どを検証した。その上で、「パート合格の導入がより受験しやすい仕組みに
つながる」旨の提言を行い、令和６年３月に報告書（以下「令和５年度報告
書」という。
）をまとめている。
○

本検討会では、令和５年度報告書を踏まえ、令和６年５月から９月にかけ
て、３回にわたり議論を重ね、関係団体からのヒアリングを実施した。パー
ト合格導入に向けて、介護福祉士の質や国家試験の水準を落とすことなく、
介護福祉士を目指す方たちの学習と受験を一層後押しする国家試験の在り
方等を検討し、提言の内容を整理した。この提言をふまえ、厚生労働省及び
指定試験機関である公益財団法人社会福祉振興・試験センター（以下「試験
センター」という。
）は、国家試験について、より受験しやすい実施方法等へ
の見直しを行うことが必要である。

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