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参考資料1 こども未来戦略方針の具体化に向けた検討について (2 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/dai8/gijisidai.html
出典情報 こども未来戦略会議(第8回 12/11)《内閣官房》
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「加速化プラン」における支援強化【貧困、虐待防止、障害児・医療的ケア児】 全体概要版
貧困・ひとり親、児童虐待防止、障害児・医療的ケア児への支援を強化・拡充し、多様なニーズを持つこどもを含め、すべてのこども
と家庭に対する包括的な支援体制を構築
<課題>

こどもの貧困対策

<加速化プランでの対応>

◆ ひとり親家庭等のこどもの大
学等進学率が低い

●こどもの学習支援・生活支援の強化

◆ ひとり親の手当が減ったり止
まったりすることが心配で、働き
控えを考える人がいる。多子ひと
り親世帯は、特に生活に困窮

●児童扶養手当の拡充
➢ 所得制限の見直し
✓ 満額を受給できる所得 年収160万円 → 190万円

➢ 地域で学習をサポートする場を増やし、新たに、こどもの大学受験料等を補助

✓ 所得に応じた一部額を受給できる所得 年収365万円 → 385万円

➢ 多子加算の増額(第3子以降の額を第2子と同額に)
◆ 手当が止まると、手当と連動
した支援策からも外れてしま


児童虐待防止

<目指す姿>

こどもの貧困を解消し、貧困の連鎖を断ち切るため、こどもの生活・学習支援を強化するとともに、ひとり親家庭への経済的支援、
就業支援、養育費確保支援を多面的に強化。

●児童扶養手当の受給に連動した支援策の要件緩和
➢所得が上がって手当の受給対象から外れた場合は、給付金や貸付が利用できな
かったが、1年間をめどに利用可能に

経済的な状況にかかわらず、
大学等への進学に向けてチャ
レンジ出来る
働き控えに対応し、児童扶養
手当が自立を下支えする
多子のひとり親家庭の生活が
安定する

包括的な相談支援体制を構築・強化し、虐待防止の取組みを強化。こども・若者視点での新たなニーズに応じたアウトリーチ型支援など
を強化

◆ こども・若者が自分の意思で選
択できる支援が少ない
◆ 相談対応件数の増加を踏まえ、
迅速・的確な対応が可能とな
る体制の整備が必要

●虐待等で家庭等から孤立したこども・若者のための安全な居場所
(こども若者シェルター)を確保し、相談支援等を実施
●学生等に対して、食事や相談支援を行うアウトリーチ支援

困難を抱えるこども・若者が
自ら選択しながら活用できる
支援も用意

●児童相談所の職員体制強化と業務効率化(ICT化等)の推進

児童虐待等への相談支援を確
実に行う人材の確保・育成等
を行い、こどもと家庭を支援

障害児支援・医療的ケア児

こどもと家族に寄り添いながら、個々の特性や状況に応じた質の高い支援を提供するとともに、地域社会への参加・包
摂(インクルージョン)を推進

◆ こどもの育ちに不安、どこで誰
に相談すればよいかわからない、
支援につながれない
◆ 障害があっても、みんなといっ
しょに遊び、学びたい

●早期からの切れ目のない支援とインクルージョンの推進
➢乳幼児健診、親子教室、保育所などの身近な機会・場所での発達相談を充実
➢児童発達支援センターによる専門人材の巡回支援や看護師等の配置促進に
より、保育所等の受入体制を強化

様々な機会・場所での「気づ
き」を、専門的支援に早くつ
なげる
地域の様々な場で、ともに過
ごし・育つことができる

◆ 成長に応じて補装具を頻繁に
買い替えられない(経済的な
負担が大きい)

●こどもの補装具費支給制度の所得制限の撤廃

こどもの成長にあった補装具
を使うことができる

➢障害児の日常生活と成長に欠かせない補装具費支給制度の所得制限を撤廃

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