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資料3 日本癌治療学会 提出資料 (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55468.html |
出典情報 | がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第17回 3/21)《厚生労働省》 |
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がん医療提供体制の均てん化・集約化に取り組む医療のイメージ(泌尿器手術)
背景
⚫ 第4期がん対策推進基本計画を踏まえ、都道府県が拠点病院等と連携して、地域の実情に応じ、均てん化を推進するとともに、2040年を見据えた持続可能ながん医療の提
供に向け、拠点病院等の役割分担を踏まえた集約化を推進する必要がある。
⚫ 現状分析も踏まえて持続可能な医療提供体制となるよう、均てん化に取り組む医療と集約化に取り組む医療について学会の意見を聞きながら、一定の考え方の整理を行う。
考え方
集約化の考え方
都道府県又は更に広域(※1)
で集約化の検討が必要な医療
•
国立がん研究センター、
都道府県がん診療連携拠点病院、
大学病院本院
•
地域の実情によっては
地域がん診療連携拠点病院等
がん医療圏又は複数のがん医療
圏単位での集約化の検討が
必要な医療
•
がん診療連携拠点病院等
•
地域の実情によってはそれ以外
の医療機関
均てん化が望ましい医療
•
患者にとって身近な診療所等
(医療技術の観点)
• がん医療に係る一連のプロセスである
「診断、治療方針の決定」に高度な判断を
要する場合や、「治療、支持療法・緩和
ケア」において、新規性があり一般的・
標準的とは言えない治療法や、高度な医
療技術が必要であり、拠点化して症例数
の集積が必要な医療。
• 診断や治療に高額な医療機器や専用設備
等の導入及び維持が必要であるため、効
率性の観点から症例数の集積及び医療資
源の集約化が望ましい医療。
(医療需給の観点)
• 症例数が少ない場合や専門医等の医療従
事者が不足している診療領域等、効率性
の観点から集約化が望ましい医療。
対象となる手術(泌尿器)
【都道府県又は更に広域で集約化の検討が必要な医療】
⚫ 希少がんへの手術療法
【都道府県で集約化の検討が必要な医療】
⚫ 高度な手術療法
➢ 膵頭十二指腸切除術、高難度肝切除
➢ 食道切除・再建術
➢ 骨盤内臓全摘術
➢ 悪性胸膜中皮腫に対する胸膜切除・剥皮術
➢ 肺がん手術(気管・気管支・血管形成及び他臓器合併切除を伴う、肺尖部)
➢ 血行再建が必要な縦隔悪性腫瘍手術、
➢ 頸胸境界領域の悪性腫瘍
➢ ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術
➢ 骨盤内臓全摘術
➢ ロボット支援腎部分切除術の難症例
➢ 後腹膜リンパ節郭清術及び後腹膜悪性腫瘍手術
➢ 遺伝性乳癌に対する予防的乳房切除
➢ 乳房再建(自家組織再建建、volume replacement ステップ2)
➢ 乳房切除(ロボット手術、内視鏡手術)
➢ 乳がんに対するnon-surgical ablation therapy
➢ 広汎子宮全摘術 等
【がん医療圏又は複数のがん医療圏単位での集約化の検討が必要な医療】
⚫ 一般的な手術療法
※緊急性の高い医療で搬送時間が重視さ
➢ 肺がん根治術
➢ 縦隔悪性腫瘍・胸壁腫瘍
れる医療等、患者の医療機関へのアクセ
➢ 胃切除
スを確保する観点も留意する必要がある。
➢ 結腸切除術
➢ 乳房切除
➢ ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術
➢ 卵巣がん、子宮頚・体がん手術 等
均てん化の考え方
• がん予防や高齢化、がんとの共生等の観点か
ら出来る限り多くの医療機関(診療所等)で
対応が可能であることが望ましい医療。
※このほか、国単位で確保することが望ましい医療として、小児がん・希少がんの中でも特に高度な専門性を有する診療等が考えられる。
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背景
⚫ 第4期がん対策推進基本計画を踏まえ、都道府県が拠点病院等と連携して、地域の実情に応じ、均てん化を推進するとともに、2040年を見据えた持続可能ながん医療の提
供に向け、拠点病院等の役割分担を踏まえた集約化を推進する必要がある。
⚫ 現状分析も踏まえて持続可能な医療提供体制となるよう、均てん化に取り組む医療と集約化に取り組む医療について学会の意見を聞きながら、一定の考え方の整理を行う。
考え方
集約化の考え方
都道府県又は更に広域(※1)
で集約化の検討が必要な医療
•
国立がん研究センター、
都道府県がん診療連携拠点病院、
大学病院本院
•
地域の実情によっては
地域がん診療連携拠点病院等
がん医療圏又は複数のがん医療
圏単位での集約化の検討が
必要な医療
•
がん診療連携拠点病院等
•
地域の実情によってはそれ以外
の医療機関
均てん化が望ましい医療
•
患者にとって身近な診療所等
(医療技術の観点)
• がん医療に係る一連のプロセスである
「診断、治療方針の決定」に高度な判断を
要する場合や、「治療、支持療法・緩和
ケア」において、新規性があり一般的・
標準的とは言えない治療法や、高度な医
療技術が必要であり、拠点化して症例数
の集積が必要な医療。
• 診断や治療に高額な医療機器や専用設備
等の導入及び維持が必要であるため、効
率性の観点から症例数の集積及び医療資
源の集約化が望ましい医療。
(医療需給の観点)
• 症例数が少ない場合や専門医等の医療従
事者が不足している診療領域等、効率性
の観点から集約化が望ましい医療。
対象となる手術(泌尿器)
【都道府県又は更に広域で集約化の検討が必要な医療】
⚫ 希少がんへの手術療法
【都道府県で集約化の検討が必要な医療】
⚫ 高度な手術療法
➢ 膵頭十二指腸切除術、高難度肝切除
➢ 食道切除・再建術
➢ 骨盤内臓全摘術
➢ 悪性胸膜中皮腫に対する胸膜切除・剥皮術
➢ 肺がん手術(気管・気管支・血管形成及び他臓器合併切除を伴う、肺尖部)
➢ 血行再建が必要な縦隔悪性腫瘍手術、
➢ 頸胸境界領域の悪性腫瘍
➢ ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術
➢ 骨盤内臓全摘術
➢ ロボット支援腎部分切除術の難症例
➢ 後腹膜リンパ節郭清術及び後腹膜悪性腫瘍手術
➢ 遺伝性乳癌に対する予防的乳房切除
➢ 乳房再建(自家組織再建建、volume replacement ステップ2)
➢ 乳房切除(ロボット手術、内視鏡手術)
➢ 乳がんに対するnon-surgical ablation therapy
➢ 広汎子宮全摘術 等
【がん医療圏又は複数のがん医療圏単位での集約化の検討が必要な医療】
⚫ 一般的な手術療法
※緊急性の高い医療で搬送時間が重視さ
➢ 肺がん根治術
➢ 縦隔悪性腫瘍・胸壁腫瘍
れる医療等、患者の医療機関へのアクセ
➢ 胃切除
スを確保する観点も留意する必要がある。
➢ 結腸切除術
➢ 乳房切除
➢ ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術
➢ 卵巣がん、子宮頚・体がん手術 等
均てん化の考え方
• がん予防や高齢化、がんとの共生等の観点か
ら出来る限り多くの医療機関(診療所等)で
対応が可能であることが望ましい医療。
※このほか、国単位で確保することが望ましい医療として、小児がん・希少がんの中でも特に高度な専門性を有する診療等が考えられる。
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