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参考資料4 医師臨床研修指導ガイドライン-2023年度版-[1.6MB] (48 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36634.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和5年度第4回 12/1)《厚生労働省》 |
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修管理委員会に報告・相談するなどして対策を講じ、定められた研修期間内に研修を修
了できるように努める。
3)研修期間の終了に際し、研修管理委員会に対して研修医の到達目標の達成状況を達成
度判定票を用いて報告する。
4)管理者及び研修管理委員会が臨床研修の中断を検討する際には、十分話し合いを持つ
ことで、当該研修医の臨床研修に関する正確な情報を提供する。
プログラム責任者には、プログラム責任者講習会の受講が求められるが、2020 年 3 月
31 日以前からプログラム責任者であった者については、2023 年 3 月 31 日までの間に限
り、この規定は適用されない。
4.研修実施責任者
協力型臨床研修病院又は臨床研修協力施設において、臨床研修の実施を管理する者をいい、
基幹型臨床研修病院の研修管理委員会の構成員となる。研修の評価及び認定において、研修
実施責任者は指導医と同様の役割を担うのみならず、協力型臨床研修病院又は臨床研修協力
施設などの代表者として、これらの施設における評価及び認定における業務を統括する役割
を負う。
プログラム責任者と密接に連絡を取る必要がある。
5.臨床研修指導医(指導医)
指導医とは、研修医を指導する医師であり、臨床研修を行う病院の常勤の医師であって、
研修医に対する指導を行うために必要な経験及び能力を有していなければならない。原則 7
年以上の臨床経験を有し、プライマリ・ケアの指導方法等に関する講習会(指導医講習会)
を受講していることが必須である。原則として、内科、救急部門、外科、麻酔科、小児科、
産婦人科、精神科及び一般外来の各診療科並びに当該研修プログラムが独自に必修としてい
る診療科に配置されており、勤務体制上指導時間を十分に確保できることが求められる。研
修医 5 人に対して指導医が 1 人以上配置されていることが必要であるが、地域医療に対す
る配慮から、地域医療と同時に行う一般外来の研修は、指導医を含め、当該地域医療の指導
体制が整っていることで差し支えない。なお、研修医による指導医の評価についても、指導
医の資質向上に資すると考えられることから、強く推奨される。
指導医の役割を下記に示す。
1)研修医指導の責任者又は管理者であり、研修医を直接指導する場合だけでなく、いわ
ゆる「屋根瓦方式」で指導医の指導監督の下、上級医が研修医を直接指導できることも
想定している。
2)研修医が担当した患者の病歴や手術記録を作成するよう指導する。
3)担当する分野・診療科の研修期間中、研修医ごとに到達目標の達成状況を把握し、研修
医に対する指導を行い、担当する分野における研修期間の終了後に、研修医評価票を用
いて評価し、その結果をプログラム責任者に報告する。
4)研修医の評価に当たって、当該研修医の指導を行った又は共に業務を行った医師、看
護師その他の職員と情報を共有することが望ましい。
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了できるように努める。
3)研修期間の終了に際し、研修管理委員会に対して研修医の到達目標の達成状況を達成
度判定票を用いて報告する。
4)管理者及び研修管理委員会が臨床研修の中断を検討する際には、十分話し合いを持つ
ことで、当該研修医の臨床研修に関する正確な情報を提供する。
プログラム責任者には、プログラム責任者講習会の受講が求められるが、2020 年 3 月
31 日以前からプログラム責任者であった者については、2023 年 3 月 31 日までの間に限
り、この規定は適用されない。
4.研修実施責任者
協力型臨床研修病院又は臨床研修協力施設において、臨床研修の実施を管理する者をいい、
基幹型臨床研修病院の研修管理委員会の構成員となる。研修の評価及び認定において、研修
実施責任者は指導医と同様の役割を担うのみならず、協力型臨床研修病院又は臨床研修協力
施設などの代表者として、これらの施設における評価及び認定における業務を統括する役割
を負う。
プログラム責任者と密接に連絡を取る必要がある。
5.臨床研修指導医(指導医)
指導医とは、研修医を指導する医師であり、臨床研修を行う病院の常勤の医師であって、
研修医に対する指導を行うために必要な経験及び能力を有していなければならない。原則 7
年以上の臨床経験を有し、プライマリ・ケアの指導方法等に関する講習会(指導医講習会)
を受講していることが必須である。原則として、内科、救急部門、外科、麻酔科、小児科、
産婦人科、精神科及び一般外来の各診療科並びに当該研修プログラムが独自に必修としてい
る診療科に配置されており、勤務体制上指導時間を十分に確保できることが求められる。研
修医 5 人に対して指導医が 1 人以上配置されていることが必要であるが、地域医療に対す
る配慮から、地域医療と同時に行う一般外来の研修は、指導医を含め、当該地域医療の指導
体制が整っていることで差し支えない。なお、研修医による指導医の評価についても、指導
医の資質向上に資すると考えられることから、強く推奨される。
指導医の役割を下記に示す。
1)研修医指導の責任者又は管理者であり、研修医を直接指導する場合だけでなく、いわ
ゆる「屋根瓦方式」で指導医の指導監督の下、上級医が研修医を直接指導できることも
想定している。
2)研修医が担当した患者の病歴や手術記録を作成するよう指導する。
3)担当する分野・診療科の研修期間中、研修医ごとに到達目標の達成状況を把握し、研修
医に対する指導を行い、担当する分野における研修期間の終了後に、研修医評価票を用
いて評価し、その結果をプログラム責任者に報告する。
4)研修医の評価に当たって、当該研修医の指導を行った又は共に業務を行った医師、看
護師その他の職員と情報を共有することが望ましい。
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