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資料5-1~2 モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物 (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00024.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第26回 12/7)《厚生労働省》 |
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<日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 見解>
<日本臨床耳鼻咽喉科医会 見解> (別添様式)
スイッチOTC医薬品の候補成分に関する見解
1.候補成分に関連する事項
成分名
モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物
(一般名)
候補成分
花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩
の情報
効能・効果
和:鼻づまり,鼻みず(鼻汁過多),くしゃみ
2.スイッチ OTC 化の妥当性に関連する事項
1.OTC とすることの妥当性について
【薬剤特性の観点から】
本剤のバイオアベイラビリティは低く、鼻腔粘膜から吸収され肝
での代謝を受けずに全身循環に回る薬剤量はベクロメタゾン(既に
OTC 化)等よりもかなり低く抑えられており、OTC 化には特に大き
な問題は生じないものと考える。
【対象疾患の観点から】
花粉症・季節性アレルギー性鼻炎による鼻閉や鼻汁過多等の症状
緩和に対しては、本薬剤投与により高い効果が期待できる。一方、
花粉症による皮膚症状や眼症状は対象外である点、注意喚起が必要
スイッチ である。
OTC 化の
【適正販売、スイッチ化した際の社会への影響の観点から】
妥当性
年齢(小児、高齢者)を考慮し、また内科的(高血圧、糖尿病等)、
眼科的(白内障、緑内障)合併症等がないことを十分に確認してい
れば、副作用発現を低く抑えられると考えられ、患者 QOL は高く維
持できる。
しかし、血管収縮薬が主成分の点鼻薬と混同し、乱用にいたる懸
念もあり、適切な指導が必要である。
〔上記と判断した根拠〕
本剤の低い副作用発現と十分な効果等を総合的に判断し、適切な
指導の下に、OTC 化することについては妥当性があるものとする。
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<日本臨床耳鼻咽喉科医会 見解> (別添様式)
スイッチOTC医薬品の候補成分に関する見解
1.候補成分に関連する事項
成分名
モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物
(一般名)
候補成分
花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩
の情報
効能・効果
和:鼻づまり,鼻みず(鼻汁過多),くしゃみ
2.スイッチ OTC 化の妥当性に関連する事項
1.OTC とすることの妥当性について
【薬剤特性の観点から】
本剤のバイオアベイラビリティは低く、鼻腔粘膜から吸収され肝
での代謝を受けずに全身循環に回る薬剤量はベクロメタゾン(既に
OTC 化)等よりもかなり低く抑えられており、OTC 化には特に大き
な問題は生じないものと考える。
【対象疾患の観点から】
花粉症・季節性アレルギー性鼻炎による鼻閉や鼻汁過多等の症状
緩和に対しては、本薬剤投与により高い効果が期待できる。一方、
花粉症による皮膚症状や眼症状は対象外である点、注意喚起が必要
スイッチ である。
OTC 化の
【適正販売、スイッチ化した際の社会への影響の観点から】
妥当性
年齢(小児、高齢者)を考慮し、また内科的(高血圧、糖尿病等)、
眼科的(白内障、緑内障)合併症等がないことを十分に確認してい
れば、副作用発現を低く抑えられると考えられ、患者 QOL は高く維
持できる。
しかし、血管収縮薬が主成分の点鼻薬と混同し、乱用にいたる懸
念もあり、適切な指導が必要である。
〔上記と判断した根拠〕
本剤の低い副作用発現と十分な効果等を総合的に判断し、適切な
指導の下に、OTC 化することについては妥当性があるものとする。
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