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資料2 新たな地域医療構想について(入院医療、在宅医療、構想区域等) (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43955.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第9回 9/30)《厚生労働省》 |
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胸腰椎の骨折について
•
胸腰椎の骨折については、局所安静での保存的加療が初期治療の中心となる。アメリカの家庭医及び整形外科学
会のガイドラインでは、全例に対して安静臥床が必要とするエビデンスはなく、痛みの程度に応じて早期の離床
が促されている。一方、2週間程度の安静臥床により、画像上の予後不良群について侵襲的治療の必要性を減じ
たとの報告もある。
•
胸腰椎の骨折の平均在院日数について、回復期リハビリテーション病棟は50日程度、地域包括ケア病棟は30日程
度の在院日数となっている。
【アメリカ家庭医学会の総説】
耐えられる限り早く、早期の運動が奨励される。痛みが耐えられない場合は、
初期治療の一環として安静が推奨され得るが、骨量や筋力の低下、褥瘡、深
部静脈血栓症につながる可能性がある。米国整形外科学会は、脊椎圧迫骨折
の治療における安静の利点に関する決定的な証拠は得られていない。
回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟の
胸腰椎の骨折の平均在院日数
腰椎骨折(閉鎖性)
胸椎骨折(閉鎖性)
50.8 日
49.8 日
【Funayama et al. J Bone Joint Surg Am. 2022;104:1785-1795.】
2週間程度の安静臥床は、安静による有害事象やその後の機能予後を損なう
ことなく、画像上の予後不良群について侵襲的治療の必要性を減じた。
安静
32.1 日
31.1 日
安静なし
手術への移行
回復期リハ
病棟
地域包括
ケア病棟
資料出所: 2023年DPCデータ
回復期リハ
病棟
地域包括
ケア病棟
20
•
胸腰椎の骨折については、局所安静での保存的加療が初期治療の中心となる。アメリカの家庭医及び整形外科学
会のガイドラインでは、全例に対して安静臥床が必要とするエビデンスはなく、痛みの程度に応じて早期の離床
が促されている。一方、2週間程度の安静臥床により、画像上の予後不良群について侵襲的治療の必要性を減じ
たとの報告もある。
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胸腰椎の骨折の平均在院日数について、回復期リハビリテーション病棟は50日程度、地域包括ケア病棟は30日程
度の在院日数となっている。
【アメリカ家庭医学会の総説】
耐えられる限り早く、早期の運動が奨励される。痛みが耐えられない場合は、
初期治療の一環として安静が推奨され得るが、骨量や筋力の低下、褥瘡、深
部静脈血栓症につながる可能性がある。米国整形外科学会は、脊椎圧迫骨折
の治療における安静の利点に関する決定的な証拠は得られていない。
回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟の
胸腰椎の骨折の平均在院日数
腰椎骨折(閉鎖性)
胸椎骨折(閉鎖性)
50.8 日
49.8 日
【Funayama et al. J Bone Joint Surg Am. 2022;104:1785-1795.】
2週間程度の安静臥床は、安静による有害事象やその後の機能予後を損なう
ことなく、画像上の予後不良群について侵襲的治療の必要性を減じた。
安静
32.1 日
31.1 日
安静なし
手術への移行
回復期リハ
病棟
地域包括
ケア病棟
資料出所: 2023年DPCデータ
回復期リハ
病棟
地域包括
ケア病棟
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