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参考資料3 令和5年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「日本専門医機構における医師専門研修シーリングによる医師偏在対策の効果検証」総括研究報告書 (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41573.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第1回 7/19)《厚生労働省》
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各年の都道府県別・領域別採用者数は、
「医道審議会医師分科会
医師専門研修部会資料」を用いて整理
なお、シーリングの対象外となる地域枠採用者数は含めていない。

130.0
125.0

120.0
115.0

表 57 シーリング設定の変化状況別にみた採用
者数の変化

110.0
105.0
100.0

95.0
90.0

2018

次に、シーリングのある診療科とシーリングの

2019

医師少数県

2020

2021

医師中程度県

2022

2023

医師多数県

ない診療科のそれぞれについて、医師多数県、医
師中程度県、医師少数県における採用者数の推移

図 33 シーリングのない診療科における採用者

を確認した。

数推移(2018 年=100 として表示)

確認の結果、シーリングのある診療科では、医
師多数県における採用数が抑制され、医師少数県
及び医師中程度県における採用数が増加してい
ることが窺われた。

130.0
125.0
120.0

115.0

8.0
7.5
7.0
6.5
6.0
5.5
5.0
4.5
4.0
3.5
3.0
2018

110.0

2019
医師少数県

105.0

2020

2021

医師中程度県

2022

2023

医師多数県

100.0
注)2018 年、2019 年は総務省「人口推計 平成 27 年及び令和 2 年国勢調査結果によ
る補間補正人口」、2020 年は総務省「令和 2 年国勢調査」、2021 年以降は総務省「人口
推計 各年 10 月 1 日現在人口」より総人口を用いて人口 10 万人あたりを算出

95.0

90.0
2018

2019

医師少数県

2020

2021

医師中程度県

2022

2023

図 34 シーリングのある診療科における人口 10

医師多数県

東京都、石川県、滋賀県、京都府、大阪府、和歌山県、鳥取県、岡山県、
徳島県、香川県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、沖縄県
医師中程度県 北海道、宮城県、神奈川県、富山県、福井県、山梨県、愛知県、兵庫県、
奈良県、島根県、広島県、山口県、愛媛県、大分県、鹿児島県
医師少数県 青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、新潟県、長野県、岐阜県、静岡県、三重県、宮崎県

万人あたり採用者数推移

医師多数県

2.5
2.3

図 32 シーリングのある診療科における採用者
数推移(2018 年=100 として表示)

2.1
1.9
1.7
1.5
1.3

1.1
0.9

2018

2019
医師少数県

2020

2021

医師中程度県

2022

2023

医師多数県

図 35 シーリングのない診療科における人口 10
万人あたり採用者数推移

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