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資料2-2 特定機能病院の現状等について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40932.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第20回 7/3)《厚生労働省》
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医療施設体系のあり方に関する検討会における指摘事項
~「これまでの議論を踏まえた整理」(平成19年7月)より~
(求められる機能、機能分化と連携の中での位置付け)
○ 機能分化と連携を進めていく中で、求められる役割をより明確にする必要。特に、特定機能病院が提供する高度
医療の内容についてより明確化を図る必要があるとの指摘あり。
○ 外来機能を含め一般的な医療への対応について、特定機能病院を受診する外来患者の実情に留意しつつ、特定機
能病院の役割を踏まえた検討が必要。
(大学病院との関係)
○ 特定機能病院という制度・名称は国民にとってわかりにくく見直しが必要との指摘、また、大学病院が必ず特定
機能病院である必要はないのではないかとの指摘があることを踏まえ、検討が必要。
(承認要件のあり方)
○ 高度医療の提供を行う医療機関としては、特定の疾患に対して最新の治療を提供する等の機能があれば、規模に
かかわらず承認して構わないのではないかとの指摘がある一方で、合併症併発や複合的な疾患への対応能力等の総
合性が欠かせないとの指摘があり、引き続き検討が必要。
○ 診療科別に評価を行い、病院の一部での承認を可能としてはどうかとの指摘がある一方で、総合的な対応能力を
発揮するためには病院総体として高度である必要との指摘があり、引き続き検討が必要。
○ 以下の項目について、急性期の病院に一般的に求められる事項との関係に留意しつつ、承認要件への位置付けや
取組の一層の強化を求めてはどうかとの指摘があり、引き続き検討が必要。
①難治性疾患への対応
②標榜診療科目の充実
③医療連携、特に退院調整機能、退院時支援機能の構築
④医療安全体制の構築
⑤高度な治験の実施
⑥後期研修のプログラム
⑦診療記録の整備状況
(評価)
○ 承認を受けた特定機能病院が求められる機能・役割を十分果たしているかどうかにつき、その評価のための指標
を含め、検討が必要。

(施設類型の必要性)
○ 地域の特性・実情に応じて個別の機能・役割を評価していく方向で考えるべきであり、特定機能病院という施設
類型としての位置付けは必要ないのではないかとの意見あり。

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