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資料2_健康サポート薬局及び認定薬局について -現状を踏まえた提案- (日本保険薬局協会提出資料) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41490.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 7/19)《厚生労働省》
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④ 経費の増大(N=43回答)
• 在宅業務が増えたことに伴う交通費の増加(17件)
• 残業時間の増大(6件)
• クリーンベンチのメンテナンス費用(4件)
• 高額医薬品の廃棄が増加
⑤ 人手不足(N=52回答)
• 在宅や連携に伴う業務量増加による人手不足(31件)
• 研修等に参加することによる勤務時間の消費(8件)
• 人員要件を満たすために固定化が必要で、流動性を欠いているため、異動等がそぐわない(2件)
• 抗原検査対応のため人員が不足(2件)
• 通常の外来調剤をおろそかにするわけにはいかないため、基本的に時間外労働で対処している
• 施設処方日には処方箋数が増加するため、人員不足のため残業して対応をしている
• 業務負担が増加することで人手不足となっている。特に無菌調剤、在宅業務の影響が大きい

⑥ 経営状況の悪化(N=14回答)
• 労務費、経費の増加による利益率低下(12件)
• 対人業務に注力することで処方箋処理枚数が低下(2件)
• 在宅業務により大きく業務効率が低下している
⑦ 従業員(薬剤師等)のモチベーション低下(N=27回答)
• 業務量増加によるモチベーション低下(16件)
• 実質の業務への影響は軽微だが、認定に伴う業務が増えるかもしれないという精神的な負担はある
• がん薬物療法を専門に学ぶ意向のない薬剤師のモチベーション低下
⑧ その他のデメリット(N=16回答)
• 報酬もなく、認知度も低い制度のためプラス効果が感じられない(10件)
• 認定の継続維持のための負担が大きい(2件)
• 対人業務、在宅業務、無菌調剤への十分な技術料報酬が付いていないため、注力するほど経営状況の悪化、モ
チベーションの低下となっている。非常に高いハードルに対してメリットが少ない
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