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資料1 令和6年度事業の中間報告について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46575.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第19回 12/11)《厚生労働省》
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データ分析の概要

「②データ分析」の業務概要
本業務の成果物
を作成後、今後期
待するアウトカム

目的

• 医療現場でのポリファーマシー対策の精緻化
• 今後のポリファーマシー対策に関する調査研究の進展

• データ分析により高齢者の処方状況を分析し、ポリファーマシー状況の改善を測るための指標を検討する。
➢ 高齢者は多剤服用になりやすい傾向があり、薬剤による副作用や相互作用の発生リスクが高いため、医療・介護
現場においてポリファーマシーを回避することが重要である。
➢ ポリファーマシー対策が有効かどうかを測るためには、プロセス(薬剤の処方状況)とアウトカム(有害事象の回
避)の把握が必要であるが、医療現場においては、長期的なアウトカムの改善を網羅的に確認することが難しく、
まずはプロセス(薬剤の処方状況)の改善を確認することが重要と考えられる。
➢ また、本事業ではビッグデータを用いて分析する制約上アウトカムを適切に設定することが困難であることから、高齢
者に有害事象を引き起こしやすい薬剤(PIMsなど)の処方状況を分析し、ポリファーマシーの状況(プロセス)
の改善を測るための指標について検討する。

分析の進め方

• 本事業が設置する調査検討会で分析方針を検討する。
• 浜田委員に分析を担当いただく。
• 途中、調査検討会とは別にデータ分析に詳しい委員で構成するWGを開催し、分析結果について検討する。

分析で使用する
データ

• 八王子市のレセプトデータ(前述の浜田委員が所属する医療経済研究機構に既にデータがあり、使用可能であるため)、
NDBオープンデータ

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