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資料2-2 特定機能病院の現状等について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40932.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第20回 7/3)《厚生労働省》
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医療部会による提言
~「医療提供体制の改革に関する意見」(平成23年12月)より~
○ 特定機能病院が担う「高度な医療」とは、今後の高齢社会においては、複数の疾患を持つ複雑性の
高い患者への対応が必要となる中で、多分野にわたる総合的な対応能力を有しつつ、かつ専門性の高
い医療を提供することになると考えられる。

○ また、特定機能病院は、一般の医療機関では通常提供することが難しい診療を提供する病院として、
地域医療の最後の拠り所としての役割を担っていくべきである。
○ 大学病院等大病院について、外来が集中し勤務医の長時間勤務などにつながっているという指摘が
ある。また、患者が大病院を選ばざるを得ない現状もあるとの指摘もある。貴重な医療資源の効率的
な配分及び勤務医の労働環境への配慮の観点から、特定機能病院の外来診療のあり方を見直す必要が
ある。
○ 特定機能病院における研究については、論文数等によって評価することとなっているが、その質の
担保のためには、更なる評価の観点が必要である。
○ 特定機能病院については、制度発足当初から医療を取り巻く様々な環境が変化している中、以上の
指摘を踏まえつつ、その体制、機能を強化する観点から、現行の承認要件や業務報告の内容等につい
て見直しが必要である。
○ 高度な医療の提供を担う特定機能病院としての質を継続的に確保していくため、更新制度を導入す
る等、特定機能病院に対する評価のあり方を検討する必要がある。
※平成22年12月2日医療部会における「特定機能病院について」議論。

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