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資料5-1~2 モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00024.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第26回 12/7)《厚生労働省》 |
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再審査申請が行われた結果、2018 年 3 月 29 日に医薬品、
医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法
律第 14 条第 2 項各号(承認拒否事由)のいずれにも該当
しないとの再審査結果が得られた 1) 。
<治療学的特性> 1)
1.
成人及び小児アレルギー性鼻炎の適応を有する。
2.
通 年性 ア レ ル ギ ー性 鼻 炎 に対 す る 国 内 第Ⅱ 相 試 験 <
成 人> 及 び 国 内 第Ⅲ 相 試 験< 小 児 > に おい て 、 ア レ
ルギー性鼻炎の各鼻症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、鼻
内 そ う 痒 感 ) に 対 し て 、 70%以 上 の 改 善 効 果 を 示 し
た。
3.
治療学的・
製剤学的特
1 日 1 回使用することで、通年性アレルギー性鼻炎の
各症状に対して、70%以上の改善効果を示した。
4.
重 大な 副 作 用 と して 、 ア ナフ ィ ラ キ シ ーが 報 告 さ れ
性
ている。(成人及び小児における承認時までの国内臨
(インタビ
床 試験 で は ア ナ フィ ラ キ シー の 報 告 は ない が 、 海 外
ューフォー
の市販後で報告されている。)
ム等より)
<製剤学的特性> 1)
1 日 1 回投与の鼻噴霧用ステロイド薬(無香製剤)である。
販売名
有効成分
1 容器の噴霧回数
剤型
内容物の性状
ナゾネックス点鼻液 50 µg
56 噴霧用
112 噴霧用
モメタゾンフランカルボン酸
エステル水和物
56 回
112 回
定量噴霧式懸濁剤
白色の懸濁液
本剤はアレルギー性鼻炎の治療に使用されている。
本邦で使用できる鼻噴霧用ステロイド薬は、ベクロメタ
ゾンプロピオン酸エステル、フルチカゾンプロピオン酸エ
ステル、モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物、フ
ルチカゾンフランカルボン酸エステル、デキサメタゾンシ
ペシル酸エステルであ る。いずれも微量で局 所効果が強
臨床での使
く、吸収されにくく、吸収されてもすぐに分解されるため、
われ方
ベクロメタゾンプロピオン酸エステルを除き、1 年以上の
連用でも、全身的副作用が少なく、効果は確実である 2) 。
同種同効品も含めて、本剤は効果発現が早く、約 1~2 日
で効果がみられる。長期連用により改善効果が上がる。重
症例にも効果があり著効例も多い。抗ヒスタミン薬に抵抗
する鼻閉にも有効で、点鼻用血管収縮剤の離脱にも有効で
ある。効果発現が早いので、これまでの初期療法には必要
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医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法
律第 14 条第 2 項各号(承認拒否事由)のいずれにも該当
しないとの再審査結果が得られた 1) 。
<治療学的特性> 1)
1.
成人及び小児アレルギー性鼻炎の適応を有する。
2.
通 年性 ア レ ル ギ ー性 鼻 炎 に対 す る 国 内 第Ⅱ 相 試 験 <
成 人> 及 び 国 内 第Ⅲ 相 試 験< 小 児 > に おい て 、 ア レ
ルギー性鼻炎の各鼻症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、鼻
内 そ う 痒 感 ) に 対 し て 、 70%以 上 の 改 善 効 果 を 示 し
た。
3.
治療学的・
製剤学的特
1 日 1 回使用することで、通年性アレルギー性鼻炎の
各症状に対して、70%以上の改善効果を示した。
4.
重 大な 副 作 用 と して 、 ア ナフ ィ ラ キ シ ーが 報 告 さ れ
性
ている。(成人及び小児における承認時までの国内臨
(インタビ
床 試験 で は ア ナ フィ ラ キ シー の 報 告 は ない が 、 海 外
ューフォー
の市販後で報告されている。)
ム等より)
<製剤学的特性> 1)
1 日 1 回投与の鼻噴霧用ステロイド薬(無香製剤)である。
販売名
有効成分
1 容器の噴霧回数
剤型
内容物の性状
ナゾネックス点鼻液 50 µg
56 噴霧用
112 噴霧用
モメタゾンフランカルボン酸
エステル水和物
56 回
112 回
定量噴霧式懸濁剤
白色の懸濁液
本剤はアレルギー性鼻炎の治療に使用されている。
本邦で使用できる鼻噴霧用ステロイド薬は、ベクロメタ
ゾンプロピオン酸エステル、フルチカゾンプロピオン酸エ
ステル、モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物、フ
ルチカゾンフランカルボン酸エステル、デキサメタゾンシ
ペシル酸エステルであ る。いずれも微量で局 所効果が強
臨床での使
く、吸収されにくく、吸収されてもすぐに分解されるため、
われ方
ベクロメタゾンプロピオン酸エステルを除き、1 年以上の
連用でも、全身的副作用が少なく、効果は確実である 2) 。
同種同効品も含めて、本剤は効果発現が早く、約 1~2 日
で効果がみられる。長期連用により改善効果が上がる。重
症例にも効果があり著効例も多い。抗ヒスタミン薬に抵抗
する鼻閉にも有効で、点鼻用血管収縮剤の離脱にも有効で
ある。効果発現が早いので、これまでの初期療法には必要
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