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資料2_健康サポート薬局及び認定薬局について -現状を踏まえた提案- (日本保険薬局協会提出資料) (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41490.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 7/19)《厚生労働省》
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1.認定申請の理由
認定申請の理由として、地域に対する薬局機能の周知や、地域医療、地域包括ケアシステムへの貢献をあげる意見
が多かった。
◼ 専門医療機関連携薬局 (N=16)
• 地域での存在感や薬局機能の周知を意識した(4件)
• 医療機関や多職種との連携を推進し、患者や地域医療により貢献するため(6件)
• 日頃の取り組みによって要件が満たされたため(4件)
• 開局当初から目指していたため
• 元々、立地条件として、門前が大学病院であることから、がん患者の処方を多数応需していた状況下、所属薬剤師の1名が、医療薬学会の地域薬学
ケア専門薬剤師の取得に向け研鑽中であり、副領域「がん」についての研鑽を特に重要として行っていた。その為、この薬剤師を中心として、薬局全体で、
がんへの取り組みを強化することで、地域医療への貢献を目指したいという目標を掲げ、申請を行った
◼ 地域連携薬局・健康サポート薬局 (N=190)
• 地域での存在感や薬局機能の周知を意識した(67件)
• より連携を推進し、在宅医療や地域医療・地域包括ケアシステムに貢献するため(56件)
• 日頃の取り組みによって要件が満たされたため(39件)
• 薬局機能を向上させるため(4件)/ ・ 薬剤師のスキルや意識の向上(2件)
• 患者や多職種からの信頼を得るため(7件)/ ・ 他薬局との差別化のため(2件)
• 今後のあるべき薬局像・求められる薬局像であると考えたため、将来のため(5件)/ ・ 今後の改定を見据えて取得(3件)
• 地域に根差して地域医療での不安や不満をより身近に聞き取りを行うため。またそれを解決し実際に連携している証拠とするため。介護との連携を通じて
得た経験を活かすためにも未病のうちから地域住民に積極的に関わり健康寿命を伸長する役割を担うため
• 医療機関への情報提供や退院時共同指導、サービス担当者会議等の連携実績があり、今後も医療機関等との連携を強化したいと考え地域連携薬
局の申請を行った。地域の健康イベントへの参加をしていることと、体組成分析機器や検体測定室を設置しており、地域住民の健康の維持・増進に寄
与できる体制を整えていることもあり、健康サポート薬局の届出を行った
• 認定薬局制度開始に伴い社会から期待される薬局の具体的な業務内容が理解できて、薬局の環境を整備して医療機関との連携をこれまで以上に取
り組んでいかなければと感じたため。また、薬局機能を申請し表示することにより、地域住民や社会に薬局の役割を知ってもらうことができ、結果として相乗
効果でより期待される業務が依頼され、薬剤師としての職能発揮や地域医療に貢献できるようになるのではと考えた
• PCAポンプを用いた持続皮下注による緩和ケアに携わるようになり、患者様・ご家族を在宅で看取るために多職種の連携がいかに重要かを身をもって体
験しました。また、退院時カンファレンスや担当者会議などに参加することで患者様・ご家族の要望、思いを汲み取りながらサポートを行うことが重要である
と考え、多職種で患者さんの情報を共有した上で行う在宅こそが理想だと強く感じました。多職種と密接な連携を取りながら、地域の患者様に信頼される
薬局を目指して努力していきたいという思いから申請させて頂きました
• 地域の中で健康促進や未病の対応を賄う薬局として健康イベントを中心に行っていく必要があると感じているため。在宅や地域ケア会議や薬剤師会会
長として行政などとも連携する立場を経験することができたため、地域連携や医療連携をよりスムーズに、より活発な役割を担っていきたいと考えている。そ
のためには薬学的管理指導の専門性も重視し継続的な見守りをする体制を整え、地域の薬局とも協力しながら行っていく
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