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04 参考資料1-123価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(肺炎球菌ワクチン)ファクトシート (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36630.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第22回 12/1)《厚生労働省》
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表 9 ワクチン接種の総医療費へのインパクト
ワクチン費用*

感染症治療費

総費用

獲得 QALY

(億円)

(億円)

(億円)

(x10,000)

ワクチンなし

0.00

2,419.34

2,419.34

2,549.046

PPSV23 単独

194.83

2,405.64

2,600.47

2,550.450

PCV13 単独

259.25

2,395.42

2,654.67

2,550.750

194.83

-13.70

181.13

0.404

259.25

-23.92

235.33

0.704

増分費用(PPSV23 vs
接種なし)
増分費用(PCV13 vs
接種なし)

*ワクチン費用にはワクチンそのものの価格だけでなく、接種費用も含む。

(6)諸外国の導入状況
ヨーロッパにおける成人における PPSV23 の推奨について、表 10 に示した(79)。ヨーロッパ
17 か国における状況では、60 歳~65 歳以上の全ての高齢者にワクチンを推奨しているのはオー
ストリア、ベルギー、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブ
ルク、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、英国の 13 か国であり、フランス、ポル
トガル、デンマーク、オランダの 4 か国はハイリスクのグループにのみ推奨している。また、フ
ィンランド、フランス、イタリア、ルクセンブルク、スペインでは施設での推奨が行われている。
オーストラリアでは、アボリジニには 50 歳以上で 1 回接種と 1 回目接種から 5 年後に再接種を
推奨し、非アボリジニでは 65 歳以上で 1 回接種を推奨している(80)。ブラジルでは 60 歳より上
の年齢で 1 回接種を推奨している(81)。

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