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参考資料2_第1~11回検討会の主な意見 (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53950.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第13回 3/10)《厚生労働省》
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という課題がある。
11.がんの専門医療機関連携薬局が各都道府県の医療計画の中でどのぐらいしっかりと位置
づけられ実効性を持っているのか、今後、各都道府県の医療計画としてそういった専門
医療機関連携薬局を増やそうとしているのかということも、ポイントになってくるので
はないか。小児医療に関しても、5疾病・6事業の中で位置づけられているし、エイズ
診療の拠点病院を設けることも、国の施策として行われていると思うので、この専門医
療機関連携薬局が、関係者だけの議論になるのではなくて、本当にその地域医療の中で
医療計画に位置づけられて、行政としてそういった薬局をきちんと医療提供体制として
整備していくということに結びつける必要がある。
12.ヒアリングに関しては、そういった専門領域の仕事をすごく頑張っている方やそういう
専門性のある薬剤師を育成している方たちは、皆さん、すごく熱い思いがあるので、聞
くと、
「絶対に必要です」、
「絶対にやります」とおっしゃられると思うが、先ほど申し上
げたそういった2点を進めていただくために必要な方にも、本当に協力していただける
のか、実行可能なのかという辺りも含めて、幅広くヒアリングと情報収集をしていただ
ければと思う次第です。
議題3:病院の敷地内に所在する薬局に関する調査について
1. 地域ケア会議やサービス担当者会議への参加について時間が合わなくて参加できていな
いというところが多分にあるのではないかと考えている。
「薬局に声をかけてもなかなか
参加してくれない」という意見を聞いたりするが、敷地内薬局の場合にどうか不明であ
るが、1人の薬剤師しかいない薬局の場合、営業時間内にそれらの会議が開催されると、
薬局を閉めなければ参加できないこともあり、お互いの状況の理解をもう少し深めるほ
うが、こういった会議への参加が進むのではないかと思う。
2. 調査結果を見ると、1日当たり平均勤務薬剤師数について、敷地内薬局の場合は 5.7 人、
一般のほかの薬局平均は 2.7 人で、大分差がある。処方箋応需枚数も、かなり多い。一
方、在宅患者への対応は、敷地内薬局で 85%というのは、一般より多いのかどうか。仮
に多いのであれば、その要因はスケールメリットなのか。他に何か要因があるのか。
3. 在宅対応に関するデータについて詳細を見ると、91 回/以上の薬局が 15 ある。これが上
振れを起こしているだけなのではないか。実際には、たくさんの敷地内薬局が在宅に対
応していることはないのではないか。そういう意味で、これが優れている・多いという
書きぶりは修正した方がよいのではないか。
4. 在宅対応を一生懸命実施しているのはどういう医療機関の敷地内薬局なのか。敷地内薬
局がある病院の開設者は医療法人が多いということだが、どれぐらいの規模の医療法人
なのかということも分からないので、もう少し細かく分析したものを見せていただくと
納得できるのではないかと思う。
5. 薬局としての許可を得ていることから、機能を果たしていないのはそもそもの問題であ
り、一定の機能を果たしているということについてはよかったと思っているところもあ
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