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資料3 日本癌治療学会 提出資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55468.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第17回 3/21)《厚生労働省》
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胃がんと直腸がんに対する胃全摘・低位前方切除術における
術後短期成績とhospital volumeに関するエビデンス
胃全摘における施設別年間症例数(hospital volume)と短期成績

低位前方切除(LAR)施設別年間症例数
(hospital volume)と術後在院死亡率
開腹低位前方切除(n=8,335)
施設別LAR症例数(4年)

N(%)

オッヅ比

95%信頼区間

P値

Low(1-31)

21(0.62)

Reference

Middle(32-55)

12(0.52)

0.84

0.40-1.79

0.654

High(56-91)

6(0.35)

0.59

0.23-1.57

0.294

Very high (92-444)

5(0.51)

0.84

0.28-2.50

0.760

腹腔鏡下低位前方切除(n=29,486)
施設別LAR症例数(4年)

胃がんに対する胃全摘71,307例
の解析。年間12例以上の胃全摘を
行う施設では有意に11例未満の施
設に比べ、術後死亡率が低かった。
(2011-15:NCD研究)

Iwatsuki M, et al. Gastric Cancer (2021) 24:526–34

N(%)

オッヅ比

95%信頼区間

P値

Low(1-31)

25(0.41)

Reference

Middle(32-55)

16(0.22)

0.54

0.28-1.03

0.063

High(56-91)

13(0.17)

0.41

0.20-0.82

0.012

Very high (92-444)

10(0.12)

0.33

0.15-0.72

0.005

直腸がんに対する低位前方切除術37,821例の解析。施
設の症例数別の術後在院死亡率において開腹アプローチ
では差はなかったが、腹腔鏡下手術では症例数の多い施
設で術後死亡率が低かった。(2014-17:DPC研究)
Oba T, et al. Dig Surg (2023) 40:39–47
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