よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料1)これまでの御意見を踏まえた論点に関する議論について (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25241.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第9回 3/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Ⅳ.患者の意思表明についての支援③
(医療に関する「意思決定支援」との関係について) ⇒ 資料2

(支援に当たっての留意事項)
○ 研究班の報告(※1)では、支援者は、以下の点に留意することが適切であるとされている。
① 独立性:当事者への意思決定機関やサービス提供機関(※2)から独立していて利害関係を持たない
② エンパワメント:自身や自尊心を取り戻す過程でもある。
③ 当事者主義:本人の希望や意思に基づいて行動。
④ 秘密を守る(守秘):プライバシーの尊重、当事者から聞いたことを他人に伝えない。信頼関係の前提。
⑤ 平等:すべての当事者が平等にアクセスできること。
⑥ 当事者参画:常に当事者の参画を得て進める。
※1 「精神科アドボケイト養成講座」(令和3年度厚生労働科学研究「精神障害者の意思決定及び意思表明支援に関する研究」(研究代表者:藤
井千代(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所))
※2 例えば、福祉事務所、児童相談所、教育、医療、福祉機関

(支援者の名称)
○ 支援者の名称については、利用する患者にとって分かりやすい呼称を設けるべきである。
2.支援者の要件
○ 支援者については、研修の受講による一定の資質を求めるべきである。
○ 他方で、特定の資格を必須とすることなく、ピアサポーター、相談支援専門員、弁護士等、多様な担い手による支援
が確保されるようにするべきである。
18