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04 参考資料1-123価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(肺炎球菌ワクチン)ファクトシート (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36630.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第22回 12/1)《厚生労働省》 |
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表 8 医療経済評価での感度分析の結果(単位:万円)
PCV13 の ICER
ベースライン
PPSV23 の ICER
334 万円
448 万円
PCV13
1 年目から効果減弱開始
1,028 万円
506 万円
PCV13
5 年目から効果減弱開始
270 万円
519 万円
PPSV23 1 年目から効果減弱開始
334 万円
948 万円
PPSV23 4 年目から効果減弱開始 (PCV13 と同等)
334 万円
293 万円
イン)
334 万円
448 万円
ワクチン効果 減弱開始後 5 年間でゼロ
226 万円
303 万円
血清型分布 Fukusumi ら 2016
230 万円
361 万円
血清型分布 Morimoto ら 2018(ベースライン)
334 万円
448 万円
PCV13 NBP 有効性低位
647 万円
508 万円
PCV13 NBP 有効性高位
235 万円
511 万円
PPSV23 NBP 有効性低位 共通
334 万円
1,513 万円
PPSV23 NBP 有効性高位 共通
334 万円
370 万円
PPSV23 NBP 有効性低位 23 価のみ
334 万円
5,054 万円
PPSV23 NBP 有効性高位 23 価のみ
334 万円
361 万円
NBP 肺炎球菌起因低位 (20.0%)
501 万円
679 万円
NBP 肺炎球菌起因高位 (28.0%)(ベースライン)
334 万円
448 万円
NBP 入院 QALY 損失なし
337 万円
451 万円
NBP 入院 0.5QALY 減少
253 万円
339 万円
ワクチン効果 減弱開始後 1 年間でゼロ (ベースラ
あわせて、平成 26 年・平成 27 年の肺炎球菌ワクチンの実接種者数データ (平成 26 年 287.2 万人,
平成 27 年 244.7 万人)を参考に(78)、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種者を 250 万人と仮定したとき
のワクチン接種の効果を推計した。その結果、PPSV23 並びに PCV13 によるワクチン接種を行うこと
で、IPD 発症、IPD 死亡、NBP 発症、NBP 死亡を、それぞれ 28 人と 105 人、0.8 人と 7 人、2,650 人と
4,703 人、543 人と 905 人削減できると計算された。さらに、その結果をもとに総医療費へのインパ
クト(ワクチン接種費用と感染症治療費などを考慮した金額)を計算した結果を表 9 にまとめた。ワ
クチンの導入によって PPSV23 単独接種で 195 億円、PCV13 単独接種で 259 億円の追加費用が必要に
なるが、感染症にかかる医療費をそれぞれ 14 億円、24 億円削減できることになり、トータルでの費
用の増加分は差し引き PPSV23 で 181 億円、PCV13 で 235 億円となった。
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PCV13 の ICER
ベースライン
PPSV23 の ICER
334 万円
448 万円
PCV13
1 年目から効果減弱開始
1,028 万円
506 万円
PCV13
5 年目から効果減弱開始
270 万円
519 万円
PPSV23 1 年目から効果減弱開始
334 万円
948 万円
PPSV23 4 年目から効果減弱開始 (PCV13 と同等)
334 万円
293 万円
イン)
334 万円
448 万円
ワクチン効果 減弱開始後 5 年間でゼロ
226 万円
303 万円
血清型分布 Fukusumi ら 2016
230 万円
361 万円
血清型分布 Morimoto ら 2018(ベースライン)
334 万円
448 万円
PCV13 NBP 有効性低位
647 万円
508 万円
PCV13 NBP 有効性高位
235 万円
511 万円
PPSV23 NBP 有効性低位 共通
334 万円
1,513 万円
PPSV23 NBP 有効性高位 共通
334 万円
370 万円
PPSV23 NBP 有効性低位 23 価のみ
334 万円
5,054 万円
PPSV23 NBP 有効性高位 23 価のみ
334 万円
361 万円
NBP 肺炎球菌起因低位 (20.0%)
501 万円
679 万円
NBP 肺炎球菌起因高位 (28.0%)(ベースライン)
334 万円
448 万円
NBP 入院 QALY 損失なし
337 万円
451 万円
NBP 入院 0.5QALY 減少
253 万円
339 万円
ワクチン効果 減弱開始後 1 年間でゼロ (ベースラ
あわせて、平成 26 年・平成 27 年の肺炎球菌ワクチンの実接種者数データ (平成 26 年 287.2 万人,
平成 27 年 244.7 万人)を参考に(78)、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種者を 250 万人と仮定したとき
のワクチン接種の効果を推計した。その結果、PPSV23 並びに PCV13 によるワクチン接種を行うこと
で、IPD 発症、IPD 死亡、NBP 発症、NBP 死亡を、それぞれ 28 人と 105 人、0.8 人と 7 人、2,650 人と
4,703 人、543 人と 905 人削減できると計算された。さらに、その結果をもとに総医療費へのインパ
クト(ワクチン接種費用と感染症治療費などを考慮した金額)を計算した結果を表 9 にまとめた。ワ
クチンの導入によって PPSV23 単独接種で 195 億円、PCV13 単独接種で 259 億円の追加費用が必要に
なるが、感染症にかかる医療費をそれぞれ 14 億円、24 億円削減できることになり、トータルでの費
用の増加分は差し引き PPSV23 で 181 億円、PCV13 で 235 億円となった。
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