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【資料1】「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」を踏まえた本会議の検討事項について➂ (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40170.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第13回 5/10)《厚生労働省》
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医薬品等の安定供給確保に係るマネジメントシステムの確立に関する論点②

3.需給状況の把握・調整
① 供給不足のおそれ(供給不安)や現に供給不足が発生した際の情報の把握・調整に関し、本年4月から開始し
た供給不安報告・供給状況報告を基に、制度的枠組みを検討することとしてはどうか。
② 平時における需給状況の把握・調整に関し、改正感染症法に基づくモニタリングを参考に、感染症関連治療薬
以外も対象とするような制度的枠組みを検討することとしてはどうか。
③ また、現行の安定確保医薬品について、策定した令和2年度以降変更が加えられていない。マネジメントシス
テムにおけるモニタリングや、供給不安解消策等の対象医薬品を検討することと併せて、現行の安定確保医薬品
が時宜に応じているかといった点検も含め、安定確保医薬品の対象を検討することとしてはどうか。
4.供給不安解消策
① 供給不安や供給不足が発生した際の措置について、感染症法に基づく生産促進要請や輸入要請も参考に、厚生
労働省が、製薬企業に対して生産促進や輸入要請を行えるようにすることを検討することとしてはどうか。
② これまでの供給不安事例における対応を参考に、厚生労働省が、卸、医療機関、薬局に対して一定の取組に関
する協力の要請を行えるようにすることを検討することとしてはどうか。
5.その他
① 特に供給不安が多く発生している後発品業界では、比較的規模の小さい企業が多い。そこで、製薬企業が将来
に渡って安定供給を持続的に行っていくため、体制整備等に係る好事例の周知やセミナーの実施等の支援策を検
討することとしてはどうか。
② 供給リスクの低減のために実施する原薬調達先の複数化等の取組について、これまで講じられてきた支援も参
考に、サプライチェーン強靱化の取組を推進することとしてはどうか。
③ 安定確保医薬品の再検討も含め、マネジメントシステムの制度詳細について、引き続き本会議において議論を
行うこととしてはどうか。

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