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資料(Ⅱ)医療経理室 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38529.html
出典情報 令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)《厚生労働省》
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③ 医療の国際展開の推進
我が国の優れた医療に関する技術・制度・製品の国際展開を推進する。また、グ
ローバル化の時代に即して、外国人患者が我が国で安心して医療を受けられる環境
の整備等を通じて、医療の国際化を着実に進める。


医療の国際展開の推進
603百万円
医療技術や医薬品、医療機器に関連する人材育成、日本の経験・知見を活
かした相手国の医療・保健分野の政策形成支援を行うため、我が国の医療政
策等に関する有識者や医療従事者の派遣、研修生の受入れ等を推進する。
また、経済安全保障の観点からも重要となる感染症分野をはじめとした医
薬品・医療機器に係る技術を保持していくため、国連機関等が実施する国際
公共調達への日本企業の参入に必要な情報の収集・関係構築、調達プロセス
や手続き等に関する情報提供と案件の掘り起こし等により国際公共調達の
枠組を活用した国際展開を推進する。
外国人患者の受入環境の整備



282百万円
※上記には、デジタル庁計上予算7百万円を含む
医療機関における多言語コミュニケーション対応支援や、地方自治体にお
ける医療機関等からの相談にワンストップで対応するための体制整備支援
などの取組を通じ、外国人患者が安心して医療を受けられる環境の整備を進
める。

Ⅲ.医療 DX の推進
新しい付加価値の創出及び社会的課題を解決するため、医療 DX を推進する。
医療 DX については、①全国医療情報プラットフォームの構築、②電子カルテ情報
の標準化等、③診療報酬改定 DX の3項目を柱とし、総理を本部長とする医療 DX 推進
本部が立ち上がり、令和5年6月に「医療 DX の推進に関する工程表」が策定され、
工程表に沿って、医療 DX の実現に向けた情報基盤の整備に取り組む必要がある。
また、データヘルス改革の推進については、医療の質の向上を図り、感染症、災害、
救急等の対応に万全を期すため、データヘルス改革の一環として、患者や全国の医療
機関等で保健医療情報を確認できる仕組みを順次拡大してきた。引き続き、データヘ
ルス改革に関する工程表に基づき着実に取り組みを進める。あわせて、国際規格
(HL7FHIR)に基づいた電子カルテ情報及び交換方式を実装した電子カルテシステム
の普及及びサイバーセキュリティ対策の充実といった今後のデータヘルス改革を更
に進める上で基盤となる取組も進めていく。
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