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介護福祉士国家試験パート合格の導入の在り方について(案) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43573.html
出典情報 介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第3回 9/11)《厚生労働省》
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スキル向上、地域全体の介護力向上等一人ひとりの希望に応じたキャリアア
ップを支援)」については、介護福祉士資格取得後も本人の希望や状況等を
踏まえつつ、キャリア形成をしていくことを応援するものであると捉えるこ
とができる。このようなキャリアモデルを活用しつつ、介護福祉士の専門性
や価値、魅力を示す取組を、より一層、進めていくことが重要である。


あわせて、介護職員の処遇改善、多様な人材の確保・育成、離職防止・定
着促進・生産性向上、介護職の魅力向上、外国人材の受入環境整備といった
総合的な介護人材確保対策を進めていくことが期待される。
特に、介護職の魅力向上の一環で行われている、介護のしごと魅力発信事
業については、介護職が自ら発信する取組などが含まれており、介護福祉士
の社会的評価の向上の観点から、取組のより一層の充実が図られることが望
ましい。



介護福祉士については、その専門性の向上に向けた取組が進められる中で、
これまでもサービス提供体制強化加算で介護福祉士の配置が評価されてお
り、令和6年度の介護報酬改定では、先述のとおり、新たに介護福祉士ファ
ーストステップ研修が処遇改善加算の職場環境要件の一つに位置づけられ
たところである。介護福祉士による質の高い介護が提供されることは重要で
あり、その推進のため、関係団体等による介護現場への支援等を通じ、介護
福祉の質の向上を図り、それを政策に反映させることは、介護福祉士の社会
的評価の向上にもつながるものである。介護福祉士の専門性の向上に向けた
関係団体の取組等を通じ、より質の高い介護サービスが提供されることを期
待するとともに、国でも、介護福祉士について、適切な社会的評価が得られ
るよう、そのような取組を応援していくことは重要である。

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