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資料2-33 ワクチン接種後のアナフィラキシー報告一覧[1.4MB] (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
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アナフィラキシー(ブライトン分類)の分類評価より、「突然発症」および「徴候及び症状の急速な進行」は、症例
定義(診断基準レベル)のチェックにおいて、全てのレベルで確実に診断されているべき事項;診断の必須条件
とされる基準の該当項目であった(ブライトン分類レベル:4)。アナフィラキシーを疑い、アドレナリン(ボスミン)
0.01mg/kg を右大腿に筋注。HR は一時的に 190/分まで上昇。顔色は徐々に回復した。T 医療センターに連絡
し、救急車で搬送した。救急車内で BP100mmHg 程度。SpO2:100%、HR130 程度。顔色良好。下肢の紫斑は残
存。精査および経過観目的で T 医療センターに入院。
2023/08/01、退院(アナフィラキシー(上半身蒼白、下肢紫斑、活気不良)は回復)。過敏症に対する診断結果
は不明。
組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)のロット番号[W029329]は自社管理品であることが確認された。
本報告は、同一報告者より入手した複数の報告書のうちの一つである。
報告者が再調査を望まないため、フォローアップを実施せず。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(参考)事務局追記
2023/7/31 接種当日
2023/8/1 接種後 1 日
3
2023/10/02、医師より医薬品医療機器総合機構(V2310000700)経由で情報を入手した。
医師より 2 月男児患者の情報を入手。
接種前の体温:37 度 0 分
出生体重:3504g
家族歴:母がインフルエンザワクチン(インフルエンザワクチン)で具合が悪くなったことがある。母方の祖母がウ
イルスワクチン類(ウイルスワクチン類)でアナフィラキシーを起こした。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):なし
予防に対して、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)注射剤(ヘプタバックス-II 水性懸濁注シリンジ
0.25ML)0.25ml を 2023/09/27 より皮下にて初回接種した(ロット番号:W033507、接種量は報告されていない)。
その他の被疑薬として乾燥ヘモフィルス b 型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(アクトヒブ)(ロット番号:
V1D96、接種量は報告されていない)、沈降 13 価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合
体)(プレベナー13)(ロット番号:GG1281、接種量は報告されていない)、沈降精製百日せきジフテリア破傷風不
活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン(クアトロバック)(ロット番号:A071A、接種量は報告されていない)、弱毒
生ヒトロタウイルスワクチン(ロタリックス)(ロット番号:RT027、接種量は報告されていない)の 1 回目があった。
その他の併用薬は報告されていない。
2023/09/27 14:35、乾燥ヘモフィルス b 型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)、沈降 13 価肺炎球菌結合型ワク
チン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)、沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合
ワクチン、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)を接種した(前述)。その後、部屋を移動して弱毒生ヒトロタ
ウイルスワクチンを飲ませようとしていたところ、14:40 に下肢に発疹が出現、表情がぼーっとしてきて、全身の
皮膚が蒼白になり、四肢が冷たくなってきて、閉眼しかけて、一瞬顔に赤みが差し、目を開いて表情もよくなりか
けたがすぐにまた全身蒼白になった(アナフィラキシーが発現)ため、14:42 にアドレナリン(ボスミン)0.05ml を左
大腿外側に筋肉注射を行った。そ;の時点で SpO2:100%、脈拍 138/分、呼吸数 40/分。注射後全身の皮膚に赤
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定義(診断基準レベル)のチェックにおいて、全てのレベルで確実に診断されているべき事項;診断の必須条件
とされる基準の該当項目であった(ブライトン分類レベル:4)。アナフィラキシーを疑い、アドレナリン(ボスミン)
0.01mg/kg を右大腿に筋注。HR は一時的に 190/分まで上昇。顔色は徐々に回復した。T 医療センターに連絡
し、救急車で搬送した。救急車内で BP100mmHg 程度。SpO2:100%、HR130 程度。顔色良好。下肢の紫斑は残
存。精査および経過観目的で T 医療センターに入院。
2023/08/01、退院(アナフィラキシー(上半身蒼白、下肢紫斑、活気不良)は回復)。過敏症に対する診断結果
は不明。
組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)のロット番号[W029329]は自社管理品であることが確認された。
本報告は、同一報告者より入手した複数の報告書のうちの一つである。
報告者が再調査を望まないため、フォローアップを実施せず。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(参考)事務局追記
2023/7/31 接種当日
2023/8/1 接種後 1 日
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2023/10/02、医師より医薬品医療機器総合機構(V2310000700)経由で情報を入手した。
医師より 2 月男児患者の情報を入手。
接種前の体温:37 度 0 分
出生体重:3504g
家族歴:母がインフルエンザワクチン(インフルエンザワクチン)で具合が悪くなったことがある。母方の祖母がウ
イルスワクチン類(ウイルスワクチン類)でアナフィラキシーを起こした。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):なし
予防に対して、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)注射剤(ヘプタバックス-II 水性懸濁注シリンジ
0.25ML)0.25ml を 2023/09/27 より皮下にて初回接種した(ロット番号:W033507、接種量は報告されていない)。
その他の被疑薬として乾燥ヘモフィルス b 型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(アクトヒブ)(ロット番号:
V1D96、接種量は報告されていない)、沈降 13 価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合
体)(プレベナー13)(ロット番号:GG1281、接種量は報告されていない)、沈降精製百日せきジフテリア破傷風不
活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン(クアトロバック)(ロット番号:A071A、接種量は報告されていない)、弱毒
生ヒトロタウイルスワクチン(ロタリックス)(ロット番号:RT027、接種量は報告されていない)の 1 回目があった。
その他の併用薬は報告されていない。
2023/09/27 14:35、乾燥ヘモフィルス b 型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)、沈降 13 価肺炎球菌結合型ワク
チン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)、沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合
ワクチン、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)を接種した(前述)。その後、部屋を移動して弱毒生ヒトロタ
ウイルスワクチンを飲ませようとしていたところ、14:40 に下肢に発疹が出現、表情がぼーっとしてきて、全身の
皮膚が蒼白になり、四肢が冷たくなってきて、閉眼しかけて、一瞬顔に赤みが差し、目を開いて表情もよくなりか
けたがすぐにまた全身蒼白になった(アナフィラキシーが発現)ため、14:42 にアドレナリン(ボスミン)0.05ml を左
大腿外側に筋肉注射を行った。そ;の時点で SpO2:100%、脈拍 138/分、呼吸数 40/分。注射後全身の皮膚に赤
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