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【議題(17)資料17】東日本大震災からの復興を早期に成し遂げるための提言.pdf (14 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html
出典情報 全国知事会議(8/1)《全国知事会》
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プロジェクトである福島イノベーション・コースト構想については、各プロジェ
クト(廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、
医療関連、航空宇宙等)の具体化や産業集積の促進、優秀な研究者の確保、未来
を担う教育・人材育成等の着実な実施、福島国際研究教育機構の研究開発等の推
進のため、関係省庁一体となって推進し、構想の関連事業も含めて必要な財源を
責任を持って継続的かつ十分に確保すること。
また、地元企業が参画しやすい仕組みづくりに取り組むこと。



被災者への総合的な支援の強化、東日本大震災の風化防止、
「第2期復興・創生
期間」以降の体制の整備

(1)避難者の帰還の支援等
被災者の安定した生活の再建及び雇用の確保や事業の再建への総合的な支援
を強化するとともに、避難者の帰還等を支援すること。
長期間にわたり帰還困難となる住民については、生活再建の見通しを明確に
示すこと。
避難先での定住を希望する避難者に対し、避難先での生活再建を円滑に進め
るため、就業支援や住宅確保のための支援策を講じること。
被災地方公共団体及び避難者を受け入れている地方公共団体の取組に対して
十分な財政支援を行うこと。
(2)被災者の心のケア
心身の健康や将来の不安などへのケアが必要な被災者への支援をきめ細かく
行えるように、被災者支援総合交付金の継続・拡充、臨床心理士等の専門家の確
保及び相談や孤立防止などの取組に対する支援の強化を行うこと。
特に、被災者の心のケアについては、度重なる住居環境の変化に伴うストレス
や家庭問題、経済問題などを背景に、相談内容が深刻化・複雑化しており、人材
を安定的に確保し、中長期的に取り組む必要があることから、引き続き被災者の
心のケアに対し中長期的に全額国庫による財政支援を継続すること。
また、避難者の方々が抱える課題は様々な面で個別化・複雑化しているため、
避難先を問わず支援が必要な方が適切な支援を確実に受けられるようにするこ
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