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資料2 大学附属病院本院の現状等及び大学附属病院本院の特定機能病院としての取扱い上の論点等 (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43385.html |
出典情報 | 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第22回 11/27)《厚生労働省》 |
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前回(第21回:令和6年8月20日開催)の指摘事項等について
(総論)
◯
特定機能病院の承認基準を設定した時点から医療提供体制の状況等が大きく変化しているものもあり、承
認要件の見直しも含めて議論を進めていってはどうか。
○
特に、手術等の医療実績や論文数でみた研究実績等は、地方に合わせた基準で考えると都市部では一部の
基準が低いままになってしまい、特定機能病院の趣旨に必ずしも合致しない病院が承認されてしまうように
見えているという指摘がある。
医師少数県や一県一医大のように大学附属病院本院の医師派遣や医師の育成によって地域医療が成り立っ
ているところを評価する視点が地域医療を守る観点からも重要であり、そういった観点を踏まえた(医師偏
在是正の観点もあり、都市と地方の違いにも着目した)承認要件の議論が重要ではないか。
また、卒前・卒後の教育という観点が医師の育成・派遣という見地からは重要ではないか。(スチューデ
ント・ドクター等を含む。)
○
この際、特に資源が少ない地域においては、他の大学附属病院本院との連携について、どのような余地が
あるのか、特に長期的な観点で検討をしてみてはどうか。(例:一部の専門研修やサブスペシャリティ等の
教育の観点や研究部門の観点等)
○
大学附属病院本院であるから、自動的に特定機能病院として承認するような考え方ではなく、都市や地方
といった前提条件の違いを踏まえながら、それぞれの状況に沿った特定機能病院としての役割を適切に果た
していただける承認要件の設定が重要ではないか。また、教育や医療を受ける側の視点も重要ではないか。
(医療)
○ 医療提供の内容では、大学附属病院本院と一般病院の違いはあまり明確ではないのではないか。医療提供
の観点においては、どのような医療を高度な医療として評価するのか、また、地域医療構想における地域連
携の観点をどう考えるか(大学附属病院本院が地域において必要な医療を全て提供するということは必ずし
も要しないことに留意が必要)が重要な論点ではないか。
○
医療提供や医療安全の観点では、多職種の体制(人員体制、教育体制等)も重要であり、質的な観点、量
的な観点、双方含めた検討が必要ではないか。
12
(総論)
◯
特定機能病院の承認基準を設定した時点から医療提供体制の状況等が大きく変化しているものもあり、承
認要件の見直しも含めて議論を進めていってはどうか。
○
特に、手術等の医療実績や論文数でみた研究実績等は、地方に合わせた基準で考えると都市部では一部の
基準が低いままになってしまい、特定機能病院の趣旨に必ずしも合致しない病院が承認されてしまうように
見えているという指摘がある。
医師少数県や一県一医大のように大学附属病院本院の医師派遣や医師の育成によって地域医療が成り立っ
ているところを評価する視点が地域医療を守る観点からも重要であり、そういった観点を踏まえた(医師偏
在是正の観点もあり、都市と地方の違いにも着目した)承認要件の議論が重要ではないか。
また、卒前・卒後の教育という観点が医師の育成・派遣という見地からは重要ではないか。(スチューデ
ント・ドクター等を含む。)
○
この際、特に資源が少ない地域においては、他の大学附属病院本院との連携について、どのような余地が
あるのか、特に長期的な観点で検討をしてみてはどうか。(例:一部の専門研修やサブスペシャリティ等の
教育の観点や研究部門の観点等)
○
大学附属病院本院であるから、自動的に特定機能病院として承認するような考え方ではなく、都市や地方
といった前提条件の違いを踏まえながら、それぞれの状況に沿った特定機能病院としての役割を適切に果た
していただける承認要件の設定が重要ではないか。また、教育や医療を受ける側の視点も重要ではないか。
(医療)
○ 医療提供の内容では、大学附属病院本院と一般病院の違いはあまり明確ではないのではないか。医療提供
の観点においては、どのような医療を高度な医療として評価するのか、また、地域医療構想における地域連
携の観点をどう考えるか(大学附属病院本院が地域において必要な医療を全て提供するということは必ずし
も要しないことに留意が必要)が重要な論点ではないか。
○
医療提供や医療安全の観点では、多職種の体制(人員体制、教育体制等)も重要であり、質的な観点、量
的な観点、双方含めた検討が必要ではないか。
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