPC での討議を踏まえた考察の記録が残されなく
てはならない。
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研修方法:長期入院が必要であった患者が退院する際、ソーシャルワーカー等ととも
に、社会復帰支援計画を患者とともに作成し、外来通院時にフォローアップを行う。
ⅴ)緩和ケア
研修目的:生命を脅かす疾患に伴う諸問題を抱える患者とその家族に対する緩和ケア
の意義と実際を学ぶ。緩和ケアが必要となる患者での緩和ケア導入の適切なタイミン
グの判断や心理社会的な配慮ができるようになる。
研修方法:内科や外科、緩和ケア科などの研修中、緩和ケアを必要とする患者を担当
し、緩和ケアチームの活動などに参加する。また、緩和ケアについて体系的に学ぶこと
ができる講習会等を受講する。
参考:厚生労働省 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会(e-learning)
https://peace.study.jp/pcontents/top/1/index.html
参考:日本緩和医療学会 教育セミナー
https://www.jspm.ne.jp/seminar_m/index.html
ⅵ)アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
研修目的:人生の最終段階を迎えた本人や家族等と医療・ケアチームが、合意のもと
に最善の医療・ケアの計画を作成することの重要性とそのプロセスを学ぶ。
研修方法:内科、外科などを研修中に、がん患者等に対して、経験豊富な指導医の指導
のもと、医療・ケアチームの一員としてアドバンス・ケア・プランニングを踏まえた意
思決定支援の場に参加する。また、ACP について体系的に学ぶことができる講習会など
を受講する。
参考:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000Iseikyoku/0000197721.pdf
ⅶ)臨床病理検討会(CPC)
研修目的:剖検症例の臨床経過を詳細に検討して問題点を整理し、剖検結果に照らし
合わせて総括することにより、疾病・病態について理解を深める。
研修方法:死亡患者の家族への剖検の説明に同席し、剖検に立ち会う。CPC においては、
症例レポート作成は不要とするが、症例提示を行い、フィードバックを受け、考察を含
む最終的なまとめまで行う。
CPC の開催については、関係臨床科医師および病理医の出席を求める必要がある。出
席者の把握のほか、議事録等を作成することが望ましい。なお、臨床研修協力施設と共
同して臨床研修を行う場合には、CPC を開催している臨床研修協力施設において適切に
CPC 研修が行われるように配慮しなければならない。
研修医は CPC 研修の症例提示において、少なくとも何らかの主体的な役割を担うこ
とが必要であり、CPC のディスカッションで積極的に意見を述べ、フィードバックを受
けることが求められる。
臨床経過と病理解剖診断に加えて、CPC での討議を踏まえた考察の記録が残されなく
てはならない。
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