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資料1-2 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金(一次公募)課題(案)一覧 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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・ 国内外の医療現場で大きな問題となっている薬剤耐性菌に関し、国内外の疫学・感染対策・治療に関する最
新の知見を踏まえ、診療所や高齢者施設等での薬剤耐性菌の検出状況、抗微生物薬の使用状況などに関す
る情報に医療現場から検出される薬剤耐性菌の解析結果を加えることによって薬剤耐性菌感染の制御を推進・
強化する方策について、我が国全体の薬剤耐性菌対策のレベル向上に資する提言を行う。
・ 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン戦略5.2「薬剤耐性に関する普及啓発・教育、感染予防・管理、抗微生
物剤の適正使用に関する研究の推進」に記載のある在宅医療及び高齢者施設での伝播経路に関する臨床疫
学的解析を行う。
・ 診療所及び高齢者施設における感染症診療及びサーベイランス体制の構築に向けた政策の提言を行う。
・ 診療所及び高齢者施設の抗微生物薬適正使用の推進において、専門性を有する臨床検査技師及び薬剤師
等の役割を明確するとともに、これらの職種がその施設の薬剤耐性対策に与える影響・効果を検討し、これを基
に必要な提言を行う。
薬剤耐性対策ガイドおよび上記の提言を基に、診療所及び高齢者施設でのモデル運用を実施し効果を確認す
る。また実施結果を踏まえた新たな提言を行う。

10,000

1

3

・ 国内外で利用可能な抗微生物薬について、臨床現場での使用状況および薬剤耐性への影響の度合い、供
給不安等についての調査及び資料作成
・ 抗微生物薬に対する最新の薬物動態学・薬力学(PK・PD)理論等に基づいて効果的に投与するための用
薬剤耐性(AMR)対策上有効な抗微生物薬の使用方法の 法・用量設定の検討及び評価。
最適化および有効性の維持に資する研究(HA-4)
・ 海外の抗微生物薬開発状況および利用状況について調査し、海外で推奨されていないものの、国内では保
険適応されている薬剤の有効性や臨床における重要性の調査及び検証・評価。
・ これらの成果を踏まえ、AMRに関わる感染症治療においての抗微生物薬の使用方法の最適化等について
整理した資料の作成。

20,000

1

3

課題ごとの予算
課題


(千円)

研究
期間
(年)

診療所及び高齢者施設を対象とする効率的・効果的な薬
剤耐性菌制御手法の確立のための研究(HA-3)

研究事業名

研究課題名

求められる成果

・ 現在の検査体制の課題の抽出・解析、より効果的な検査体制のモデル構築、試行とその評価。
・ 特にハイリスク行為が認められる集団に対する、具体的な受検行動につながるような、効果的な受検勧奨の
モデル構築、試行とその評価。
・ 利便性を生かした検査法のひとつとしての郵送検査に関する、保健所等での実施における診断精度の評価
や検査結果の公表の手法、陽性時に適切な診断・治療につなげる上での課題の解明、及び対応策の提言。
HIV検査体制の改善と効果的な受検勧奨のための研究(H
・ HIV自己検査の海外における知見の集積、それらを踏まえた、国内でのHIV自己検査を検討する上での課題
B-1)
の抽出。
・ 以上の成果を踏まえた検査体制構築のための手引きの策定。
・ 予防行動を含めた普及啓発、検査・相談体制の一貫した体制整備の地域モデルの構築、試行とその評価。
・ 新型コロナウイルス感染症といった他の感染症流行等による業務ひっ迫が生じた際の保健所等の検査体制
についての課題の抽出、及び対応の検討。

60,000

1

3