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参考資料2_第1~11回検討会の主な意見 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53950.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第13回 3/10)《厚生労働省》
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医療や介護を所管する部署や、区市町村、関係機関等とともに各種取組を進めている。
今後、在宅医療での医薬品提供体制の構築を進めるに当たっても、これまで地域ごとに
整備してきた在宅医療の提供体制や関係機関の連携体制等を踏まえて、これらに沿う形
で対応していくことが必要と考えている。また、国からは医薬品提供体制の構築に向け
た具体的な取組等を示していただきたい。
10.連携のための方策の例ということで、北海道恵庭市においては医師会も含め訪問看護師、
薬剤師など様々な多職種が連携している研修会を開催している。多職種が参加する研修
会はもちろん大事であるが、その中に地域の方々の声、ここの論点は必要なときに必要
な患者に供給できるお薬だと思うので、必要としている患者たちの状況、当事者の声が
入るような研修会の開催が望ましいと感じている。
11.医薬品の提供体制について、備蓄医薬品の情報共有なども行っていると思うが、医薬品
がどうしても手に入らない、時間がかかってしまう状況がもう少し続くと思うので、地
域でプロトコルを結んでおき、医師の処方があったとしても、そこに対応できない薬の
代替をするときにタイムラグが生じないための方策も地域の中で共有することを考えて
いくことも必要。
12.好事例について、対応できていないところに広げて行くフェーズに入る必要がある。そ
れでもまだ十分に対応できない場合には特例的な対応など次のステップを考えるという
形にすべきである。好事例を広げられないのであれば、なぜできないのか確認していか
ないと結果として進まないということになるので、是非とも推進していただきたい。
13.在宅に取り組んでいる薬局薬剤師は、医師、看護師との連携が必要であり、連携しなが
ら工夫して対応していることが多いと感じている。ただ、どう対応したらよいか分から
ないという地域もあると思うので、好事例の展開によって、何をすればよいか分かるよ
うにしていただきたい。
14.在宅で受けている患者側も困っていることがあると思うので、それを吸い上げるような
取組も必要ではないか。
15.地区薬剤師会などで地域における薬局機能の体制に関するリストを公表されているが、
独自に分かりやすく見えるようにしているところも若干あったが、細かい表のまま掲載
されている。もしかしたら医療者に見せるものであるのかもしれないが、患者側もどう
いった取組をされているのかこれを見て選ぶこともできると考えるが、患者側が見るリ
ストにはなっていない。まずは公表されたことがありがたいことだと思うが、これから
は患者側が薬局を選ぶ時代だと思うので、患者から見たときに分かりやすいような公表
のあり方をぜひ工夫していただきたい。
16.薬局の機能についての情報開示に関してはなるべく分かりやすいように、誰が見てもそ
れが一見して分かるような仕組みをつくっていただきたい。
17.在宅医療を受けている患者がいるということは、そこに医師含めて医療者が存在してい
る。医師にとってどういう薬剤の提供体制があるのかということになれば、必然として
ある程度答えは個々の地域から個々の事例として出ている。それを大きな枠の中で形と
してあてはめるのではなくて、医師と患者、患者と医師という単位から始まって、どの
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