(1)介護医療院におけるサービス提供実態等に関する調査研究事業(報告書)(案) (6 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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1.調査目的
平成 30 年に創設された介護医療院は、長期にわたり療養が必要である者
に対し、療養上の管理、看護、医学的管理下における介護及び機能訓練その他
必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設とされてお
り、①「日常的な医学管理」や「看取り・ターミナルケア」等の機能と②「生
活施設」としての機能とを兼ね備えた施設とされている。
令和3年度介護報酬改定では、医療と介護の連携の推進に向け、これらの機
能の充実の観点からも加算の見直しが行われたところである。
審議報告における今後の課題では、サービス提供の実態や介護療養型医療
施設等からの移行状況を把握した上で、介護療養型医療施設の廃止期限も踏
まえつつ、どのような対応を図ることが適当なのかを検討していくべきとさ
れており、次期改定が医療介護同時改定であることを念頭に、医療介護連携の
さらなる推進に向け、介護医療院の機能の強化のための検討に資する基礎資
料を作成することを目的とする。
2.調査客体
【施設調査】
○ 介護医療院 悉皆(客体数 600 施設程度)
○ 介護療養型医療施設 悉皆(客対数 580 施設程度)
○ 介護療養型老人保健施設 悉皆(客対数 160 施設程度)
○ 医療療養病床 無作為抽出(客対数 1,200 施設/約 3,570 施設)
上記施設からの退所者・退院(棟)患者と、介護医療院については短期入所療
養介護利用者を対象とした個票調査も行う。いずれも令和3年9月1か月
(医療療養病床は1週間)の退所者全員を調査対象とする。
【自治体調査】
○ 保険者 悉皆(約 1,500 か所)
○ 都道府県 悉皆(47 か所)
3.主な調査項目
○ 介護医療院におけるサービス提供実態等
○ 退所者について、状態や退所先等、介護医療院、介護療養型医療施設、
医療療養病床、介護療養型老人保健施設での比較
〇 介護医療院の短期入所療養介護の利用者の実態
○ 介護医療院への移行予定及び移行に関する課題
○ 療養病床等に関する自治体の認識・動向の把握 等